GWも真っ只中・・みなさんいかがお過ごしですか?
今日は久々に主人も仕事が休み(仕事柄、土日祝日は出勤なのです)。
春休みには結局どこも遊びに行けず、やっと休みが取れて、
子供達と約束していた「多摩動物公園」に行くことになっていた
ところが、今朝になって、「急な仕事で行けない」と主人が言い出した。
このパターン、結婚前からよくあるケース。私は慣れていた。
独身時代に主人に「結婚しよう」と言われ、
丁度いい縁談がきていたにもかかわらず、
翌日、泣く泣くお断りしたら、「やっぱり、やめよう」と言われたことも・・
あ~、あの時、この男の言葉に騙されなければ、
今頃、幸せな人生を歩んでいたかもしれない。
まあ、今となっては過ぎたこと・・・
しかし、子供には理由は何であれ、通用しない。
いくら主人が謝っても、大声で泣き叫ぶ息子は、一向に泣きやまない
主人は「後はよろしく」と言わんばかりに、逃げるように、家を出って行った
あまりに、私は腹がたったので、「子供に嘘つくな!!」とすぐさま、
メールを送りつけた
さあ、その後が大変。
電車とモノレールを乗り継いで、一人で子供を連れていくのは、
最近、お疲れ気味の私には体力が残っていない
息子は膝を抱え込んだまま泣きじゃくる・・
娘は「大人、なんてそんなもんだよ」と冷た~く言い放った
ヤバい・・・このままでは、子供の信頼を完全に無くしてしまう。
しかたがない、私が老体にムチ打って頑張るしかないか・・
「今から、動物園に行こう!」
「やった~!!ママ、大好き」もう、子供達は大喜び
それから電車に乗ること、約1時間
多摩センター駅に到着。モノレールに乗り換えるために、
駅を降りる。
出店がズラーっと並び、何やらお祭りらしきイベントをやっている。
やれ、綿菓子だ、たこ焼きだ、せがまれ、いっこうにモノレール乗り場に
足が進まない。
そのうち、ポツリ、ポツリ・・・
大雨が降り出してきてしまった
「どうする?雨具買ってでも、動物園行く?
それとも、明後日でも天気のいい日に、出直す?」
「うん、今日はやめよう・・」
ほっとした。
それから、さんざん出店で遊び、買い食いしたあげく、
娘が文房具屋で便箋のセットが欲しいという。
つい、何日か前に買ったばかり・・・
心を鬼にして、金使いの荒い娘に「もう、ダメ!」と言うと、
案の定、思いっきり不機嫌となり、反抗的な態度でぶつかってきた。
「この、ドケチ女」
「親に向かって、なんてこと言うの」
コチラも売り言葉に買い言葉で、
恥も外聞もなく大ゲンカ
道行く人も、振り返って見ている。
「もう、帰ろう!」
自慢じゃないけど、40歳過ぎてから、一度怒りの温度計が沸点に達してしまうと、
そうは簡単には下がらない私である。
やはり、そろそろ更年期の始まりだろうか・・・
とにかく、帰りの電車の中では、一言も口を聞かず、
家路に急いだ
家に帰り、しばらくして、夕飯の準備をしていると、
息子がふとしたことから、「本当は動物園に行きたかったのに、ママが帰ろうって言ったから悪いんだ!」
と口にした
またまた一気にグラグラと私の中で、煮え湯が湧き始めた。
包丁をまな板に突き刺したが、残念ながらプラスチックなので、刺さらなかった。
「あんたなんか大っ嫌い」思いっきり叫んでやった
そんなわけで、夕食も頭にきて、買ってきた冷えたコロッケを袋のまま、
盛り付けもせず、テーブルの真ん中に置いた。
「残したら、承知しないからね」と怒鳴り付ける
ピンポ~ン
主人が帰って来た。
「ただいま~」と陽気に弾む声
見ると、大きなトイザラスの袋を、二つ抱えているではないか。
季節はずれのサンタのように・・
「今日はごめんね。プレゼントだよ」
「わ~!!パパ、ありがとう!大好き」子供達は狂喜乱舞
そして、ついに、私の中のグラグラと煮えくり返ったマグマが噴火
「何よ!私ばっかり憎まれ役ばっかり!」
みな、目を丸くして私を見ている。
そして、主人が一言・・
「どうしたの?子供のご機嫌だって治ったのに・・お前、もしかして、そろそろ更年期じゃないの?」
ひ~っつつ
皿を投げたかったが、今日に限って、袋のままのコロッケしか置いてなかったので、
思いっきり、握りつぶす。
手が油まみれになったが、そんなのおかまいなし。
怖れをなして、主人は子供の手をひいて逃げるようにして、出て行った。
大人げない行動に反省・・・
噴火したマグマも溶岩となって、徐々に冷め始めた頃、
重い腰をあげて、もう一度、食事の準備に取り掛かった。
そうだ。どうせなら、子供の大好きなハンバーグでも作るか・・
買い物袋を下げて、ひき肉を買いに行こうと靴をはいた瞬間、
玄関先から楽しそうな笑い声が聞こえた
「パパ、ハンバーグおいしかったね」
「良かったよ、ママに不味いコロッケ食べさせられなくて・・」
「し~っ、ママに聞こえる!」
「・・・・」
またまた、新な噴煙がのぼりはじめた。
靴を思いっきり、投げつけてやろうと思ったが、
いつもなら、あれだけ脱ぎ散らかしてある靴も、全員が履いてしまっているため、
投げる靴も見当たらず・・・全てにおいてタイミングの悪い一日だった
今日は久々に主人も仕事が休み(仕事柄、土日祝日は出勤なのです)。
春休みには結局どこも遊びに行けず、やっと休みが取れて、
子供達と約束していた「多摩動物公園」に行くことになっていた
ところが、今朝になって、「急な仕事で行けない」と主人が言い出した。
このパターン、結婚前からよくあるケース。私は慣れていた。
独身時代に主人に「結婚しよう」と言われ、
丁度いい縁談がきていたにもかかわらず、
翌日、泣く泣くお断りしたら、「やっぱり、やめよう」と言われたことも・・
あ~、あの時、この男の言葉に騙されなければ、
今頃、幸せな人生を歩んでいたかもしれない。
まあ、今となっては過ぎたこと・・・
しかし、子供には理由は何であれ、通用しない。
いくら主人が謝っても、大声で泣き叫ぶ息子は、一向に泣きやまない
主人は「後はよろしく」と言わんばかりに、逃げるように、家を出って行った
あまりに、私は腹がたったので、「子供に嘘つくな!!」とすぐさま、
メールを送りつけた
さあ、その後が大変。
電車とモノレールを乗り継いで、一人で子供を連れていくのは、
最近、お疲れ気味の私には体力が残っていない
息子は膝を抱え込んだまま泣きじゃくる・・
娘は「大人、なんてそんなもんだよ」と冷た~く言い放った
ヤバい・・・このままでは、子供の信頼を完全に無くしてしまう。
しかたがない、私が老体にムチ打って頑張るしかないか・・
「今から、動物園に行こう!」
「やった~!!ママ、大好き」もう、子供達は大喜び
それから電車に乗ること、約1時間
多摩センター駅に到着。モノレールに乗り換えるために、
駅を降りる。
出店がズラーっと並び、何やらお祭りらしきイベントをやっている。
やれ、綿菓子だ、たこ焼きだ、せがまれ、いっこうにモノレール乗り場に
足が進まない。
そのうち、ポツリ、ポツリ・・・
大雨が降り出してきてしまった
「どうする?雨具買ってでも、動物園行く?
それとも、明後日でも天気のいい日に、出直す?」
「うん、今日はやめよう・・」
ほっとした。
それから、さんざん出店で遊び、買い食いしたあげく、
娘が文房具屋で便箋のセットが欲しいという。
つい、何日か前に買ったばかり・・・
心を鬼にして、金使いの荒い娘に「もう、ダメ!」と言うと、
案の定、思いっきり不機嫌となり、反抗的な態度でぶつかってきた。
「この、ドケチ女」
「親に向かって、なんてこと言うの」
コチラも売り言葉に買い言葉で、
恥も外聞もなく大ゲンカ
道行く人も、振り返って見ている。
「もう、帰ろう!」
自慢じゃないけど、40歳過ぎてから、一度怒りの温度計が沸点に達してしまうと、
そうは簡単には下がらない私である。
やはり、そろそろ更年期の始まりだろうか・・・
とにかく、帰りの電車の中では、一言も口を聞かず、
家路に急いだ
家に帰り、しばらくして、夕飯の準備をしていると、
息子がふとしたことから、「本当は動物園に行きたかったのに、ママが帰ろうって言ったから悪いんだ!」
と口にした
またまた一気にグラグラと私の中で、煮え湯が湧き始めた。
包丁をまな板に突き刺したが、残念ながらプラスチックなので、刺さらなかった。
「あんたなんか大っ嫌い」思いっきり叫んでやった
そんなわけで、夕食も頭にきて、買ってきた冷えたコロッケを袋のまま、
盛り付けもせず、テーブルの真ん中に置いた。
「残したら、承知しないからね」と怒鳴り付ける
ピンポ~ン
主人が帰って来た。
「ただいま~」と陽気に弾む声
見ると、大きなトイザラスの袋を、二つ抱えているではないか。
季節はずれのサンタのように・・
「今日はごめんね。プレゼントだよ」
「わ~!!パパ、ありがとう!大好き」子供達は狂喜乱舞
そして、ついに、私の中のグラグラと煮えくり返ったマグマが噴火
「何よ!私ばっかり憎まれ役ばっかり!」
みな、目を丸くして私を見ている。
そして、主人が一言・・
「どうしたの?子供のご機嫌だって治ったのに・・お前、もしかして、そろそろ更年期じゃないの?」
ひ~っつつ
皿を投げたかったが、今日に限って、袋のままのコロッケしか置いてなかったので、
思いっきり、握りつぶす。
手が油まみれになったが、そんなのおかまいなし。
怖れをなして、主人は子供の手をひいて逃げるようにして、出て行った。
大人げない行動に反省・・・
噴火したマグマも溶岩となって、徐々に冷め始めた頃、
重い腰をあげて、もう一度、食事の準備に取り掛かった。
そうだ。どうせなら、子供の大好きなハンバーグでも作るか・・
買い物袋を下げて、ひき肉を買いに行こうと靴をはいた瞬間、
玄関先から楽しそうな笑い声が聞こえた
「パパ、ハンバーグおいしかったね」
「良かったよ、ママに不味いコロッケ食べさせられなくて・・」
「し~っ、ママに聞こえる!」
「・・・・」
またまた、新な噴煙がのぼりはじめた。
靴を思いっきり、投げつけてやろうと思ったが、
いつもなら、あれだけ脱ぎ散らかしてある靴も、全員が履いてしまっているため、
投げる靴も見当たらず・・・全てにおいてタイミングの悪い一日だった