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「時代がようやく追いついた」
伝説的作品ともいうべき「AKIRA」が4Kリマスター版で今年発売されていることに、今回、GYAO!(ここをクリック!)で、1988年公開作品を配信されていなかったら気づかなかったかもしれません。
「AKIRA」は漫画が原作ですが、アニメーションとしても高く評価されました。
孤児院で兵器として超能力者を人工的につくる実験をし、中でも突出した能力を持った「AKIRA」の暴走(使用?)で東京が壊滅したのちの、2019年ネオ東京を舞台に物語が展開していきます。
腐敗した政府に、軍と反政府勢力による争奪とその結末が描かれます。
原作者の大友克洋氏と同年代のメタ坊は、当時、その創造的なストーリー展開や近未来的で精緻なマシーンなどに、眼を奪われていましたが、あらためてみると、暴走族やリンチ・体罰、「反帝」をスローガンとした学生運動やストライキ・デモなど、
同時代人として体験したことが背景に描かれています。
中心ポイントになっているものが「東京オリンピック」というのも皮肉なことに、ある意味、この新型コロナウィルスという生物兵器に苦しむ国民に、なんら痛みを共有しようとしない国家・政府がオーバーラップします。
配信終了(6月11日(木)23:59まで)間近になってコメントして、申し訳ありませんが、もし、4Kテレビをお持ちなら、ぜひリマスター版(ここをクリック!)を手に入れてみると、そのストーリー展開と映像に圧倒されること間違いありません。
「もう、始まっているからね・・・」
30年も前に描かれた作品の中で示されたこの予言は、新型コロナウィルスを封じ込められない世界のことを意味していたのでしょうか?
水爆~アキラ~新コロナウィルス~生物兵器~武漢ウィルス研修所・・・
(2020.06.20レイアウト・一部文字修正)
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