「きらきら眼鏡」
2018年
【Amazon Prime Video】
原作 森沢明夫
鉄道会社勤務の立花明海(金井浩人)は最愛の猫を亡くした空虚感からか、普段は手にしない自己啓発本を古書店で購入します
その本には、元の持ち主の名刺が挟まれており、線が引かれたいくつかの文章は明海が心を動かされたフレーズと見事に合致していました
気になった明海は名刺の大滝あかね(池脇千鶴)に思い切って連絡をとります
冒頭から原作のイメージと大きく違っていてガッカリ
原作よりさらに薄っぺらな印象しか残りませんでした
金井浩人さんと池脇千鶴さんとではバランスが悪すぎます
池脇千鶴さんにこの役はそれこそ『役不足』でしょう
大体、主人公に森沢明夫さんの「あおぞらビール」を読ませるってどう?
などなど
後半30分はそれなり観られましたけど、不満ばかりが残った映画でした
「舞妓はレディ」
2014年
【NHK BS】
京都を舞台に舞妓になるために頑張る少女の成長物語をミュージカル仕立てで描きます
舞妓がひとりしかいなくなってしまった京都の小さな花街・下八軒の老舗お茶屋・万寿楽に、突然、どうしても舞妓になりたいという少女・春子(上白石萌音)が現れます
最初は断られた春子でしたが、たまたま居合わせた語学学者の先生・京野(長谷川博己)が、鹿児島弁と津軽弁の混ざった春子に興味を示し万寿楽にいられるよう取り計らってくれます
万寿楽の仕込みになった春子でしたが、花街の厳しいしきたりや稽古、慣れない京言葉に悪戦苦闘
ある日、突然声が出なくなってしまいます
二度目の鑑賞
といっても一度目は序盤で挫折しました
多分、ミュージカル仕立てに馴染めなかったのだと思います
で、今回は申し訳ないのですがミュージカル部分は早送りしました
様々な苦労を乗り越え、無事舞妓になった春子
上白石萌音さんはあまり好きではない女優さんです
しかし、田舎出の垢ぬけない少女が一人前の舞妓に変わっていく様を見事に演じきっていて見直しました!
もう10年も前の作品ですけど
他のベテラン俳優さんたちも忘れてはいけません
草刈民代さん、富司純子さん、岸辺一徳さん、田畑智子さんらの“助演”あっての映画でした
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