野球漫画の第一人者である水島新司さんがお亡くなりになりました。




2020年の12月1日に63年間の漫画家生活からの引退を発表したばかりでした。

あれから1年と1ヶ月で帰らぬ人となってしまったのは長年水島先生の作品を読んだりテレビのアニメで観たりして育った僕たち多くのファンにとっては本当に寂しい限りです。
今にして思えばあの引退も体調の事もあったかも知れないですね。
その時のブログにも書きましたけど僕が一番最初に水島作品と出会ったのは男どアホウ甲子園でした。

その後はドカベンに野球狂の詩それから大人になってからあぶさんでした。
とにかく水島作品は試合の展開が実にリアルで漫画なんだけどハラハラドキドキしながら読んでました。
僕が水島作品で驚いたストーリーがいくつかあります。
①ドカベン 暑さのあまり審判が試合中に熱中症で倒れてしまった。
これって温暖化が進んだ今なら審判だけでなく選手にも十分起こり得る事ですよね。
②甲子園の優勝旗が盗まれた事件。
昨年実業団駅伝の優勝旗が紛失した事件の時に思い出しました。
③ドカベン 山田達が卒業するまで明訓高校は甲子園で無敗で終わると思っていたところ
何と弁慶高校に負けると言う大番狂わせが起こった。
④ 男どアホウ甲子園で東大を六大学野球で優勝させるという話。主人公の藤村甲子園を東大に合格させるために仲間がそれぞれ1教科を徹底的に勉強して当日ブロックサイン?で解答を甲子園に教えて合格させる。
ツッコミどころは満載とは言うものの漫画の世界はなんでもアリという事で
野球狂の詩で水原勇気と言う女性をプロ野球の球団に入団させて活躍させたり
あぶさんで主人公の影浦が40歳を超えてからキャリアハイの成績を収めたり60歳をすぎるまで現役で活躍する
など当時としては考えられない展開があったのも今となっては良い思い出ですね。
これは前にも書きましたけど僕は連載中はどの作品も結構真剣に読んでいたにも拘らずどの作品も最終回を読んだ事ないんです。
あしたのジョーや巨人の星それにタイガーマスクはちゃんと最終回読んでるのに水島作品だけは有名な作品のどれも最終回知らないんです!
これが僕にとっての七不思議かなぁ?
水島新司先生長い間僕たち野球ファンを楽しませてくださってありがとうございました。
ゆっくりお休みください。
改めて水島新司先生のご冥福をお祈りします。