変な夢を見た・・・。
私は、大勢の侍と隊列を組んで歩いていたのだが。と、そこへ切り込んできた一人の中年の侍に、隊列は、あっという間に切り崩されて四散した。
私は、隊列の後方にいたのだが、(己、狼藉者)と刀を抜き放って、その侍に斬りかかろうとしたのだが。襲撃者のその侍は、前方のほうに逃げて行った私の仲間達を追い掛けて行ったのでなかなか追い付けない。
私が、やっと、その侍に追い付いた時、辺りには誰もいず二人だけで有った。全身朱に染まったその侍は、猛然と、私に切り付けて来た。しかし私は、三、四回切り結んだだけで、その侍を切り倒した。(ふん、何だったんだ。あの勢いは。存外な奴め)と、思った途端、私は目が覚めた・・・・。
内の呑気者達に言わせると、ヒーロー願望、絶対的に自分が強い都合の良い夢だとの事。(おい、おい、夢の中まで自分に都合の悪い実社会的な現状は、お断りだよ・・・夢が夢たるものなのだから。好都合結構・・・それにしても。)
私は、年甲斐も無く、暴れたいと思っているようだ。
『 一昔 路地で出会った あの姉妹
あれから二度と 出会えぬ不運 』
『 黄昏の 路地吹き抜ける 秋の風 』 石 兎
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