変化しないと。

今日の日経新聞の社説に『百貨店は生き残りに向けて構造改革を』というのがあった。
先日の三越伊勢丹ホールディングスの社長が、業績不振の責任を取って退いたことで再注目された百貨店（デパート）の今後。結局「三越伊勢丹ＨＤ」は百貨店の原点に戻るという事を目指して失敗したのだが、Ａｍａｚｏｎを筆頭にネット通販全盛の時代に時代をさかのぼろうとするコンセプトに問題があったのかも知れませんね～。

店舗内エリアを貸してテナント化する方向に舵をとる百貨店もあるし、この業界は混迷の状態が続きそうです。現在、百貨店は昔の財産を食って生業を立てている状況、すなわち昔百貨店に頻繁に行った年代層（現在の老人層）が売り上げを支えていると言ってもいいのではないでしょうか。となると先は見えてるし今改革しないと立ち行かなくなりますね・・・

私なら、一層の事『くつろげる』をテーマにして一番お金を使える中年層を取り込みますがね～。折角広い店舗があるのだから「朝から一日中いても飽きない場所」にすれば面白いと思います。先日、岩盤浴に出かけた「水春」がヒントになりました。温泉は無くとも、マッサージや読書・食事・カフェ・ティーラウンジ・無料の映画提供などなど、友達や家族で一日中くつろげる空間にすればいいんじゃないのかなぁ。

何だか、物を売らないといけないという先入観に囚われ過ぎのような気がしますが・・・^^;