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おうち映画(日本)・街の上で/天外者(てんがらもん)

2022年05月28日 | 映画(国内)
「街の上で」
2019年
【日本映画専門チャンネル】

下北沢の古着屋で働く青年・荒川青(若葉竜也)
単独行動が多く、生活圏が狭いため下北沢を出ることはありません
そんな彼に、自主映画への出演依頼という非日常的な出来事が舞い込みます

下北沢という街については全く知らないので“下北沢らしい”良さはわかりませんが、青と4人の女性たちの群像劇は会話部分が多く面白く観ました
青に出演依頼をした監督さん(萩原みのり)は他の女性3人に比べて美人だけれど人としての魅力を感じませんでした
多分、それも考慮済の配役と脚本なのでしょう
成田凌さんが友情出演されています
劇中役が人気の俳優さん役で、オーラの違いが上手く出ていました
青の元カノ(穂志もえか)に「あなといても楽しくない」と言われションボリするところ
成田凌さんほど似合う役者さんはいないのでは?

不思議な魅力のある作品でした
     



「天外者(てんがらもん)」
2020年
【チャンネルNECO】

近代日本経済の基礎を構築し希代の天外者=すさまじい才能の持ち主と称された五代友厚の人生を描いた歴史群像劇

江戸末期、ペリー来航に衝撃を受ける日本
新たな時代の到来を察知した五代才助(後の友厚)は攘夷か開国かの内輪もめには目もくれず世界に目を向けていました
幕末までは面白かったのですが維新後は駆け足気味で、五大友厚についてある程度調べてから観たおかげで早い展開に何とかついていけました
映画ではなくドラマでじっくり描いて欲しいです

五大友厚を演じるのは三浦春馬さん
これほど激しく感情を表現する三浦さんは初めてで、ご自分のその後を察知しているように思えてなりません


坂本龍馬に三浦翔平
岩崎弥太郎に西川貴教
伊藤博文に森永祐希

意外な配役で新鮮でした

“地位か名誉か金か、大切なのは目的だ”
現代社会では“それはそうだけど…”ですかねぇ

三浦春馬さんの遺作ということで観たかった作品
巷の評価はイマイチですが三浦さんを観た、ということで満足しています
     





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