暖かさが暑さに変わる前に、そう心に決めていて、ついに入店を決行しました。
なんてったって「高血圧症」という基礎疾患保持者ですので「低カロリー」「減塩」「運動」の掟は守らなくてはなりません。
しかし、それを死守できないから、なんとなく正常、ときどき高血圧をくりかえしている訳で「人間だもの」と相田みつを先生に感謝しつつ、北海道ラーメンを堪能すべく「壱鵠堂」へ。
ガラガラと手動式の引き戸を開けて入店すると、「いらっしゃいませ~~~~」と大きな声の集中砲火を浴びます。
次に人数を聞かれ「ひとり」と答えると、有無を言わさずカウンター席に座るように指示が飛びます。
テーブル席がいくつか空いていても、ひとり客が並んで座っている中の空いているカウンター席しか選べません。
アクリルの仕切り板があるものの、熱い味噌ラーメンをすすり終わったお客さんはみな鼻をかんでいます。
しかし、ラーメン好きにとってみれば、そんな細かいことにこだわっていては、ラーメン制覇はできなくなります。
とにかく、何か頼もうと思いますが、ゆっくりしている余裕がないのがラーメン店の気短な心配りと「〇番さんオーダー入りました。ありがとうございま~~~す!」の掛け声。
オーダーは、各人の目の前に置かれたタブレットで注文します。
久しぶりのラーメン店でビビったメタ坊は、目の前に表示された「肉らーめん 税込 715円」にタッチするのみ。
しばらくして、熱々の肉らーめんが運ばれてきました。
正直、美味い。
甘味があってコクのある麦味噌が、スープを全部飲み干したい衝動を促します。
チャーシューではなく、ゆで豚バラ肉のさっぱりがすっきりした感じを加味するのでなおさらです。
しかし、ぐっとこらえて、スープを残し、お勘定を済ませ、店をあとにしました。
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