本記事の写真 © RSC/JAXA
さて、マイブーム?となりつつあるH-IIAロケット/MTSAT-1Rがらみで「H-IIA 7号機フライトシーケンスシミュレータ」を入手した。
入手先は、勿論RSC(株式会社ロケットシステム)ね。
● MTSAT-1R / H-IIA F7 カウントダウン - RSC
まず上記URLを開いて、ページの下の方にある「H-IIAロケット7号機打ち上げシミュレーション」のリンクから"H-IIAF7sequence.zip" (663KB) をダウンロードする。
ふむふむ。Readmeを読んでみるとこの「H-IIA 7号機フライトシーケンスシミュレータ」の動作環境は「Windows 98/XP、解像度1024x768」となっている。でも、きっとWindows MeやWindows 2000でもきっと動くんだろうな…。
# 指定動作環境以外での動作確認報告を求む!
内容として「このプログラムは運輸多目的衛星新1号機(MTSAT-1R)を打ち上げるH-IIA 7号機のフライトシーケンスをシミュレーションするプログラムです。」と記載されている。つまり、リフトオフからはじまって、SRB分離や第1段ロケット分離といったイベントを、MTSAT分離まで(と一寸)の45分間眺めることができる訳だ。
更に説明書のPDFファイルを開いてみる。操作はいたって簡単。プログラム起動後に、[S]でシーケンス開始、[ESC]でプログラム終了のみだ!まぁゲームじゃないんだから、所謂コントロールが必要ないのは不思議ではない。
それで「おすすめの使用方法」は?
そかそか、えーとライブ中継もRSCでやってたよな…ってとっくに終わってるじゃん…。
おすすめの使用方法
打ち上げのライブ中継を見て、リフトオフと同時にこのプログラムをスタートさせます。ロケットはあっという間に空に消えていきますので、その後のイベントについてはこのプログラムの映像と中継の音声で、よりわかりやすく進行を理解することができます。
実際のロケットにはカメラが搭載されており、ライブ中継ではそのカメラからの映像を見ることができますが、このプログラムでも搭載カメラからの映像に似たグラフィック表示をするシーンがあります。
打ち上げのストリーミング映像配信サービスを切望します>RSC
それから、非常に親切なことに「実行に必要なモデル等のデータ」付属なので、自分でデザインした模様をテクスチャマッピングできます。
勿論、かつをモデルのH-IIAロケットを打ち上げました(わはは)。まぁデザインできるのは第1段ロケットとSRBなので、第1段ロケット分離までの最初の7分間しか画面には出てこないけどね。