ミカウバー日記!音楽とグルメと旅行が好き!

今まで参戦したライブや訪れた内外の場所や食べ歩いたお店などを中心にその時感じた雑感について書いていきます!

So Close ! やっぱり凄いデュオだ! ⑤

2018-05-23 10:25:25 | 日記
Wait for Me は明らかにライブの方がその曲の良さを表現できる曲の一つだ。この曲はDarylの、お気に入りなのだろう 以前彼の単独ソロライブに行った時にもこの曲を歌ってくれた。新曲2曲が収録されたベスト盤にもこの曲のライブバージョンが入っている。




ギター🎸の印象的なイントロから始まり、Darylはキーボードを弾きながらこの曲を歌い出す。
恋人と上手くいかなくなった主人公の男が出て行こうとすると女性を引き止めようとする歌だ。
感情たっぷりソウルフルに歌うDarylのヴォーカルは圧巻だ。

Wait for Me の余韻に浸る間も無く例のあの印象的なベースとそれを追っかけるサックス🎷の音色が会場に広がった!そうManeater の登場だ。彼らの最大のヒット曲でもちろん全米1位を獲得。
正に彼らの代名詞といってもいい曲だ。この曲のタイトルにまず驚いた!Maneater って凄くインパクト強いよね。 登場する女性は今で言う肉食系女子なんだろうか? でも男を虜にする魅力も兼ね備えてるみたいだ。イントロのベースの入り方なんかモータウン風だし、メロディはキャッチーだし売れるべくして売れた曲だとおもう。

この時点でまだ演奏してないあの大ヒット曲がある事はもちろんわかっていた。恐らくアンコールの一番いい所で演奏して会場を大盛り上がりにさせるに違いない。それまで温存するつもりだな、と、勝手に思っていた。しかしこの時点でまだ出てきていないヒット曲や聴きたいと思う曲が残っていることが凄い。いかに彼らがヒットメーカーとして素晴らしい作品を世に送り出していたかが分かる。

本ちゃん最後のAdult Education も程なく終わりいよいよアンコールに突入した。

アンコールの一曲目は Voices に収録されている全米5位まで上がったヒット曲 You Make My Dreams の軽快なリズムが始まった。この曲も聴いていると自然に身体がリズムを取り出すようなノリのいい曲だ。



そしていよいよあの曲の登場だ〜!と思ったのもつかの間カバー曲が続き最後はマービン ゲイの名曲 What's Going On が始まった。Daryl はアコースティックギターを弾きながら歌い始めた。この曲は以前Cyndi Lauper もカバーしていたので、そちらを聴かれた人も多いのではないだろうか?

ブルーアイドソウル の旗手である Hall & Oates の本領発揮のナンバーだと言える。自分たちのオリジナル曲を演奏するよりこういったカバー曲を演奏している時の方が楽しそうに見えるのは僕だけだろうか?

結局 大ヒット曲 Private Eyes を生で聴くことは叶わなかったけれど彼らの決して懐メロ アーティストではなく現役バリバリのアーティストであるということをライブパフォーマンスを通して教えてくれたのが嬉しかった。

こうして僕の初 Hall & Oates のライブ参戦は無事終了した。外をでたら流石に肌寒かったけど心はポカポカ暖かいまま家路を急いだのだ。


1990年 11月26日
Hammersmith Odeon , London

Setlist

1. Out of Touch
2. Family Man
3. Say It Isn't So
4. How Does It Feel to Be Back
5. Kiss on My List
6. Starting All Over Again
7. Everytime You Go Away
8. So Close
9. I Can't Go for That (No Can Do)
10. Sara Smile
11. She's Gone
12. Rich Girl
13. Wait for Me
14. Maneater
15. Adult Education

ーEncoreー

16. You Make My Dreams
17. Hot Fun in the Summertime
18. What's Going On



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