ミカウバー日記!音楽とグルメと旅行が好き!

今まで参戦したライブや訪れた内外の場所や食べ歩いたお店などを中心にその時感じた雑感について書いていきます!

今日で丸17年!

2018-11-06 15:03:21 | 日記
今日は僕の親父の17回目の祥月命日だ。そして曜日まで全く同じなのだ。

何年たってもやはりこの日は僕達家族にとっては特別な日であることには変わりがない。

何せそれまでの生活がこの日を境に一変してしまったのだから!

僕の親父は現役でバリバリ仕事をして社会的な地位もそれなりにあった人だった。その父親が突然いなくなるという事は目の前にあった大きな山が突然無くなったと同じくらいの衝撃があった。

いくら社会的な地位があった人でも僕にとってはただの親父としてお袋にとっても普通の夫として日常生活では接していたから、実際親父が亡くなって改めてその大きさを思い知らされた。

よくテレビのドラマで大切な人が亡くなった時に思い切り泣くシーンがある。とある人があれは嘘だ!本当に大切な人が亡くなった時は悲しすぎてすぐ泣くことなどできないと言っていた。

正にそうだった。僕も親父が亡くなったショックとその後に控えている葬儀や告別式の事、身内への連絡等々先にそちらに思いが向かって、涙ば一滴も出なかった。

取り敢えず親父ご恥ずかしくないようにちゃんと送ってあげるのが息子としての僕が出来る最後の事だと思い父の葬儀の終わるまでの数日間はその事に集中した。

初七日の法要もおわり身内も皆んな帰って行き家族だけが残った時初めて本当に親父は逝ってしまったんだとその悲しさがジワジワ湧き出してきた。

その夜親父が亡くなってから初めて息子として布団を被って泣いた。

葬儀が終わったあとは更に忙しかった。役所関連は直ぐしなくては行けなかったの母親を連れて市役所や年金事務所などをまわり、預金口座が凍結しているので銀行引き落としにしている支払いが全部止まり、それを振り込みに行かなくてはいけなかった。それに親父は次男だったので我が家には仏壇もお墓もなくてそれをどこで求めるかを探すところからスタート。もちろん相続の問題もあった。

兎に角する事なす事全て初めての出来事だったので本当に大変だった。

人一人がいなくなるということがどんなに大変なことかこの時に身をもって体験させられた。

昨年は父親の17回忌だったが僕が大病したので出来ないかと思っていたところ何とかその前に退院できたので退院から2週間後にヨレヨレになりながら内々で行った。

一昨年の年末に父の一番下の妹である叔母が亡くなったので父の兄弟全て彼方の世界に旅立ったことになった。僕の父親が一番長生きすると思われていたのだが兄弟や他の身内の予想を大きく覆して一番先に逝ってしまったのだ。でもやはりこの17年という年月の重さを今日改めて感じている。

今年は僕もかなり元気になったので父を偲んで食事会をする予定になっている。

改めて父の冥福を祈りたいと思います。