物づくり。

『タカタ負債額、１兆５００億円規模に　製造業で戦後最大』と大々的にニュース配信されていました。製造（技術）は妥協してはいけないし、忖度（そんたく）してもいけませんね。もちろん「面倒くさがって、手続きを端折る」なんて論外ですよ・・・
神戸製鋼の一件は“隠ぺい”はキーワードでした。規格未達の物を世に送るなんてことを最初にやろうとした責任者が罪深いし、それを容認し続けた責任者もしかりです。ほころびは小さい方が直しやすいし、大きくなってからではどうしようもなくなる良い例ですね。。。

「物づくり日本！」はどうなってしまったのでしょうか・・・
元来、総じて日本人は根気のいる作業や細かい作業が得意です。目先、お金にならないと思われるような事でも根気よく続ける人種だったからこそ「日本製＝良い物」が世界で認められたのではなかったのだろうか・・・こんな事では将来が危ぶまれますね

昨日の日経新聞に「国の成長戦略の一つ、日本文化の輸出を支援する官民ファンドのクールジャパン機構が振るわず、発足から４年経っても多くの事業者が計画を達成できていない」なんて書いていましたが、この場合の根本的問題は他に有るとしても、日本の製造業がこんなことじゃ“クールジャパン”自体の信も揺らぎそうですね～