いきなり脳腫瘍~病名が聴神経腫瘍→右脳腫瘍→右小脳橋角部髄膜腫。手術後に東日本大震災、2度目は右顔面神経麻痺~

最初の病気の告知から入院・手術と順繰りに回想…はブログの頭(2012.4.7開始)の方、2018.3の再手術で障害を負う

麻酔から醒めた

2012-05-03 11:18:16 | 脳腫瘍(闘病)
どこにいるのかわからないけれど、
「南姫ちゃん、手術大成功だよ~」
と言う叔母さんの声が聞こえた。
このときの気持ちは、嬉しい!じゃなくて、
「私、生きて戻ってこれたんだ・・・」

次に来た激しい吐き気。
昨日の夕飯以降は何も食べていないのに、
猛烈な吐き気で、吐きっぱなし。
S先生の声も聞こえた。
「小脳をいじっているから、これは朝まで続くかも・・・」
(注:小脳をいじると、吐き気がひどい)
その後、人の気配がなくなり、病室に戻ったことがわかった。
実際には、ナースステーションの隣にある高度治療室だったが。
吐きっぱなしで酸素マスクはとうに外れている。
やっと吐き気が収まってきたら、口の中がネトネトして、
違う意味で気持ち悪く、喉が猛烈に渇いている。
今何時頃だろう?随分時間が経ったから、明け方か。
男の看護師が来た。
「酸素マスクが外れているけど、
これは朝までやっていないと感染症が云々・・・
誰が外していいと言ったんですか?」
ずっと吐いていたんだから、S先生だって知っているし、
と説明する気力もなく、「わからない」と答える。
「お水が飲みたい。ずっと吐いていたから、脱水症状になっている」
と訴えるが、
「いくらも吐いていないから、脱水にはなっていない。
点滴から水分は取れているから」
私の要求は却下された。
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