勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

続・『バトル・シップ』レビュー

2012年04月16日 | 映画
え~、昨日のレビューがあっさりし過ぎていたので追加レビューを書くことにしました。
完全ネタバレですので、嫌な方は見ないでね

物語は主人公アレックス(テイラー・キッチュ)がヒロイン役のサム(モデル出身でナイスバディ女優のブルックリン・デッカー)をナンパするところから始まります。ナンパに成功したアレックスとサムは恋に落ちますが実はサムのお父さんはアレックスの上官のシェーン提督(リーアム・ニーソン)なのです。

有りがちな展開なのですが、この3人の関係は映画に奥行きを持たせる為には必要なところでしょうね。ただ恋人同意の絆って部分がもう少し欲しかったような・・・

12年前に地球外生物がいる可能性のある星を見つけたアメリカは、その星に送信を試みる為に「ビーコンプロジェクト」と名付けられた計画を立ち上げていた。そして12年後の現在になってハワイでの多国籍共同の大規模軍事演習の最中に謎のエイリアンとその母船が地球(ハワイ沖)に来てしまいます。目的は地球侵略です。
そしてエイリアンは仲間を呼ぶ為にビーコンプロジェクトに使った送信機が必要なので母船やハワイ諸島を含む広範囲に目に見えないバリアをはります。ところがアレックスの乗る船と日本の護衛艦“みょうごう”を含め3隻はバリアの中のエイリアンに近い位置にいたために艦隊から孤立してしまいエイリアンと直接決戦となります。(多国籍艦隊はバリアの外にいるので手出し出来ない)
ここからは目を見張る戦いに突入!エイリアンの超高性能迫撃砲やらフレンチクルーラーの様な形の回転ドリルの攻撃にタジタジ。結局3隻とも破壊され沈没、戦う船を失ったアレックスと“みょうごう”の艦長(ユウジ・ナガタ:浅野忠信)達は救命ボートの上で意気消沈
ところがアレックスは観光用に停泊させていた古い船を見て「まだ戦えるぞ!」しかしそんな昔の船を動かせる人間は今の海軍にはいない。と、思いきや船には昔若い時代に名をはせた老人の退役軍人達が待ち受けているではないか!さぁ、出港だ!

この辺りは「そんな馬鹿なぁ」の世界だがこれもエンターテイメント、観てる私も思わず「行け行け!」てな感じに・・・

かくして戦いはアレックスの機転をきかせた作戦がはまりエイリアン撲滅に成功!演習中にミスを犯してすっかりシェーン提督に失望されていたアレックスは一躍英雄に とまぁスピードある展開でダレる事無く楽しめるのです。
実は時間がなかったので最後の最後(ロールエンド後のワンカット)が有る事を知らずに映画館を出ましたが後でネットで調べて見ると誰かがそのシーンのネタバレさせてくれていたので助かりました

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