最近本好きの方との出会いがあって、県立図書館によく一緒に行くようになったんです。慣れない者が、広い図書館で、
なを限られた時間に、読める本を見つけるのは大変でもあるんです。しかしこの方はいつも十冊は借って帰ります。
それを返しに行くとき内容を聞かしていただき、この方が返したものをその場で借りてきたりします。時間の節約にもなるし、
20日程で10冊読んでる人ですから、本を選ぶのもうまいです。今日はお正月も控えていますので、この本の一部をそのまま
紹介したいと思います。得するしぐさ、だめなしぐさと言う中で「ああ、いい感じの人だな」「誠実で真面目そうな人だな」・・・
などその人の第一印象、ほとんどの場合は「顔」で決定される。「なんか、冷たそうで、いやな感じの人」
「不機嫌でどこか暗そうな性格の人」などと言うマイナスの印象もまた「顔」で判断されることが多い。
考えてみれば、「乱暴な話だが」人が人を判断するときには、案外、「見た目」を重要視しているもので、
相手の顔を見て「ああ、あの人はと・・・」と判断して再会の約束をしたり、二度と会わなかったり・・・
皆さん心当たりないでしょうか。あの人はこうだ。すでに心の中でわかったような気になっている。特に初対面の出会いでは
判断の材料が「見た目」しかないのだから、そうやってその人が自分にとって「好ましい人か、好ましくない人が」
を決めてかかっている。それが言い悪いにかかわらず、顔には、その人を判断する情報が詰まっていると言う事だろう。
言うまでもないことだが、人と人との関係と言うのは、まず、「初対面」から始まるる。この第一階段がうまくいかない事には、
「二度と会うこともない」と言う結果が待っている。第一印象が大切と言うのはここのところで、二回目の出会いがある。
と言う状況を作る必要がある。初対面のときに、相手がこちらをジロリとねらんで小馬鹿にしたような態度をとったら・・・・
人から紹介されたとき、目をそらして、こちらを見ようともしなかったら、と想像してほしい。おそらく、あの人とは
「もう二度と会いたくない」と言う気持ちになるのではないだろうか。デキる人というのは、まず、第一印象の作り方がうまい。
初対面で、また会いたい、゜「次に会うのが楽しみ」と思わせるのがベストだが、「そうでなくても、冷たそうで、
いやな人だった」と言う印象を与えることのない人なのである。「とても明るくて好奇心の旺盛な人だったなぁ」
と言う印象が相手の心の中に生きている人と言えるでしょう。デキる人は、人との出会いを大切にする。
其の小さな「出会い」の積み重ねが、大きな仕事に化けて行く事を知っているからかもしれない。