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なにゆえ“ワイルドビリー”というネーミングなんだろう?
店の名前も“CJ CAFE”という名なんだけど・・・詮索している時間もないので突入した。
これがまた、実にアメリカンな雰囲気のお店。
ただし、アメリカに行ったことがないから、細かいことはわからない。
ただ言えるのは、テーブルに座っているお客さんが、実にくつろいで会話を楽しんでいること。
店のある建物は「昭和ビル」といって、その名のとおり、昭和の初め頃、建築された実に味わい深い風情がある。
昭和ビルは、建築学的に貴重な建物と評価が高い。
この辺りの景観は、海岸通りを隔てて、神奈川県庁本庁舎、旧英国領事館(横浜開港資料館)があり、大さん橋からエキスプレスビル、横浜貿易会館、横浜海洋会館、キッコーマンビル(今はない)、昭和ビル・・・税関へと続く、横浜をイメージさせる近代建築の残るスケッチポイントだ。
メニューは、かなりのレパートリーらしいけれど、ランチとしては、
ワイルドビリー(見出し写真)と、Miss マイアミ(下写真)の900円2点を売りにしている。
ワイルドビリーは、沖縄によくあるタコライスの原型として、フライライスに豆入りチリコンカンが乗ったもの。
Miss マイアミは、オムライスにたっぷりのトマトクリームソースをかけたもの。
どちらも、アメリカンテーストといおうか、メキシカンといおうか、なかなかいける。
不思議なのは、ドリンクセット150円となっていて、注文をホットコーヒーにすると、食事前に提供されるほか、おかわり自由になるシステムになっているのだが、もしセットを頼まなくても、食後にホットコーヒーがついてくること。
事情を知らないと、注文もしてないのに、無理矢理セットされたように勘違いしてしまう。
ランチには、ほかに、CJカレー、ミートソースパスタ、カレーパスタ 各800円がある。
豪華なスペシャルセット 300円を頼むと、ドリンク、スープ、サラダ、デザートがつく。
(店内)
(外観)
ちなみに、CJカフェの名刺の住所を見てみたら、並木ビルとあり、昭和ビルとは違うらしい。
参考までに、10年前の住宅地図を確かめると、藤原ビルとなっていた。
日本大通りと富士山を被写体として、定点観測中です。
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