東京都の石原慎太郎都知事の退任式には、失笑を禁じ得なかった。八十歳の老人の石原慎太郎前都知事が、米国のロッキーと言うボクシング映画のテーマ曲に送られて、都庁を去って行く・・・・・。いやはや、私には、テレビを見聞しながら、これは、ブラック・ジョークかと思った。
歴史を振り返ると、日本占領軍の最高司令官のマッカサー大将は、「老兵は、死なず。ただ、消え去るのみ」と言う名文句を残して、止めて行ったが。八十歳の老人である石原慎太郎前東京都知事は、ロッキーのテーマ曲に乗って、さらなる戦うステージを求めて、都庁を出立った。
いや、いや、矢張り、これはブラック・ジョークだ。老人なら、大物なら、あざとい演出などせずにどっしりと押し出すべきだった。
『 霜月に 為るも苛苛 引き続き 』
『 霜月や 日本外交 多事多難 』 石 兎
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