「パッチギ！」の呪い？

「パッチギ！」は2005年公開の映画で、井筒和幸監督。
京都における日本人の少年と在日コリアンの少女との間に
芽生える恋を中心とした青春映画。
主演が塩谷旬、ヒロインが沢尻エリカ、その兄が高岡蒼佑。
当時ファンだったオダギリジョーが出ていたので、
公開当時に映画館で見た。
オダギリは、アルフィーの坂崎さんが、役のモデル。
主演の3人（高校生役）は、当時無名だったけど、
「これはキャスティングされるわね」と納得の存在感。
塩谷旬は、のほほんとした普通の高校生。
同級生役の小出恵介と騒動に巻き込まれる。
沢尻エリカは、在日コリアンの高校生。
超美少女で清純、そりゃ一目惚れされるわ。
高岡蒼佑は、その兄で、朝鮮高校の番長。
これがまた、腕っ節が強くて、かっこいいのよ。
他にも、真木よう子が、
ちりちりパーマの朝鮮高校スケ番役で、
卒業したら清楚なナースになったりして。
暴力シーンが多いのは勘弁だったけど、
映画全編の勢いが強烈で、
そのまんま無名の新人3人の勢い。
その後はご存知の通りの、活躍やら、騒動やら。

今日発売の、週刊文春と新潮の見出しに、
奇しくも3人の名前が載っているのを見て、感慨深い。
製作会社のシネカノンもつぶれたし、
オダギリも最近苦戦しているし、
呪い？