ミカウバー日記!音楽とグルメと旅行が好き!

今まで参戦したライブや訪れた内外の場所や食べ歩いたお店などを中心にその時感じた雑感について書いていきます!

ウェンブリーで仕切り直せた! Sting カッコいい! ③

2018-05-26 14:40:02 | 日記
Roxanneから King of Pain まで一気に The Police 時代の曲が続く!これってSting のソロコンサートだよな? 思わず錯覚してしてしまうほどライブの流れにマッチしている。
やはりスリーピースの最小の構成ながらThe Police ってすごいバンドだったなぁと改めて思った。こんなパフォーマンスを見せられたらThe Police のライブが観たくなってしまった。



この3連発で観客を煽っておいてすぐさまソロの曲の世界に戻っていく。メリハリをつけるのが上手い。新譜の中でもサウンド的に最もヘヴィで僕の好きなタイトル曲 The Soul Cages はライブでは更にヘヴィに迫ってくる。そしてここから一気にエンディングまでつき進む。

次の曲はサプライズとも言うべき ジミヘンのPurple Haze が登場!Sting は以前 Little Wingのカバーをアルバムに入れた事はあるけど、ジミヘンの代名詞とも言えるこの曲を演奏したのには正直驚いた。Purple Haze は 出だしのギター🎸がなんとも言えずカッコいい、僕も大好きな曲だ。Sting のハイトーンボイスとこの曲 意外とよく合う。この時Sting はギターを弾いていたのだったか?やはりベースを弾きながらこの曲歌っていたのか?その辺りの記憶がないのだが・・・



まるで双子のような曲 If You Love Somebody Set Them FreeとWe'll Be Together が続く。

ソロになって初めて出したIf You Love Somebody Set Them Free を聴いた時、Sting カッケー❗️だった。確か夜ヒットか何かでこの曲演奏したような気がするんだけど・・・この曲は当時のSting のプライベートなゴタゴタがバックグラウンドにあってそれを書いたような事を聞いたような・・・

もし誰かを愛するんならそいつらを自由にしろ〜!うーん、確かに意味深だよね。そんな事は割り引いてもこの曲の登場はソロとしてのSting に取ってかなり重要な曲だったに違いない。僕の中での彼のソロで好きな曲の上位にランクされる。そして We'll Be Together は当時 キリンビールのCMで使われていた曲。一緒になろうぜと呼びかける。当時のキリンからtogether と言うワードを歌詞に使って欲しいと言われ作った歌だそうだ。 Sting ワールド全開の2曲が終わりライブはまたもやThe Police 時代の曲で締めた。最後の最後で名曲 Every Breath You Take とは。以前 Sting がこの曲はBen E King の Stand By Me と同じコード進行で作ったと言っていたので、実際ギターで試して見ると本当にそうだったのを思い出す。この一曲だけでもSting の才能 が凄いかがわかる。最後の最後にこの曲を持ってくるなんて反則だよなぁ!と、ここまで来て僕ははたと気がついた!

そう言えば僕の一番聴きたいあの曲がまだ登場してない事に❗️ もうお分かりですよね ,名曲中の名曲の Englishman In New York です。あれ?いつぞやのHall & Oates の時みたいな嫌〜な予感が❗️
ひょっとしてやらないの・・・ 当たってしまいましたその予感。結局この時のライブでは演奏しませんでした😭😭😭


実はこの日一番感動的だった曲はアンコールの最後に用意されていた。このライブの少し前に他界したQueen のヴォーカリストであるフレディー マーキュリーに捧げられたからだ。




僕の友人だったフレディーマーキュリーに捧げますと短いコメントをしてからたった一人でアコースティックギターを弾きながら Fragile を歌い始めた。この時の会場の雰囲気は何とも荘厳でそれでいて何とも悲しみに満ちた調べが響き渡りとても切なくなった。そして感動的でさえあった。

この重たい空気に包まれたままライブは終演を迎え、こうして僕のSting のライブ初参戦は幕を閉じたのであった。




1991年 11月30 日

Wembley Arena


Setlist

1.All This Time
2.Jeremiah Blues, Part 1'
3.Mad About You
4.Driven to Tears
5.Ain't No Sunshine
6.Why Should I Cry for You?
7.If I Were a Carpenter
8.Be Still My Beating Heart
9.Roxanne
10.Bring on the Night
11.When the World Is Running Down,
You Make the Best of What's Still Around
12.King of Pain
13.Fortress Around Your Heart
14.The Wild Wild Sea
15.The Soul Cages
16.Purple Haze
17.If You Love Somebody Set Them Free
18.We'll Be Together
19. Walking on the Moon
20.Every Breath You Take

Encore:
21.Message in a Bottle

Encore 2:
22.Fragile


# イギリスでライブ
# ウエンブリー アリーナ
# ロック コンサート


ウェンブリーで仕切り直せた! Sting カッコいい! ②

2018-05-25 11:50:54 | 日記
確かSoul Cages を製作している時にStingのお父さんが亡くなったか何かでこのアルバムは少し地味というか暗い感じに仕上がっている、というようなことを当時読んだ記憶がある。

正直僕もこのアルバムを最初に聴いたとき良いなと思えたのは All This Time とタイトル曲の The Soul Cages の2曲 だけだった。だからこのライブも新譜からの曲を多く演奏したらちょっとしんどいかも・・・と一抹の不安はあった。



軽快なリズムで聴きやすい All This Time でライブはスタートした。でもこの曲は曲調はアップテンポで心地いいんだけど内容は父親の死を綴ったものになっている。Sting も バンドも調子は良さそうだ。結局頭3曲はThe Soul Cages からの曲が続いた。Mad About Youも君がいなければとか君に夢中だ とか歌っているけどズシンとヘヴィな曲調のせいかハッピーになれない。4曲めにPolice の Driven to Tears が来てやっと少し落ち着いた。 ソロのStingは勿論いいけど やはり馴染みのある The Police の曲は良い。このライブでもThe Plice 時代のナンバーを演奏している。やはり観客の反応は圧倒的にこちらの方が良い。



特に前半のハイライトはやはり Roxanne と言える。ちょっぴりレゲエ調に聞こえるこの曲は実はSting によるとタンゴ調なんだそうだ。僕も完全にレゲエぽい曲だと思っていたんだけど。チャートのアクションを見るとそれほど大ヒットした曲ではなかったのには驚いた。Sting の ハイトーンの声と ギターの刻む リズムがとても鋭く絡み合って良い曲だと思う。観客のノリもここまでで最高の良さだった。淡々とギターのカッティングに合わせて歌うSting まるでレゲエというよりパンクといった方が良いのか? Clash の London Callingや Kinks の State Of Confusion に通じるものがあるね。そこからサビで一気に弾けるこの感じはやはりライブ映えする。

ここでやっと体勢を整えることが出来た僕はこれから展開されるライブの流れに身を任せるのだ!




1991年 11月30 日

Wembley Arena


Setlist

1.All This Time
2.Jeremiah Blues, Part 1'
3.Mad About You
4.Driven to Tears
5.Ain't No Sunshine
6.Why Should I Cry for You?
7.If I Were a Carpenter
8.Be Still My Beating Heart
9.Roxanne
10.Bring on the Night
11.When the World Is Running Down,
You Make the Best of What's Still Around
12.King of Pain
13.Fortress Around Your Heart
14.The Wild Wild Sea
15.The Soul Cages
16.Purple Haze
17.If You Love Somebody Set Them Free
18.We'll Be Together
19. Walking on the Moon
20.Every Breath You Take

Encore:
21.Message in a Bottle

Encore 2:
22.Fragile


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ウェンブリーで仕切り直せた! Sting カッコいい! ①

2018-05-24 12:15:12 | 日記
1991年の11月 は毎週Wembley Arena に行っていた。Sting のライブもその一つだ。この年Stingは
ソロ第3弾(ライブ盤は除く)のアルバム Soul C ages をリリース。そのアルバムを引っさげたツァーをスタートさせた。

実は5月ごろハマスミス オデオンでのライブのチケットをゲットしていたのだが、所用のためどうしても行けなくなってしまった。友人にチケットを譲って涙を飲んだ思い出がある。だからウェンブリー アリーナでライブがあると知った時は小躍りして喜んだ。




ハマスミスとウェンブリー アリーナではキャパが全然違うので出来ればハマスミス オデオンの方のライブに参戦したかった。

ポリス時代はそんなに真剣にSting の曲を聴いていた訳ではない。やはりソロのブルータートルの夢から聴き始めた。

それに続くNothing Like The Sun も素晴らしいアルバムだったのでそれに続くSoul Cages もかなり期待していた。ところがシングルになった
All This Time は聴きやすくて馴染みやすい曲だけど全体として暗くて地味な感じがした。これには期待が大きかった分いささか肩透かしを食ったのが正直な感想だ。

果たしてこのアルバムがセットリストの核となるライブはどうなってしまうのだろう? 一抹の不安が頭の隅を過ぎったのはいうまでもない。まあ、全曲このアルバムからの曲を演奏するわけでもないし、ソロの曲でもいい曲は沢山ある。ましてやあのPolice の数ある名曲の中から何曲は演奏するはずだから絶対盛り上がるはずだ!と言い聞かせてすっかりお馴染みとなったウェンブリー アリーナにへと向かった。


やはりイギリス人アーティストのライブということもあり会場は満席。今や遅しとStingの登場を、待ちわびていた。



この時も予想セットリストは全く考えず聴けたらいいな程度の希望曲のリストは頭の中で描いてはいた。

Englishman In New York は絶対聴きたい曲のトップにリストアップした。個人的にこの曲がソロのSting のベストソングだと常々思っている。それくらいこの曲は良く出来ているし、好きな曲の一つだ。Police なら勿論 Every Breath You Take
は絶対外せないね。

走行しているうちに開演時間となり客電が落ちライブがスタートした。

そして注目のオープニングは 新譜から先行シングルとなった All This Time の軽快なイントロが鳴り出したのである。




1991年 11月30 日

Wembley Arena


Setlist

1.All This Time
2.Jeremiah Blues, Part 1'
3.Mad About You
4.Driven to Tears
5.Ain't No Sunshine
6.Why Should I Cry for You?
7.If I Were a Carpenter
8.Be Still My Beating Heart
9.Roxanne
10.Bring on the Night
11.When the World Is Running Down,
You Make the Best of What's Still Around
12.King of Pain
13.Fortress Around Your Heart
14.The Wild Wild Sea
15.The Soul Cages
16.Purple Haze
17.If You Love Somebody Set Them Free
18.We'll Be Together
19. Walking on the Moon
20.Every Breath You Take

Encore:
21.Message in a Bottle

Encore 2:
22.Fragile


# イギリスでライブ
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So Close ! やっぱり凄いデュオだ! ⑤

2018-05-23 10:25:25 | 日記
Wait for Me は明らかにライブの方がその曲の良さを表現できる曲の一つだ。この曲はDarylの、お気に入りなのだろう 以前彼の単独ソロライブに行った時にもこの曲を歌ってくれた。新曲2曲が収録されたベスト盤にもこの曲のライブバージョンが入っている。




ギター🎸の印象的なイントロから始まり、Darylはキーボードを弾きながらこの曲を歌い出す。
恋人と上手くいかなくなった主人公の男が出て行こうとすると女性を引き止めようとする歌だ。
感情たっぷりソウルフルに歌うDarylのヴォーカルは圧巻だ。

Wait for Me の余韻に浸る間も無く例のあの印象的なベースとそれを追っかけるサックス🎷の音色が会場に広がった!そうManeater の登場だ。彼らの最大のヒット曲でもちろん全米1位を獲得。
正に彼らの代名詞といってもいい曲だ。この曲のタイトルにまず驚いた!Maneater って凄くインパクト強いよね。 登場する女性は今で言う肉食系女子なんだろうか? でも男を虜にする魅力も兼ね備えてるみたいだ。イントロのベースの入り方なんかモータウン風だし、メロディはキャッチーだし売れるべくして売れた曲だとおもう。

この時点でまだ演奏してないあの大ヒット曲がある事はもちろんわかっていた。恐らくアンコールの一番いい所で演奏して会場を大盛り上がりにさせるに違いない。それまで温存するつもりだな、と、勝手に思っていた。しかしこの時点でまだ出てきていないヒット曲や聴きたいと思う曲が残っていることが凄い。いかに彼らがヒットメーカーとして素晴らしい作品を世に送り出していたかが分かる。

本ちゃん最後のAdult Education も程なく終わりいよいよアンコールに突入した。

アンコールの一曲目は Voices に収録されている全米5位まで上がったヒット曲 You Make My Dreams の軽快なリズムが始まった。この曲も聴いていると自然に身体がリズムを取り出すようなノリのいい曲だ。



そしていよいよあの曲の登場だ〜!と思ったのもつかの間カバー曲が続き最後はマービン ゲイの名曲 What's Going On が始まった。Daryl はアコースティックギターを弾きながら歌い始めた。この曲は以前Cyndi Lauper もカバーしていたので、そちらを聴かれた人も多いのではないだろうか?

ブルーアイドソウル の旗手である Hall & Oates の本領発揮のナンバーだと言える。自分たちのオリジナル曲を演奏するよりこういったカバー曲を演奏している時の方が楽しそうに見えるのは僕だけだろうか?

結局 大ヒット曲 Private Eyes を生で聴くことは叶わなかったけれど彼らの決して懐メロ アーティストではなく現役バリバリのアーティストであるということをライブパフォーマンスを通して教えてくれたのが嬉しかった。

こうして僕の初 Hall & Oates のライブ参戦は無事終了した。外をでたら流石に肌寒かったけど心はポカポカ暖かいまま家路を急いだのだ。


1990年 11月26日
Hammersmith Odeon , London

Setlist

1. Out of Touch
2. Family Man
3. Say It Isn't So
4. How Does It Feel to Be Back
5. Kiss on My List
6. Starting All Over Again
7. Everytime You Go Away
8. So Close
9. I Can't Go for That (No Can Do)
10. Sara Smile
11. She's Gone
12. Rich Girl
13. Wait for Me
14. Maneater
15. Adult Education

ーEncoreー

16. You Make My Dreams
17. Hot Fun in the Summertime
18. What's Going On



# イギリスでライブ
# ロンドンのライブ会場
# ハマスミス オデオン
# ロック コンサート


So Close ! やっぱり凄いデュオだ! ④

2018-05-22 09:45:48 | 日記
全米No.1に輝いたI Can't Go for That (No Can Do) から後半戦のヒット曲オンパレードが始まった。 淡々と鳴り響く機械的なリズムマシーンにDaryl のヴォイスが被さって始まる曲。途中に入るサックスのムーディーなメロディがこの曲に厚みをもたらす。



淡々と続くこの曲、良く全米No. 1に輝いたものだ。しかも大ヒット曲の Private Eyes の次のシングルにも拘らず! これが当時の彼らの勢いなのだろうか? 良い曲だとは思うけど、決してキャッチーでもメロディアスでも無いのだが・・・

ライブが進むにつれてヴォーカリストとしてのDarylに焦点が行く。どんなタイプの曲も歌いこなせる上手さ、それに透明感のある声が最大の武器でもある。ブルーアイド ソウルと言われたソウルフルな歌唱。CDを聴いているだけでは本当の凄さはわからない。コンポーザーとしての才能は勿論のことヴォーカリストとしての才能も半端なくある事をこのライブを間近に見れる位置にいて強く感じた。

バックバンドも息がぴったり合っていて演奏もバッチリ決まっていた。ロックとかポップとかソウルなんてジャンル分けは全く無用でThis Is Hall & Oates ! だと思った。



Sara Smile 〜 She's Gone 〜 Rich Girlの3連発は初期の彼らの代表曲 いずれも全米トップ5 以内に輝いたヒット曲だ。Sara Smile は Darylの当時の彼女だった Sara Allen の事を歌った名バラード。ソウルフルに歌う様は 男性の僕が見てもカッコいいと思う。

She's Gone もソウルフルな一曲だ。彼女が消えた〜!とこちらは失恋の歌? Sara Smile もこの曲とブルーアイドソウルの旗手としての本領発揮のナンバーを続けて持ってくる辺り彼らの本気度がわかると言うものだ。とにかくステージまでの距離がある近いからダイレクトに曲の良さやパフォーマンスの凄さが伝わってくるのでぐいぐい引き込まれて行くのが分かる。

そして初めて全米1位を獲得した Rich Girl 。内容は女に振られて未練タラタラのちょっと情けない男の歌だ。キーボードを弾きながら軽快に曲はスタートそしてサビの辺りからダイナミックに展開これもソウルフレーバーたっぷり。。全盛期の洗練されたポップさは無いけど確かに売れ線の曲ではあるね。Sara Smile 〜She's Gone 〜Rich Girl
の3連発でブルー アイド ソウル の本領発揮した
後、ライブは一気にエンディングに向かって突き進むのだ!


1990年 11月26日
Hammersmith Odeon , London

Setlist

1. Out of Touch
2. Family Man
3. Say It Isn't So
4. How Does It Feel to Be Back
5. Kiss on My List
6. Starting All Over Again
7. Everytime You Go Away
8. So Close
9. I Can't Go for That (No Can Do)
10. Sara Smile
11. She's Gone
12. Rich Girl
13. Wait for Me
14. Maneater
15. Adult Education

ーEncoreー

16. Out of Touch You Make My Dreams
17. Hot Fun in the Summertime
18. What's Going On



# イギリスでライブ
# ロンドンのライブ会場
# ハマスミス オデオン
# ロック コンサート