ミカウバー日記!音楽とグルメと旅行が好き!

今まで参戦したライブや訪れた内外の場所や食べ歩いたお店などを中心にその時感じた雑感について書いていきます!

夏に聴きたくなるアルバムはこれだ! Emotionl Rescue 編 ②

2020-08-08 08:18:00 | 音楽
アルバムはB面の1曲目のWhere The Boys Goで幕を開ける。この曲もいかにもStonesらしいロックチューンだ。この曲もSome Girlsに収録されているチューンを彷彿させるような少し突っかかるようなテンポの曲だ。

そして次の曲は意表を突いてヘヴィなブルースナンバーDown In The Hole だ。ここまでベタなブルースナンバーをアルバムに入れた事は久しくなかったと思う。しかもカバーでなくオリジナルと言うところに少しビックリ。でも僕はこのナンバーはアルバムの中でもお気に入りの1曲でした。

そしてアルバムタイトル曲にしてこのアルバム最大のサプライズのEmotionl Rescueの登場だ。このアルバムからの最初のシングルでもあるこの曲は本当にぶっ飛びました。



チャーリーのシンバル?の音からスタートしてビルのベースが追いかける、そこにいきなりミックのファルセットが入る。

??? 何だこりゃ〜!

一応これもディスコサウンドと言えるのだろうか?

しかしこの曲は全米3位まで上がる大ヒットとなったのだ‼️ 

恐るべしストーンズ!

とにかく今までのストーンズとは明らかに違ったテイストの曲だ。
ミックのファルセットによる歌唱が結構長い間続く。ここまで全面的にファルセットで歌うのはこの曲が初めてではないかな?このアルバムの次のTattoo You に収録されているWorried About You でもミックのファルセットが全開の曲だ。

ストーンズの6年前の来日公演の初日に実はこの曲を演奏してくれているのだ。ラッキーにも僕は初日に参戦していたので生エモレスを体感する事が出来ました。アルバムでた当初からライブには向かないだろうなぁと思っていたからサプライズでしたね。

意外とライブ映えするのでビックリ!

ミックの怪しげなファルセットに翻弄された僕たちをいつもの世界に引き戻してくれたのはセ2ndシングルともなったShe's So Cold だ。今でも時々セットリストに入るご機嫌なロックチューンだ。






そしてこのアルバムを締めくくるナンバーはキースがリードヴォーカルをとる名曲All About You だ。このアルバム以降アルバムのラストをキースの曲が飾ることが多くなった。


このアルバムは実験的な所もあるけどいつものストーンズもいて良いバランスで作られていると思う。そして音自体がカラッとした感じがするので夏に聴きたくなるのかもしれない。

是非このアルバムも聴いてみてください!





◆Emotionl Rescue◆

1980年6月20日
最高位 全米1位

Tracking List

 1.Dance (pt 1)
 2.Summer Romance
 3.Send It To Me
 4.Let Me Go
 5.Indian Girl
 6.Where The Boys Go
 7.Down In The Hole
 8.Emotional Rescue
 9.She's So Cold
10.All About You