「新幹線はガラガラでしたよ」と、親の療養見舞で帰省した人から「おたべ」をいただきました。
あんこ入り生八つ橋を「おたべ」というのは、ブランド名らしく、井筒八ツ橋本舗の商品名は「夕子」というそうです。
抹茶を点てて、美味しくいただきました。
八つ橋に使われるニッキ(肉桂・桂皮・シナモン)は、風邪初期の発汗、解熱に漢方薬とされています。
そういえば、7月17日は祇園祭・山鉾巡行ですが、今年は一部鉾建てはあるものの、神輿渡御、山鉾巡行などの関連行事はすべて中止となりました。
祇園祭はもともと疫病退散を祈願した祇園御霊会が始まりといわれています。
疫病を流行らせる御霊を鎮めるため、疫病神「牛頭天王」を祀り、神輿渡御や神楽・田楽・花笠踊り、山鉾を出して市中を練り歩くようになったものが祇園御霊会です。
疫病である新型コロナウィルスの流行で、千年以上も続く祇園祭が催行できないというのも何かの因縁なのかもしれません。
歴史的には、応仁の乱と第二次世界大戦のときに中止となったそうです。
(20年前に行ったときの祇園祭)
世界の人々が集う祭典、オリ・パラが、多くの地域・多くの人種が交わるたびに、4年に1度変異種が生まれてパンデミックが起こるとしたら、これも何かの因縁なのでしょうか?
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