虐待を生きぬいて~連鎖を切りたいと願って生きてきた人生と快復~

虐待のサバイバーからガーディナーへ。


大きな樹の根を見つけた。
どんな暴力からも「逃げていい」って伝えたい。

みっちーの活動

1 手話通訳活動を含めたミュージックサインアーティスト   &ピアニスト 2 人権活動(子ども、女性、障がい者、高齢者、メンタル系) 3 里親制度を広めたい 4 復興支援(体と心によいこと始めました) 楽しくて、優しい人に出逢って、自分も嬉しいを手渡しできるそんな活動がしたい。 すべては自分のための四苦八苦。 自分に優しく、他人にも優しくを心がける2014年。 合言葉は nice love song

ミュージックサイン アーティスト みっち~

「ファン」Byミック・サトー

お帰り♪

2013-01-12 10:08:47 | 魔女の宅急便
これは物語として読んでいただければ嬉しいです。

私の心の中にいる、小さなkasumi。

音楽が大好きで、おおきくなったら、教会でパイプオルガンを弾く人になりたい、音楽の先生になりたいと思っていました。

それにはpianoも弾けて、頭もよくないとできないと思いこんでいて、自分にはできないんだと思ってしまいました。
部活も吹奏楽に入ってpercussionとか、フルートとかにチャレンジしてみたかったのですが、時間的に難しく断念しました。

その時に、「泳げ」と言ってくれた先生がいて、水泳部では結構な活躍が出来ました。

高校に入ってやっぱりまた、吹奏楽に入りたい気持ちがありましたが、中学の時に吹いていないので無理だろなと思い、音楽部に入りました。

女性3部合唱でした。

指揮者も望まれてやったこともありますが、成果はどうかな?(笑)

その小さなkasumiのおかげで今の私の命があります。

専門学校時代は歌声サークルに入り、伴奏なしでいろいろハモッタリ、たくさん歌っていました。

でもそこでも、挫折を経験するというかいじわるに遭遇しました。

社交ダンス部もあり、そこでは楽しい時間を過ごしました。

社会人になってから、いやいやコピーバンドの一員になったり、それでも孤独にならないでよかったのかなと思いますが、「音楽をしていてはいけない」をいう想いがあったので、なかなか自由になれませんでした。

どう自分の役割がそこにあるのかが不鮮明で、「いなくてもいいんじゃないのか?」という想いは消えませんでした。


さて、kasumiはここしばらくお散歩に行ってくるとスキップして、私から離れたところ、そして安全なところで音楽に触れていました。

そこには、仲よしの歌を歌ってくれる、そしてそれを黙って聴いている、時には、ちょっと違うと思うとか(笑)

お散歩に行っていても、私との会話が出来なくなるわけではないので、ちょっと不思議な感覚でしたが、セラピストのゆりさんに聴いたところ、ないことではないので、心配はないわよと、言われました。

昨日友人宅へいってエレクトーンを弾いてきました。

それは小さなkasumiにとって、小学生の時以来のことでドキドキもし、ワクワクもし、楽しかった。

今、メロディが出来た曲が一つあって、それをpianoだけで弾いてみたいという気持ちがあり、そのコードの種類や、どのコードで弾くと曲に、スパイス的な要素が入れられるのを手伝ってもらいました。

pianoと違って、全てをコードでメロディを弾いているのをみて、音楽って深いなぁ…って。


今朝、起きるときkasumiがそばに戻っていました。

まだ寝ています。

疲れたのか、安心したのか、役目を終えたのかよくわからないけれど、しばらく休息の様子です。

もしかしたら、「エレクトーンは私が弾きたいんだ」としばし戻ってきただけかもしれません。

けれど、傷ついているわけでもなく、いい表情をしています。

大人と違って、彼らは傷つけあうことはしないから。

きっと助け合って、力を出し切ったのかもしれないですね。


ありがとう小さなkasumi、命を繋いでくれてありがとう。


1月11日(金)のつぶやき

2013-01-12 03:12:19 | Photomemo