ほのぼのとしたタイトルと可愛らしい装丁にひかれて手に取り
そう言えば映画にもなったのよねぇ・・・
と、言う知識だけで借りた小川糸さんの「食堂かたつむり」
読み進むうちに普段ただ惰性で料理を作っている自分を反省したり、
なにげなく食べていてるお肉が加工されるまでの工程って
頭ではわかっているつもりだったけど、動物や植物の「命」を頂くっ事の
大切さを改めて感じてしまいました。
そして人や動物へのいろいろな愛の形・・・・
母親として認められたくないほど破天荒な生活をしていた母から
再婚話と病魔に冒されて余命幾ばくもない事を告白されて
その母親の結婚披露宴に長年育てて来た豚を料理に使おうという所には
けっこうグット来る物がありました。
その豚さんは母親には娘のようで娘には妹のような存在だったから・・
(母親は自分が死んでしまったらきっとその豚も寂しがるからだろうから
この機会にと思ったようです)
でも、ああする事が慈しんで育てた家畜への本当の愛情なのかもしれませんね。
普通の暮らしをしている私達には、動物を殺して解体なんて出来ないし
正直出来るならばそんな場面に遭遇したくないと思うけど、それは卑怯な事
なのかも・・
他の物の命を食べるという行為にはそれだけの重みがあって
大切に育てた家畜のお肉をひとつ残らず料理して無駄にしない事って人間の
生きる基本なのかもと思いました。
でも、やっぱりそこの描写が切なくて読みながら夜中一人で号泣してしまっていたら
にゃんこの「うり」がやってきて私のお腹の上でゴロゴロいうもんだから
ますます切なくなってしまったのでした
他にもいろいろ考えさせられた本でした。
柴咲コウさんが主役のこの映画も機会があったら見て見たいです
そう言えば映画にもなったのよねぇ・・・
と、言う知識だけで借りた小川糸さんの「食堂かたつむり」
読み進むうちに普段ただ惰性で料理を作っている自分を反省したり、
なにげなく食べていてるお肉が加工されるまでの工程って
頭ではわかっているつもりだったけど、動物や植物の「命」を頂くっ事の
大切さを改めて感じてしまいました。
そして人や動物へのいろいろな愛の形・・・・
母親として認められたくないほど破天荒な生活をしていた母から
再婚話と病魔に冒されて余命幾ばくもない事を告白されて
その母親の結婚披露宴に長年育てて来た豚を料理に使おうという所には
けっこうグット来る物がありました。
その豚さんは母親には娘のようで娘には妹のような存在だったから・・
(母親は自分が死んでしまったらきっとその豚も寂しがるからだろうから
この機会にと思ったようです)
でも、ああする事が慈しんで育てた家畜への本当の愛情なのかもしれませんね。
普通の暮らしをしている私達には、動物を殺して解体なんて出来ないし
正直出来るならばそんな場面に遭遇したくないと思うけど、それは卑怯な事
なのかも・・
他の物の命を食べるという行為にはそれだけの重みがあって
大切に育てた家畜のお肉をひとつ残らず料理して無駄にしない事って人間の
生きる基本なのかもと思いました。
でも、やっぱりそこの描写が切なくて読みながら夜中一人で号泣してしまっていたら
にゃんこの「うり」がやってきて私のお腹の上でゴロゴロいうもんだから
ますます切なくなってしまったのでした
他にもいろいろ考えさせられた本でした。
柴咲コウさんが主役のこの映画も機会があったら見て見たいです