キ上の空論

小説もどきや日常などの雑文・覚え書きです。

ですます調がそぐわない気分なので今日は口語

2008年06月04日 | 日常
 昔はDVって言わなかったけれど、昔から暴力依存の人はいて。分類では口唇期に何らかの問題を抱えたヒトと言われ。依存する相手に拒絶される、あるいは拒絶されたように感じると、赤子が親の庇護を失ったような絶望感を感じるのだとか。だからどこまでもしがみつくのだとか。非依存者を失うことは文字通りこの世の終わりのようなものなのだとか。殴ったことをものすごく後悔するけれど、殴ることで得る歪んだ万能感に似たものから得る快楽、に抗えないのかも。
 病院に行けと言いたいけれど、医者よりはカウンセラーの領分なのかな。どちらにしろ当たり外れはあるわけで。治療を受けること、カウンセリングを受けることと、それまでの自分が否定されることはイコールではないのだけれども。殴る自分を否定したい気持ちがなおさら思い込みを強化して、でも否定されるのは怖い。だから病院とか治療とかいう言葉は頭から否定。
 カウンセリングの手法までは習っていないので、物言いが中途半端になってしまうけれども。どこかに「大きなお荷物」が隠れているなら、誰かを殴っても誰も幸せにしないとわかっているのだから、不安をまき散らす「荷物」をやっつけてみたらと思う。それをヒトに転化させているうちは、本人も含めて誰も幸せにしない。やっつけ方はプロに相談したらいい。

 精神に過負荷がかかったとき、男は壊れる方向に、女は歪む方向に進みやすいと聞いたような。歪んだら誰かに代わりに壊れてもらおうとするんじゃないかな。殴られる女は殴らせる女かも知れず。ただ、希少なケースを挙げて鬼の首を取ったように被害者面するのは、加害者の方だろうなあ。

 カウンセラーの相談料が弁護士の法律相談並みなのは、内訳のかなりの割合が危険手当だからなのかとか、そんなこともついでに考えつつ。
 暴れるクライアント、ストーキングするクライアントなどなど色々いるようですから。
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