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何の気無しに目をとめた中に、ときどき「?」というものがある。
トマソン物件などは、ある学問分野を形成するまでにメジャーになった。
それから、ワープロなどの誤変換も話のネタにされる。
今回見つけた掲示は、新型インフルエンザなどの感染症やノロウィルスなどによる食中毒の予防のために、手洗いについて解説したもの。
① 流水で濡らし、石けんをよく泡立ててこする。
② 手の甲を洗う。
③ 指の間を洗う。
④ 親指と付根をねじるうにこする。
⑤ 指先・爪の間を洗う。
⑥ 手首を洗う。
⑦ 流水でよく流す。
この前、日テレの「世界一受けたい授業」で、大阪大学大学院の佐藤教授が、
早く読もうとすると文章上おかしな単語があるのに正しい文章に直して読んでしまう。
という、人間の脳の、予測し理論的に組み立てるという能力を実証していた。
「がっこうでたべのものことばりか かんがてえいるでのはないか」
と書かれているものを、早く読む。
「学校で食べ物のことばかり、考えているのではないか」
と、一文字一文字読むと、文字の並び順が間違っている単語でも、脳が都合よく読んでくれるというもの。
では、④をよく読んでみよう。
「親指と付根をねじるうにこする」とあり、
「親指と付根をねじる“よ”うにこする」ではない。
つまり、
「親指と付根をねじる。ウニ こする」なのだ。(痛!)
だからといって、実践しても、こんなイタズラをしてもいけない。
でもこれは、コンピュータ上で合成したもの。
くれぐれも、本当に書き込まないように。
「よ」を挿入するならOKかもしれないけど。
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