嬉しいことに、赤坂孝史先生の9月単発大阪講座を受講させて頂いた。
今回は小壺の漁港の風景。
今回もいつものように、午前中はまず、
光と影、明暗のコントラストを学ぶ為にモノクロで描いた。
漁村の港に光りが当たって、中央部はキラキラと光る海、船や漁具に出来る影という
逆光風景だ。
所が今回、私は、モノクロを何故、描いているのかという、
基本的なテーマがすっぽりと頭から抜け落ちて、形を追うだけの絵になってしまっていた。
午後の一番に参加者全員の作品が並べられ、先生の講評を頂いたが、
他の皆さんの作品と自分の作品を見比べた時、初めて、自分がテーマを如何に
とらえてないかに気がついた。
明暗のコントラストが甘いというより、全くない!。
先生からも、濃い暗さを描くことによって、明るい光りが浮かび上がる。
私の絵は、100%の暗さが60か70位しか、描かれてないとの指摘を頂き、
ガーン!!とショックで受け止め大いに納得させられた。
赤坂先生の講座受講は3回目なのに、モノクロで描く意図を学習出来てなかった自分が
情けないが、これを反省材料にして、心に留めておきたい。
帰宅翌日、先生のアドバイスを思い出し、暗い影の部分を描き足して、何とか
仕上げた。が、もっと、コントラストの差はあっても良いのじゃないかとも思う。
暗くなりすぎるのが怖くて、思い切って描けない自分がもどかしい。