朝8時前に彼女の娘さんから電話がある。
「ひまわりのお花探したいけど
何処にあるか?」だった。
エンディングノートを読んだら
始めはコスモスかヒマワリを棺に
入れて欲しい
だけど生花を焼くのは可哀そうだからと
自分で折り紙のバラを折っていたと言う。
なんと彼女らしい・・・・
だけどねヒマワリを自分と孫の分だけ入れたい
おばちゃんの分も一本入れさせて・・・・
お母さん怒らないよね~~
うん、うん、絶対怒らないよ~~
喜んでいるよ~
コスモスとヒマワリ大好きだったから
本心はお花で埋めて欲しいと・・・・
家族葬で誰も来ないお葬式・・・
私は沢山のひまわり抱えて飛んで行きたい。
だけど・・・・そうはさせないモノがあった。
彼女は主人のいない時に電話して来る。
主人のいない時に喫茶店で会う。
そんな間柄になっていた。
昔は行き来していて和やかだったのに
我が家で遊んでいる時は再三電話が掛かる。
私が遊びに行っていると畑から再三戻り
お茶や用事を言いつける。
最悪は・・・・ご主人のお母さんの葬儀で
当日行けなかった私は後日お花代としてお参りした。
それを返されたのだ・・・・
彼女は申し訳なさそうだったが
「言い出したらきかないので・・・」と
ボタンの掛け違いは何から生じたのだろうか?
分からないが・・・・
何かが癇に障ったのだろう・・・
私は彼女の死がコロナ禍の時であってくれて
良かったと思っている。
娘のYちゃんには後日伝えようと・・・
出来るかな?
とにかくyちゃん、気が利かないおばちゃんだと
思ったでしょうね・・・・
ごめんね。
こんな時があったんだよ~~
Yちゃんも知らない時だもんね。
小野田高校に入学してすぐかな?
昔から細くてべっぴんさんだった。
周りの大人が言っていた位。
もう苦しみや痛みから解放されましたか?
一年間、しんどかったね。
よく頑張ったね。
その苦しい時寄り添えないでごめんね。
55年以上の長いお付き合い。
最後の電話、最後の手紙本当にありがとう。
また、会おうね。