久し振りの休日。
思いっきり寝坊して、パジャマのままゴロゴロして・・
と干物女的な休日を楽しみにしていたのですが、
小3の息子が友達を三人、家に連れてくると言だした
予定返上。
朝から大掃除
なんせ、ホームクラスと違って、リビングだけ片付ければOKというわけにいかない。
フロアー全部の部屋を、そこそこきれいにしておかないと、
どの部屋をのぞかれるか、子供のやることはわからない
以前もトイレと収納の扉を間違えて開けた子が、
雪崩事故に巻き込まれてしまったことがある
そうだ、洗面所もきれいにしておかないと・・・
それからお菓子も山のように買いに行かなくては・・
やることが一杯!
息子が一言。
「くれぐれも、安物のスナック菓子なんて買うなよ!
貧乏くさく思われるの嫌だからな」と・・
まあ、なんて、生意気な!
ケーキでも出せってこと?
9歳の子供に見栄はってどうすんのよ
とは言うものの、普段めったにお友達を家に呼ぶ機会がないのだから、
少しばかり彼の顔を立てなくては・・
仕方がない。お中元にいただいた美味しいドライケーキでも出すか・・
いいや、もったいない!
あれは、夜中こっそり、自分へのご褒美でいただく大事なお菓子。
あ~、なんてケチな女なんだろう。私って・・・
息子に「貧乏くさい」と言われても無理もない。
そうこうしていると、
ピンポ~ン
チャイムが鳴り、元気よく子供達が上がってきた。
「お休みのところスミマセン。お邪魔しま~す」
まあ、なんて気の利いた挨拶が出来る子なんだろう・・
さっそく、「テレビゲームをやる」と
みんな、バックの中からゲームのリモコンを取り出した。
マイリモコンときましたか・・用意のいいこと。
すると「すみませ~ん!手を洗わせてくさい」と言う。
なんてお行儀がいいんだろう・・
うちの子なんて、帰ってきてから、手なんか洗ったことないわ。
「あっ、おやつと飲み物は持ってきましたから、
3時になったら、食べるので、どうぞおかまいなく・・」
「そっ、そう?」
4人一列に並び、黙々と対戦型ゲームに熱戦。
この集中力。お勉強に生かすことは出来ないものだろうか?
さんざんゲームをやりまくり、時間が過ぎ、
そろそろ飽きてきた頃・・・
「ねえ、これ、ナナイのお母さんが作ったの?」
棚においてあるミニアルバムを指差す
「そうだよ」
「すっげ~っ!おい!見ろよ!何これ?」
キッチンでお皿を洗う手を止め、聞き耳を立てる。
「おまえ、幸せだよ~。オレなんか自分のアルバムなんて見たことないぜ」
「いや~、オマエが羨ましいよ。こんなの作ってもらえて~」
思わず、嬉しさのあまりニヤニヤしてしまう私
そうだ、3時!おやつの時間。
こんなに褒めてもらって、湖池屋のポテトチップスでは申し訳ない。
気がつくとふんぱつして、お中元で頂いたドライケーキを用意している私
「わ~っ、子供にこんな高そうなお菓子、いいんすかあ~?」
「ナナイ~、お前はやっぱり幸せものだよ」
褒め殺し・・・・悪い気はしない。
5時。帰りの時間。
「ところでお母さんって、何歳?」
息子が耳打ちして教える。
「え~っ!若く見えますね~、30代後半って言ってもごまかせますよ」
「あら、そう?」
ついには、お菓子のお土産まで持たせる私。
「また、良かったら、いつでも遊びに来てね~」
笑顔で手を振り、玄関先まで見送る
おだてられ、気分のいい一日でした
思いっきり寝坊して、パジャマのままゴロゴロして・・
と干物女的な休日を楽しみにしていたのですが、
小3の息子が友達を三人、家に連れてくると言だした
予定返上。
朝から大掃除
なんせ、ホームクラスと違って、リビングだけ片付ければOKというわけにいかない。
フロアー全部の部屋を、そこそこきれいにしておかないと、
どの部屋をのぞかれるか、子供のやることはわからない
以前もトイレと収納の扉を間違えて開けた子が、
雪崩事故に巻き込まれてしまったことがある
そうだ、洗面所もきれいにしておかないと・・・
それからお菓子も山のように買いに行かなくては・・
やることが一杯!
息子が一言。
「くれぐれも、安物のスナック菓子なんて買うなよ!
貧乏くさく思われるの嫌だからな」と・・
まあ、なんて、生意気な!
ケーキでも出せってこと?
9歳の子供に見栄はってどうすんのよ
とは言うものの、普段めったにお友達を家に呼ぶ機会がないのだから、
少しばかり彼の顔を立てなくては・・
仕方がない。お中元にいただいた美味しいドライケーキでも出すか・・
いいや、もったいない!
あれは、夜中こっそり、自分へのご褒美でいただく大事なお菓子。
あ~、なんてケチな女なんだろう。私って・・・
息子に「貧乏くさい」と言われても無理もない。
そうこうしていると、
ピンポ~ン
チャイムが鳴り、元気よく子供達が上がってきた。
「お休みのところスミマセン。お邪魔しま~す」
まあ、なんて気の利いた挨拶が出来る子なんだろう・・
さっそく、「テレビゲームをやる」と
みんな、バックの中からゲームのリモコンを取り出した。
マイリモコンときましたか・・用意のいいこと。
すると「すみませ~ん!手を洗わせてくさい」と言う。
なんてお行儀がいいんだろう・・
うちの子なんて、帰ってきてから、手なんか洗ったことないわ。
「あっ、おやつと飲み物は持ってきましたから、
3時になったら、食べるので、どうぞおかまいなく・・」
「そっ、そう?」
4人一列に並び、黙々と対戦型ゲームに熱戦。
この集中力。お勉強に生かすことは出来ないものだろうか?
さんざんゲームをやりまくり、時間が過ぎ、
そろそろ飽きてきた頃・・・
「ねえ、これ、ナナイのお母さんが作ったの?」
棚においてあるミニアルバムを指差す
「そうだよ」
「すっげ~っ!おい!見ろよ!何これ?」
キッチンでお皿を洗う手を止め、聞き耳を立てる。
「おまえ、幸せだよ~。オレなんか自分のアルバムなんて見たことないぜ」
「いや~、オマエが羨ましいよ。こんなの作ってもらえて~」
思わず、嬉しさのあまりニヤニヤしてしまう私
そうだ、3時!おやつの時間。
こんなに褒めてもらって、湖池屋のポテトチップスでは申し訳ない。
気がつくとふんぱつして、お中元で頂いたドライケーキを用意している私
「わ~っ、子供にこんな高そうなお菓子、いいんすかあ~?」
「ナナイ~、お前はやっぱり幸せものだよ」
褒め殺し・・・・悪い気はしない。
5時。帰りの時間。
「ところでお母さんって、何歳?」
息子が耳打ちして教える。
「え~っ!若く見えますね~、30代後半って言ってもごまかせますよ」
「あら、そう?」
ついには、お菓子のお土産まで持たせる私。
「また、良かったら、いつでも遊びに来てね~」
笑顔で手を振り、玄関先まで見送る
おだてられ、気分のいい一日でした