「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

護衛艦「いせ」による戦艦伊勢の洋上慰霊式~①前夜祭編~

2014年01月12日 | 護衛艦いせ
去る、1月9~10日に、約半年ぶりに呉に行ってまいりました。


それはなんのためかと言いますと…ふふふ…


あの護衛艦いせの体験航海に参加するためです


しかも、ただの体験航海ではありません。


あの戦艦伊勢の洋上慰霊式
が行われるのです


実は、


昨年の12月にもともと行われる予定だったのですが、


皆様ご存知のとおり、


フィリピンのレイテ沖に海外支援活動に派遣されることになりましたので、


この度の延期となっていました。


お正月に艦長とお会いした時に、


「洋上慰霊式、もうされないんですか?」


と、伺ったところ、


「あ、今月の10日にするよ。来る~?!」


「行きます


と、間髪いれずに返事(笑)


かくして、急遽、


かねがね、恩返ししたいと思っていたお二方にお声がけし、


予想通りこのお二方も無理やり有給をもぎ取り、


三人で呉に行くことになりました


いつもイベントの時に何かとお世話になっているH氏は当日参加


私と不思議なご縁で結ばれている(としか思えない)お友達は、


前日入りして、私と呉で合流


なかなかの弾丸一泊二日でした(笑)







呉入りしてから、あまり時間がなかったので、


てつのくじら館のくじらのお腹の中だけに行くことにしました


てつのくじら館に関しては、こちらの記事をご覧下さいね。


私は呉2回目、彼女は3回目(ホントにどんだけ好きなんだ?(笑))なので


ピンポイントで目的地にGOですよ。


掃海艇の歴史とかさくさくスルー(すみません…)しちゃって、


めざすはくじらさんのお腹の中。


久しぶりのてつのくじらさんは、


平日だからか、とても人が少なくゆっくり見ることができました。


とはいえ、


お腹の中に入っても、我々が一直線に目指したとことは、


そう、潜水艦の心臓部、発令所です





人が少ないので、潜望鏡も見放題


さっそく覗くと、そこには、輸送艦くにさきがいました。


係りのおじさんと、ここに来たのは2回目なんですよ~とか話していると、


「じゃあ、これ見た?」


と、赤灯に切り替えてくれました。


赤灯とは、潜水艦内だと昼と夜の区別がつかないので、


今夜ですよ~の合図の赤い電気なんです、が…


これが、私はとてもコワイ…。


どんなってこんなかんじです↓↓↓




この状態は、私は5分いるともう無理って思うのですが、


世のサブマリーナ達は、この中に何ヶ月もいらしゃるわけです…。


改めて、畏敬の念がこみ上げてきます。







くじらさんのお腹の中を堪能した私達は、


一旦、ホテルに戻りました。


夜は、いせの幹部さん方と、お食事会でしたの


いやぁ、これがまた楽しかったです


さすがは海自士官、いつもながら、お気づかいが素晴らしい


まぁ、例の秘密保護なんちゃらがありますので、


あまり詳しく書けなくてごめんなさいね


別に、した話と言えば、


護衛艦と言えど、


「食事がまずい艦がある

ってことと、


あまつさえ


「カレーがまずい艦がある


という驚くべき機密情報(笑)


どの艦なのかは、教えていただけませんでした…


やはり、


食事はおいしくて当然という定評のある海軍に、


よもや、食事がまずい護衛艦が存在するなど、


あってはならぬこと


そこはやはり、海軍の名誉にかけてその秘密は守らねばなりますまい…。


ってなわけで、あまりおもしろいネタが御披露できずに、ごめんなさいね(笑)


しかし、本当にこの日の食事会は楽しかったです


楽しすぎて、写真とか撮るの忘れちゃいました…。


まぁ、撮っても掲載は不可ですけどもね~。


と、いうことで、


次回は、本題のいせの体験航海に行きます♪


お楽しみにっ




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護衛艦いせの艦長さんとお会いしました♪

2014年01月06日 | 護衛艦いせ
このお正月、年末から虎視眈々とこの機会を狙っていたワタクシ。


見事に、引き寄せました!


よく「引き寄せ」って言葉を聞くと思いますが、


引き寄せるには、ちょっとだけ図々しくなる勇気が必要なんだなぁと、


つくづく思いました。


護衛艦いせの艦長、梅崎時彦一等海佐は、


佐賀県唐津市のご出身でいらして、


私がお仕事でお世話になっている、


FMからつの森田社長とは高校の同級生という、旧知の仲。


…ということで、


「できたら、梅崎艦長とお正月にお会いしたい


と、ちょっと図々しいお願いをしておりました。


そしたら、


延々とパジャマ姿のまま1日中、ベットの中で


「坂の上の雲」を見ていた私のところに、


森田社長からお電話が


「梅崎、今日よかてぞ~(今日、いいらしいよ)」


マジですか


電話を切ってから、着替えて、家を出るまで、


江田島の幹部候補生もかくやと思われる迅速さ(笑)


午前中は、体調が悪くて起き上がれなかったのにねぇ…


まぁ、人間ってそんなもんです(笑)










指定されたお店に行くと、


社長と艦長はすでにいらしてました。


梅崎艦長にお目にかかるのは2度目。


なのに、でかわからないけど、


今回の方が妙な緊張をしました…珍しく(笑)


しかし、あれですね、


皆さま御承知の通り、海上自衛官って、


制服を着ていれば、誰だって3~5割増しでカッコよく見えるものですが、


梅崎艦長、私服でも普通に素敵です


仲良しの森田社長もイケメン社長さんですので、


男前の友達って男前なんだなぁ…とつくづく思った



ね、素敵な笑顔でしょう?


そんなステキな笑顔でとっても気さく(陳腐な表現で申し訳ないが他に本当にそうなので)な梅崎艦長が、


我がゆるやかな会にとても興味を持ってくださっており、


ひっじょ~~~~に、感激しました


う、うれしい…光栄すぎます…


3月あたり、ゆる会スペシャル企画があるかも?(ニヤリ)なので、


皆さま、ゆるやかな会のブログも合わせてチェックしておいてくださいね~


お見逃しなく~~~









いろんなお話させていただきましたが、


最後に、梅崎艦長がお話してくださった内容が、とても素晴らしく感動しましたので、


ここに、梅崎艦長のご同意を得て、概要をご紹介します。


一字一句間違いなくその通りという訳ではありませんが、


意味合いや意図するところは、可能な限り忠実に表しているつもりです。


森田社長が、


「実際のところ、日本はアジア諸国からどう思われているのか?」


という質問に対する、


答えというよりは、艦長ご自身が国際支援活動を通して肌で感じてこられた事実を、お話くださいました。


梅崎艦長は、フィリピン災害派遣以外では、


護衛艦いかづちでの艦長時代に、インド洋補給活動にも従事しておられました。


  …インド洋補給活動の場合もそうだったが、「アメリカが何かやる」という場合、現地から反対が起こる。

  そこで、「日本がやる」と言った場合、「日本ならいいよ」と言うことが多い。

  自衛隊の海外派遣で、成果を上げることによって、

  日本に対する、国際評価を向上させることに役立っているのだと思う。

  自衛隊は、他国と違い、「物資を送ればいい、運べばいい」ということではなく、

  どこが何が不足しているのかを把握して、それを確実に届け、必要な所に必要なものがいきわたるのを、必ず見届ける。

  そして、それを、命令されることで行うのではなく、それぞれが自ら考えて行なうことが出来ている。

  そこが、他国の軍隊との大きな違いだと思う。

  このように、きめ細やかな仕事ができるというのは、

  私は、それが、日本人のDNAに組み込まれているのではないかということを、非常に感じる。


この「日本人のDNAに組み込まれている」という言葉を聞いた時、


私と森田社長は、感動のあまり、一瞬言葉がでませんでした。


以下は、私の主観です。


私自身が、常々感じてきたことですが、


東日本大震災において、その秩序ある行動が海外から絶賛され、


接客サービスにおいて、「omotenashi」は国際的に認知される言葉となりつつあるように、


日本人の行動性は、明らかに世界からみると特殊なものがあります。


昨今、おかしな行動を取る者も増えてきましたが、おそらく彼らはDNAが日本人ではないのではないしょうか?(どことは言わない(笑))


その昔、幕末から明治にかけて、日本人は、海外においてその品の良さと礼儀正しさ、そして誇り高さを欧米において絶賛されています。


弱気を助け、強気をくじき、相手を想いやり、互いにいたわりあい、配慮することが出来る、


礼儀正しく、勤勉で、まじめで、強い忍耐力を持ち、貧しくとも、季節の移ろいから自然の美しさを感じ、素朴な幸福を感じることが出来る、


そういったものが、従来組み込まれたDNAを持っているのが、日本人ではないかと、私は思います。


長年の自虐史観やマスコミ洗脳などによって、


まだ、このDNAが目覚めていない人もいるでしょうし、


傷ついて上手く働いていない人もいるでしょう。


ですが、この事を思い出すだけでも、目覚めるきっかけになるのではないだろうかと思います。


日本人は、もう少し自分たちを誇りに思っていいのでないでしょうか?


私自身、そのDNAを自覚こそしていますが、まだまだ最大限に機能しているとは言い難いです。


梅崎艦長のお話を聞いて、


改めてわが身を省みもしました。


日本人のDNAを持つ者として、恥ずかしくない日々を送っているだろうか?


そうすると、反省すべきことがあまりに多く、自分をもっと律していかねばと思います。


一度、永遠の0の感想でも挙げさせていただいた「五省」が脳裏をよぎりました。


一、 至誠に悖るなかりしか(真心に反していなかったか)
一、 言行に恥るなかりしか(言行に不一致な点はなかったか)
一、 気力に缺るなかりしか(精神力は十分であったか)
一、 努力に憾みなかりしか(十分に努力をしたか)
一、 不精に亘るなかりしか(最後まで手を抜かなかったか)


これのどれも、私自身は不十分ですが、


特に、

 努力に憾みなかりしか(十分に努力をしたか)
 不精に亘るなかりしか(最後まで手を抜かなかったか)

が自らの認識する反省の多い点です。


2014年は、このあたりを強化して望みます。


今年は、ありがたいことに早くもお正月から、


素晴らしい機会を得ることができ、感謝でいっぱいです。


このお時間を提供してくださった森田社長、


そして、


短い帰省の貴重なお時間を頂いた、梅崎艦長、


本当にありがとうございました。











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新年明けましておめでとうございます

2014年01月02日 | 日記
2014年、平成26年、そして皇紀2674年が幕開けましたね。


皆さまにとって、今年がよりよい1年となります事をご祈念申し上げます。





昨日は、元旦。


皆さまはどのように、1年のスタートをお迎えになりましたか?


我が家は、午後から親戚一同が集まっての宴会でした。


酔っぱらったおじさんたちと、


ちびっこ達が元気に走り回る姿を見ながら、


この平和を実感させる時間に、


いささか退屈さを感じつつも、


もくもくと美酒とお刺身に舌鼓みをうっておりました。







そんな中、ある親戚家族が登場。


この中には、私の非常に年の離れた従兄弟がおり、


この子には(大した額ではない)お年玉と別に、


渡すものがあり、待ちかまえていたので、


「来たっ!」


とばかりに、その子の側にすかさず近寄り、


錨のマークのスタンプが押された袋を手渡すと、


律儀に、丁寧にキレイにテープをはがそうと格闘する少年の姿に


微笑ましさを感じつつ見守る私。


袋が空き、中の物を取り出すと、


「あっ!ありがとう!」


と心からうれしそうに、満面の笑みでお礼を言ってくれた


それは、これ↓↓↓↓





そう、護衛艦はるゆきのピンバッチです


なんで、この子がこんなに喜んでくれているのかというと、


なにを隠そう、この子の名前は、


はるゆきくんだから(笑)









7月に、唐津に護衛艦はるゆきが来た時に、


残念ながら、彼は遠くから眺めるだけだったので(なぜならソーラス条約があるから)


自分と同じ名前の艦に乗艦することが叶わないままでした。


せめて、ピンバッチをあげようと、先日、セイルタワーにて購入してきたのでした。


彼は、中学受験のため、


はるゆきの姿を見に、佐世保まで連れていくこともできないのが、残念でなりません。


が、


彼がこの度受験する学校は、


あの護衛艦いせの艦長の出身校の中学部との事!


それを聞いた私は、


目の前のいたいけな少年を、


海上自衛隊を目指させるために、洗脳開始(笑)


いや、だって、


(もうすぐなくなるけど)名前がはるゆきで、


いせの艦長の後輩になるなら(まだわかんないけど)


お前が海上自衛官を目指さなくてどうする?!


って思いません


ちなみに、この子は警察官になりたいといっていたのだけど、


「何言ってんの?!ここはやっぱり国を守る使命を持った海上自衛官でしょう!

 だいたい、海自はお給料もいいんだよ(←おい)」


とか、


はるゆきくんに「いせ」の写真を見せながら、


艦長の話をすると、


「あ、学校説明会の時に『護衛艦いせの艦長は卒業生です』と言ってた!」


とうれしそうに言うではないの~。


愛い奴め


そして、はるゆきの艦長は二等海佐、いせの艦長は一等海佐なので、


階級の説明やら、江田島の話やら一通り説明(笑)


もう、私、地本からスカウトがくるんじゃないか?ってくらいの勢いです


ちなみに彼のパパ(つまり私の叔父)とはこの後、


「永遠の0」からの~特攻隊の話で大盛り上がり(笑)


叔父様は特攻隊好きで、家族旅行で、いつも、


鹿屋だの大刀洗だの行っている人(笑)


「おい(オレ)、前世、絶対特攻隊やったと思うっちゃんね~(思うんだよね~)」


と熱く語る叔父と熱くうなずく私。


そんなお父上なのだから、


息子の自衛隊入隊に、否やのあろうはずはあるまい…。


ちなみに、叔父情報で、


佐賀県内のある映画館では、


22日23日限定で、「永遠の0」でも使われた原寸大のゼロ戦が展示されてた事が判明


知らなかったので、とても残念です…。


ただ、この製作をしたのが「平和を願う市民団体」という胡散臭い名前なのが気になるけどね~。


それはともかく、見たかった…。


しかもこの叔父、


自衛隊の階級には疎いらしく、


全て軍の階級で話をしてくる(笑)


一佐→大佐、二佐→中佐、三佐→少佐、一尉→大尉…


まぁ、人によってはこっちの方がピンと来るでしょうね。


最近でこそ、私も慣れましたが、


昨年の6月くらいまでは、私も同じ感じで、いちいち脳内変換していました(笑)


余談ですが、


一佐は大佐ですが、陸上自衛隊秋田駐屯地のように司令官と連隊長を兼任されている場合は、


一佐でも准将に相当するのだそうです。









そんな話をしていると、はるゆきくん、


うれしそうに、さっそくピンバッチを服につけている


ほんとうに、カワイイ(笑)


「僕、防衛大に行って、佐官になる」(←頑張れ~)


というはるゆきくんに、


左官と勘違いした妹が何で???という…


妹よ、そっちじゃない


壁は塗らないから…。


閑話休題。


本当に、一度、はるゆきくんをはるゆきに乗せてあげたかった…。


もう、時間がないんだよね…。


こういう時に、


艦に乗せてあげると、これまたいい思い出になって、


その時に、励ましのお言葉なんかを艦長さんとかからいただけると、


強いモチベーションになると思うんですよねぇ。


う~ん…残念…。


だけど、はるゆきくんは、


笑顔で「がんばる!」と言って帰って行きました。


どうやら、警察官への道は完全に念頭から消え、


海上自衛官へとまっすぐつながったらしい(笑)


よ~しよし


洗脳、成功(笑)





…そんな感じで、


私の2014年はスタートしました…


いいじゃん、別に…


楽しかったもん(笑)