スクラップブッキング日記

スクラップブッキング講師歴18年。
作品作りに明け暮れる毎日です。

無理難題。

2012-07-02 21:04:56 | Weblog
このところ、毎日、子供の勉強を見ています。
これがもう大変・・・
小学3年・4年の勉強を教えるといっても、
今年から「脱ゆとり教育」で新指導要領にのっとり、
教科書の進むスピードが早いこと、早いこと・・・

そして、内容も難しい・・・
主人はすでにお手上げ状態で(情けない)、
宿題の時間になると、さっさと逃げて行ってしまう


つまり、私が教えないと子供達は、授業についていけなくなる・・
そう思うと、勉強嫌いの私であっても、逃げるわけにはいかない

近頃では、先生に「わからないようなので、お時間のある時にご指導の程、
よろしくお願いいたします」と宿題のページの下に書いても、
どうやら、本当にお時間がないのか、ほったらかし・・・
確かに、頭の悪い子供と親の相手など、いちいち相手にしている時間など
ないだろう。

やっぱり、私がやるしかないか・・・
問題が解けなくて、頭を抱えていようものなら、
子供達に、「え~っ!ママこんなのもわからないの?」とか、
「本当に小学校、卒業できたの?」なんて言われる始末。

そんなことで、夜中、こっそりランドセルから教科書を取り出し、
予習はかかせない

ちなみに、算数・国語だけではなく、
この間は、音楽の時間「自分だけリコーダーが吹けない」と
泣きついてきた息子。

私だって、この何十年、リコーダーなんて吹いてないんだから、
吹けるわけないでしょ
第一、ママが子供のころは「リコーダー」なんて洒落た言い方ではなく、
「たて笛」と呼んでいた時代に習ったんだから。
それを、この私に教えろっていうの?

しかし、息子が泣きついてくるのは、よっぽどのことだろう。
仕方がない。隣町の本屋まで、指導書を買いに自転車を走らせ
100円ショップでリコーダーを購入。
もちろん、吹けないので、子供が学校に行ってから、
「ドレミ」から吹き始める。

そんなことやっているから、ブログの更新はおろか、
家事さえもおろそかになる。

すると今度は娘が、クラブ活動で「手芸部」に入部したが、
「手提げ袋を作りましょう」と課題が出ているだけで、
先生からは何も指導してもらえない!と泣きついてきた。

針の穴に糸さえもろくに通せない子供に、
どうやって手提げ袋などハードルの高いものをいきなり作れというのか!
だんだん腹がたってきた

私も小学校の時、同じく「手芸部」だったが、
「運針」と言って、手始めに手ぬぐいに、糸でチクチク縫う練習から始め、
雑巾から作り始めたものだ。
(なんか、戦後の家庭科の授業みたいで、時代を感じるわ~)

なのに、いきなり手提げ袋なんて・・・
仕方がない・・実家の母に聞きに行ったが、「忘れた」の一点張り。
短大の家政科で花嫁修業したという割には、役に立たず・・・

子供には言えなかったが、学校まで足を運び、
ついには担当の先生に、藁をもすがる思いで、
「なんとか指導してもらえないか」と頭を下げてお願いした。

若い女の先生は「いいですよ~」なんて、
あたかもお安い御用みたいに、答えてくれたが、
実際、娘は6年生のお姉さんに作り方を教わったらしい

娘の話を聞くと、どうやら、先生も雑巾一枚、縫えないタイプとみえた。
頼んだ私がバカでした
ともあれ、その件は無事解決

その他でも、理科で「モンシロチョウの足の数」がわからないと言われれば、
公園に虫取りカゴをさげて、探しに行ったり、
「サッカーの試合前に、シュート特訓がしたい」と言われれば、
ゴールキーパーにもなり、体当たりでボールにぶつかっていく私

40歳過ぎて、涙ぐましいとは思いませんか?


そんなこんなで、今日はどんな無理難題を押し付けられるか、
毎日ハラハラ、ドキドキの苦悩の日を過ごしております




コメント
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