キ上の空論

小説もどきや日常などの雑文・覚え書きです。

ヒューベルトとあの茸について妄想働かせていた

2023年11月15日 | 二次創作
以下、以前ふせったーに書いたもののコピペです。整えてもいません。


しばらく足止めされるものの、問題のある後遺症が出ないことは知っているようなのに、茸を食べたときの絵面は初めて見た感じ。
もしかして、食べたことあるのか?
ベストラ家に資料があるなら、食べたときの絵面の説明くらいは載っていそう。何を食べたのかわかるようにしないと、別の毒キノコと勘違いしても困るでしょう。茸毒とその後遺症はなかなかしゃれにならないものも多い。

ヒューベルトが「他のフレスブルグ家の方」にお仕えしている時に、エーデルガルトを迎えにいけるよう自分から口添えしてやってもいいけど、その代わり、この茸を食べて見せてくれという趣旨のことを言われたとする。
もちろん嘘です。ヒューベルトもそれはわかってる。わかっているけれども、こういうことを言ってくる輩はお断りすると、にやにやしながら「なんだ、エーデルガルトは思っていたより人望がないんだな」くらいのことを言ってくるものです。残念ながらそれもわかってる。
なぜこんな真似をしたかといえば、嫉妬と不安でしょう。この二つは膨らみすぎると宿主の人間性を原型を失うレベルで破壊します。
エーデルガルトの父イオニアス帝は寵妃の後ろ楯とするために小貴族のその兄に大公位と広大な領地を与えてしまったポンコツです。更なる後ろ楯としてエーデルガルトを次期皇帝に指名する心積もりが元々あって、ヒューベルトがエーデルガルトに仕えるようになったのはその布石と考えられます。フェルディナントがある時期から帝都を離れていたのは、更なる布石として彼を次期皇配に指名されるのを避けるためでもあったのではないかと。嫡子を分捕られたら、エーギル家がフレスブルグ家に吸収されてしまう。
イオニアス帝のきょうだいの話が単語ひとつ分たりとも出てこないのも、エーデルガルトのきょうだいにとっては大きな不安要素かもしれません。後宮の存在が明示されているなら、なおのこと。
皇帝がひとりっこだから仕方なく即位したわけではないでしょう。アドラステア皇帝は代々セイロスの紋章を持つ者となっていますから、紋章を持たないきょうだいは脅威になる恐れもなさそうなのに、存在しなかったみたいに語られもしないのです。
嫉妬と不安から身を守るために、エーデルガルトを脅威ではないと思い込もうとしたり、自分の中で矮小化させたりするのはありがちな防衛です。エーデルガルトは「かわいい」「かわいい」って言われ慣れたかわいい子だったはずです。
本人に向かって「かわいい」が浴びせられなくなり、見えざる脅威になったとき、不安はやたら大きくなります。不安が大きくなりすぎて制御出来なくなると、人は本人があとから思い返しても信じられないようなバカな真似をしてしまうものです。
そして茸を。おおお。小さなかわいいエルを恐れてベストラ侯をブチキレさせるという暴挙に出てしまったとしたなら。ブチキレついでにベストラ父さんは「そうだ、二度とこんなことのないように、エーデルガルトも(機会があったら)消しとこう」と思い至る。きょうだいがおばかだったためにとんだとばっちり。もとはと言えばイオニアス帝のパワーバランスをわきまえない寵妃びいきが原因なんてすが。彼女の幸せと安全を考えて、ちゃんと味方とほうれんそうしといたら良かったのに。恋は嵐。
……という妄想でございました。
 短文にしようかと思ったけど、まとめる暇がとれそうにないので投げます。書きたいかたは拾ってどうぞ。ただのアイディアなので。
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