イタリアのおばちゃんとオット´s 日記

イタリアのおばちゃんが語る、ローマでの平々凡々な人生&オットの腎移植体験記と透析生活回想録

ファブリツィオの彼女

2009-08-28 03:47:11 | 思ったこと
のこと、ここに書こうか書こまいか、、、ずいぶん迷ったけど。

2人の出会いは、3年前の9月頃だったかな、、、
イタリアのおばちゃんのそのオットの結婚式には登場してないけど、10月17日に事故に遭って4ヶ月の入院生活から出所してきた時には、つきあってた。
ウクライナ人で歳は現在37歳(だったと思う)
当時、イタリアのテレビ俳優のローマのお家に住み込みで働いて、ファブリツィオとは知り合いの紹介だったらしい
我が家に週2回お掃除に来てくれてる子は彼女からの同郷のよしみでの紹介(最初は双子の妹の方を紹介されたんだけど、後にエルバ島にトラバーユすることになり現在は姉の方が来てくれてる)
初めて会った時から、嫌になれなれしい人・・・と思って好きじゃなかった
でも、オットの親友の彼女だからご対面する機会は度々あって、、、
会うたびにだんだんもっと好きじゃなくなった
いつ頃だったけなぁぁぁ 去年の春だったかなぁぁ そのテレビ俳優の現在の愛人のもと彼氏であり、俳優のお抱え運転手だという男といざこざがあったとかなんとかで、本人曰く“セクハラを受けた”と言ってるが??? クビになり、自動的にファブリツィオの家に転がり込むことになった
彼女には、今年14歳になる男の子がいて、ずっとウクライナの両親が育てていた
去年・一昨年と、夏休みは1ヶ月以上その子をイタリアに呼び寄せていた
ウクライナには、自分の家も建てたらしい
そして、今年も恒例で呼び寄せするのか、、、と思いきや、事情はてんで違うことに発展していた
なんと、今回は夏休みが終わってもウクライナの祖父母のもとには帰らず、そのままローマで学校に行く手配になってるらしい。。。
ファブリツィオには離婚が成立した元妻との間に我が家のムスコと同い年の子供がおり、ファブリツィオが住んでる家には勿論そのアレッサンドロ用の子供部屋があるが、今回この事情によって、ベッドを2段ベッドに買い替え、洋服箪笥も子供っちぃそのタンスから2人分の衣類が入れられるような大きいものに買い替えるはめになったらしい
先日、実は、そのウクライナ軍団を含むファブリツィオ家族ともうひとりの親友のジョルジョ家族と我が家で、アリッチャにフラスケッタしに行った
集合が我が家になってたので、ファブリツィオ家族は少し早めに来て、待機してた
その時、皆が談話している居間にはいって一瞬とまどった
ファブリツィオの隣には、そのウクライナ子供がぴったり寄り添って座っており、しかもファブリツィオはその子に肩を組んでいる
実の子、アレッサンドロの前で、、、
そして、オットとジョルジョは意を決し、昨日、ファブリツィオを恒例お食事会と称して呼び出し、そのことについて説教することにした
誰とつきあってどうしようと、それは、それっぞれの勝手だから、いい歳してそんなことをどうこういう気はないが、“お前の息子はアレッサンドロで、ウクライナ人はあくまでもお前の今の彼女の息子にしかすぎないことを忘れるな”と、したためる為に。

意地悪すぎるかもしれないが、イタリアのおばちゃんは、彼女の行動の90%は、計画的犯行とふんでいる
彼女は確かに賢いから
案の定、今朝、オットの携帯に彼女から電話があって、
“昨日、ファブリツィオに何言ったの?”
“あの人は、2人から息子の対応についてアドバイスを受けた・・・って”
“あなたに電話したことはファブリツィオには内緒にしてね”
と、申したらしい
自分が何者だと思ってんだか
ロクに仕事もないくせに、住むとこに困らず、奥様扱いしてもらって、その上血も繋がらない赤の他人のむすこを貧しい自国から呼び寄せてもらって感謝のカの気配もないなんて