石兎の風流日誌

日常に考えた事を俳句・短歌で綴る。

世界空手大会

2009-08-15 00:55:39 | 日記
 テレビのローカルニュースを見ていたら、沖縄県の酒造組合が、世界空手大会を主催する県当局に、泡盛のミニボトルを寄付していた。
 (ふん!世界大会か・・・)と、私は我知らず、顔に嘲笑を浮かべてしまった。
 何しろ、空手の本家意識で世界大会を主催しているのに、県側(日本人)の選手達の成績が振るわないのだ。特に、組手が駄目だ。
 私は、夕方ジョギングをする為に、歩いて市の陸上競技場に通っているのだが。その道筋に、非常に繁盛している空手道場が有る。
 行きも帰りも、その道場を覗くのだが。そこの子供達が、自由組手の試合をしているのを、私は一度も見た事が無い。
 来る日も、来る日も型の稽古ばかりだ。
 外国人選手達は、組手の試合に強い! それは、彼等が、型の稽古よりも、自由組手の稽古に力を入れているからだろう。
 

 私は、舞踊になってしまっている型の稽古ばかりの沖縄空手に、危惧の念を持っている。

 『 実際に 役立ってこそ 価値が有る  自由組手せよ 沖縄空手 』 石兎

       =カキダミシ=
 
 昔沖縄の手(空手)自慢達は、夜、辻に立って通り掛る強そうな男に、試合を挑んだ(カキダミシ)と、聞く。
 彼等は、実戦で己の手の技を磨いて行ったのだ。
 無論、彼等は、手加減を心得ていたので、大事に至る事は、無かったと聞く。

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