「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

護衛艦いせによる戦艦伊勢の洋上慰霊式 

2014年12月31日 | 護衛艦いせ
今年1月にも、


このタイトルで7回シリーズでお送りしたのですが、


(なんせ前夜祭からなのでね…それがコチラです


またお送りさせて頂きます。


なぜなら、


今年の1月に洋上慰霊式があったにもかかわらず、


また今年12月にもあったからです。


なぜかといいますと、


本来、昨年12月にある予定だったのですが、


いせが、フィリピンレイテ沖への国際緊急支援に向かったため、


1月に延期になったからです。


なので、


今年はなんと、戦艦伊勢洋上慰霊式が2回も行われたというわけですね。






そんなわけで、図らずも私、


今年の自衛隊イベントの幕開けが護衛艦いせの戦艦伊勢洋上慰霊式で、


しめくくりが護衛艦いせの戦艦伊勢洋上慰霊式という、


なんかすごい1年になりました(笑)


誰よりも本人が一番驚いております。


ただ前回は、7回シリーズでお送りせねばならないほどに、


盛りだくさんの内容でしたが、


今回は参加者は本当に身内(?)だけで100人未満の参加者で、


内容も本当に慰霊式のみ。


それ以外は純粋に体験航海でした。


最初に士官室に通して頂いて、しばらくして艦内見学をしてから、


出航前に艦橋に上がりました。


この日は、私がいるにもかかわらず、なぜか雨でした。


おかしいなぁ…と思っていたら、その謎は解けましたが、


ここでは…ちょっと言えないので、


聞きたい方はこっそりたずねてください(笑)


ですが、雨だったけど、私的にはよかったです。


だって、雨の中お仕事をされている皆さんを見ることができたから。



「あ~こんな風に、雨の日は雨衣(あまい)を着て濡れながら

 お仕事されているんだな…」


と感慨深く見ていました。


赤いストラップの方はもちろん、


いせの藤原艦長です。


以前は護衛艦しらねの艦長をされていました。


余談ですが、現在いせは、艦長も副長もどちらも「藤原」さんです(笑)


しばらくすると、掃海艇が2隻出航して行きました。





2隻の出航を見送ったあと、タグボートが来ました。



ここからはもう割愛しますが、


いつもながら、いつ動き出したか分からないかんじです。



↑↑↑サービスショットの、ウイングから見た様子。


出航して間もなくすると、


「潜水艦」


というフレーズが聞こえます。


艦橋にいた乗客が色めき立ったのは言うまでもないですよね~。


そう、潜水艦が入港してきたんです



みんな潜水艦を写真に収めようとウイングに出てました。


ちなみにそうりゅう型ですね、これ。


ここで、ウイングからラッパが聞こえてきたんです。


私は艦橋にいたので見逃してしまったのですが、


入港してくる潜水艦が、いせに敬礼し、


それに対して藤原艦長が答礼されたのでした。


その時の様子を捉えた方がいらっしゃいましたので、


ぜひ動画でご覧になってくださいませ


護衛艦いせ そうりゅう型潜水艦の敬礼に対し答礼



いや~もう、海自のこういうところが本当に大好き


ちなみに、この後私は、


念願の航海長さんの「頂きます」を聞くことができたので


もう本当に今年は思い残すことがないです…。


まぁ、しいて言えば残念だったのは、


肝心の洋上慰霊式が格納庫で行われたことでしょうか…。


これはこれで、レアな体験と言えなくもないですけど、


別にこんなところでレアさは求めないので、


やっぱり甲板でやってほしかったのですが、


いかんせん雨が降っていたので格納庫にて。


民間人がいなければ、甲板で行われたのでしょうけど、


やはりここは、民間人を気遣っての事と思います…


その格納庫での慰霊式が…



こんな感じです。


う~ん…


もちろん、弔銃は発射しないので


「奉げ!筒!」


で終わりです


お供物を海に奉げる時だけ、


代表者だけがお供物を持って舷門に行き、


海に奉げていらっしゃ…っていた様子です。


ちなみに、今年も儀仗指揮官はWAVEさんです


しかも結構美人さんでした


カッコよかったですね


前回に引き続き、英霊もびっくりされたことでしょう。


そのうち、慣れてこられるかもしれませんね。


この日、


前回はお見えだった、


戦艦伊勢の砲術手だった方が今回は御欠席されていました。


前回、隣で涙ぐんでいらした、


おそらくは元伊勢の乗員とおぼしき、私の隣にいらした方も、


今回はお姿がありませんでした。


後日、改めて書きますが、


この日は、お二人にお目にかかりたかった理由があったので、


とても残念でした。











慰霊式が終わると、再び士官室に戻って


お弁当を頂きました。



この時、とっても恐縮なのですが、


士官のWAVEさんがコーヒーを運んでくださったりと、


お給仕してくださったんですよね


本当に、なんだか申し訳なかったです。


その後は、皆でビデオを見たり、おしゃべりして時間を潰していると、


入港ラッパが聞こえました。


「ええっもう??」


と思ったけど…


ここからが長かった


いせはこのままドック入りなんですけども…


艦橋に向かい、入港を見に行くと、


艦長、船務長、航海長以下、妙に余裕な感じ????


と思ったら、


ドック入りする時は、操艦は会社の人がするらしいですね。


みんな、普通に見てるだけでした(笑)


そして動いてるかどうか分かんないくらいゆっくりした動きで、


出たり入ったりしている。


まぁ、やっぱりあれだけ大きな艦だと、ドック入りも一苦労なんでしょうね。


副長が来て


「これからが長いんだよ


と仰ったのですが、本当に長かった(笑)


でも、長くていいんだけどね~


その分長くいせに乗っていられるし~


あまりに長かったので、


甲板に上がらせて頂きました。


ほぼ貸切状態。


するとこの時にようやく晴れて来たんですよね…。


「あと2時間早く晴れてくれたらよかったのに…」


と副長。


ですね~


ま~でも、こればっかりは仕方ないです


晴れたとはいえ、やっぱり寒いので、


早々に引き揚げ、再び士官室に。


ここで、お土産を頂きました~


カレンダーと


早い者勝ちの…



うっふっふっふ~


いせと伊勢の絵です


これ、ず~~~~~っと欲しかったんですよ


かぁっこいい~


そうこうしていると、間もなく上陸の時間となりました。


夢のような時間は、あっという間に終わります。


…1年、自衛隊のイベントの御蔭さまで、


本当に楽しくて幸せな時間をたくさんたくさん過させて頂きました。


そんな中で、やっぱり私としては、


今年はこのいせの洋上慰霊式で始まり、締めくくれたことに、


感謝感激でいっぱいです。









今年、自衛隊の皆様には、


公私ともども本当にお世話になりました


たくさんたくさん、お世話になりました。


そして、


昨年以上に、


自衛隊を通じて、世代を超えた大切な仲間がたくさん増えました


自衛隊を応援することで、


楽しいこと、


楽しい仲間が、


どんどん増えて行きます。


また、


新たな、とても貴重で大きなチャンスも頂きました。


自分で予想もしていないほど、


楽しいことばっかりだった、


私の人生で一番幸せで楽しい1年でした。


ありがとうございます。


この1年、ブログを読んでくださった皆様、


ラジオを聞いてくださった皆様、


サロンに参加してくださった皆様、


一緒にイベントに参加してくれた皆様、


いろんなお話をしてくださった自衛官の皆様、


たくさん、たくさん助けてくださった自衛官の皆様、


この1年、私に関わってくれた全ての方たちに、


最大の感謝を…。


どうか皆様に、より素晴らしい1年が訪れますように













呉でのひと時・・・てつのくじら館満喫しました

2014年12月29日 | 海上自衛隊

呉に来たら、ほぼ必ず立ち寄るのが、


てつのくじら館です。


実はわりと潜水艦好きなので、


自然と足が向かいます。


この日も、15時過ぎくらいまで


予定が空いていて


どうしたものかと思っていましたが、


そりゃもう、


てつのくじらと大和ミュージアム行くしかないよね、平日だし。


そんなわけで、平日の開館早々にくじらさんのお腹の中に向かいました。


まぁ、他にお客さんにないだろうな~と思いきや、


いましたね、お客さん。


いるもんだな~と思いつつ、発令所に向かい、さっさと潜望鏡を覗いて、


合わせた先はもちろん・・・・


洋上の女王、いせ様です


いやぁ~相変わらずお美しい


にやにや萌え萌えしていると、


発令所にいらっしゃるボランティアスタッフの、


元潜水艦乗りのおじさんが、話しかけてくれました。


「ここの操縦席、座っていいよ」


「わ~い、ありがとうございます


「写真とってあげるよ」


「ありがとうございま~す


「ハンドル、回していいよ」


「は~い」


「取舵はどうして取舵っていうか知ってる?」


「ふふふ~知ってますよ~。取舵の『とり』は酉で西の方を意味するので、左です」


「おっ、よく知ってるね~(笑)」


こんな調子で、色々話していると、


寡黙なもう一人の、さらに年配な感じのおじさんが、


(さてはこの娘、相当好きだな…)


と思ったのかどうか知らないが、


引退した潜水艦「ゆきしお」のパンフレットを渡してくれた。


おおおおお~


もう引退している潜水艦なので、


絶対に頂く機会がないパンフレットを頂き、大喜びしていると、


今まで話していたおじさんが、


「この人は、潜水艦の元水雷だよ」


と言い残して、バトンタッチとばかりに去っていきました。


この元水雷のおじさん、


いろんなスイッチの説明をしてくれて、


それはそれは丁寧にいろんなお話をしてくれました。


聞けばおじさん、なんと…


米海軍ガトー級潜水艦「ミンゴ」を譲られて


戦後初の自衛艦旗を掲げた潜水艦「くろしお」の乗員だったというお方でした


曰く、


「ココからココまで(「くろしお」から「あさしお型」まで)に乗ったよ。

 新しい型(葉巻型ってことだと思う)には乗ったことがないんだよね」


と。


笑いながら仰ってましたが、


なんか潜水艦の歴史そのものを目の当たりにしたような気持ちになりました・・・。








その時、ちょうど御夫婦とおぼしきひと組の男女が入って来られました。


発令所には、


どんな海自素人さんでも楽しめる物…そう、潜望鏡というものがあるので、


ボランティアスタッフさんは、必ず潜望鏡を覗くことを勧めてくれます(笑)


ここまで、ノリノリでボランティアのおじさんと話していて、


かなり御機嫌だった私は、


「今覗くと、いせが見えますよ~」


と言ったところ、覗いていた御主人が、


「おお~~~~いせだやっぱかっこいいなぁ~」


と仰った後に、



「…ひゅうがが、震災の時来てくれたんだよな…」


とぼそっと仰いました。


そうなんですよね。


いせの就役のわずか数日後に東日本大震災が起こったので、


稼働全艦出航せよ、とはいえ、


さすがに、いせは出航を見合わせることとなり、


ひゅうがは被災地に向かったのです。


それにしても、ひゅうがが来てくれた、と感慨深そうに仰ったことを見ると、


東北の方なのでしょう。


何といいますか…


自衛隊に感謝されている被災者の方を目の当たりにして、


胸が熱くなる思いでした。


それ以後も、御主人の仰ることを聞いていると、


相当自衛隊が好きで、かつ、


非常に深い尊敬の念を抱いておいでだということが分かりました。


その後も、色々とお話をさせて頂き、


おススメの観光スポットなどをお伝えしました。


やっぱり、


本当に好きな人同士というのは、


わかるモノなんですよね(笑)


見ず知らずのもの同士で、熱く語り合って、盛り上がって…


そこで、あまり興味をお持ちでなかった奥様も、


「すごく興味が出てきました!」


と仰ってくださったのがとってもうれしかったです






その後、


売店側では珍しく制服の試着コーナーがあり(なぜか夏服)


そこには、若くてさわやかなイケメン海士くんが


しかも、よく見ると


ドルフィンマークをつけているではないの


「潜水艦乗りさんなんですか


「はいそうです。今日は、人材募集の一環でここいます」


あ~、なるほどね。


でも、こんな平日に果たしてそれはどうなんだろう・・・


と思わないでもないけど、


今日だけでなく、たぶん一週間くらいはやっているんだろうね。


すると、


受付の所にいた二佐(だったと思う)の方も、


こちらにお越しになりました。


その方も胸にドルフィンマークが光っています


そして、私のブーツ(に某航空自衛隊基地のワッペンを貼っていたの)を見て、


「ん?これは???」


と質問されました。


「あ~、これは、知人の元空自さんから頂いたワッペンなんです

 かわいいので自分で縫いつけました


「へ~」


それから、3人でいろいろお話して盛り上がったんですが、


そりゃあもう楽しかったです(笑)


もちろん、我が交流サロンの話なんかもさせて頂きましたら…


二佐さん「え海自人気あるの???ウソでしょ~ないない~」


私「いやいやいやありますってほんとに」


二佐さん「それは、きっとあれでしょ亭主元気で留守がいい系でしょ?」


私「海自さんって、必ず皆さんそういう事仰いますが、そんなことないです

  本当に女性から人気はありますからっ


二佐さん「でも、女性から人気あっても、海自に入りたいっていう意味での

     人気はないはず」


私「…うっ…ま~それは否定しませんけど~…でもでもですね

  陸自さんとか空自さんには、海自ファンの陸自さんとか、

  海自ファンの空自さんとかいますよ


二佐さん「あ~、それなら分かる。私がそうだから」


私「そうなんですか


二佐「自分が空自ファンだから。やっぱり戦闘機がカッコイイし(キッパリ)」


私「えぇぇぇぇいやっ艦です絶対艦がカッコイイですって


などど、本当にどうでもいい話をしていたんですけどね(笑)


だけど、だから、私のブーツのワッペンに反応なさったのですね。


階級から察するに、どう考えても潜水艦なら艦長クラスの方のはずですが…


私が知る限り、潜水艦乗りの方って、おもしろい人が多いので、


妙に話が合うというか弾みますね。


私「…ところで、私この前、潜水艦乗りの訓練をしているDVDを見たんですけど、

  すっごく大変ですね


というと


二人「え???全然大変じゃないですよ???」


と、けろっとした答え。


私「えええっだって、あの浸水して水がしゃーーーって出てるとこを、

  みんなで棒を突っ込んでるところとか、めっちゃ大変そうでしたよ


二佐さん「あ~あれ?あれは全然大変じゃない。なぁ?」(と海士クンに振る)


海士くん「あ~、はい。あれは全然大変じゃないです。

     すっごく楽しいです


私「た、楽しい????」


海士くん「はい。気持ちいいですし楽しいんですよ~あれ


…なんというか、潜水艦乗りの適性の片鱗を垣間見たような気がしたよ。


あれを楽しい、と思えるのか…そうなのか…


そして、二佐さんは、


「あとは彼がいろいろ教えてくれるから」


と言い残して去って行かれました。


で、ずっと海士くんが立っている横にこんなものあって、ずっと気になってたんだよね。




私「なんでも教えてくれるの???」


海士くん「はい、機密以外のことならなんでも答えます」


というわけで、潜水艦内でのいろんな生活の様子をあれこれ聞きました。


私「やっぱり、ミサイルの隙間に寝てるの?」


海士くん「そうですよ~。あの隙間にはみんながいろんなものを落とすので、

     ミサイルがない時は、いろんなものが発掘されて楽しいんです

     ボールペンとか、大量に落ちてますね


私「え?そんなに落ちてるの?」


海士くん「落ちてますよ。あとは文庫本とかも…」


などと、まるで特定秘密保護法に抵触するのではないかと危惧されるような、


なんとも貴重な潜水艦内での生活の様子を語ってくれました。


気がつけば、


てつのくじら館に2時間以上いたな。


もう何度も行ったけど、今回が一番楽しかったわ~


いい加減この海士くんを解放してあげないとね、と思い、


お礼を言って立ち去ろうとすると


「あ、これどうぞ」


と、てつのくじら館オリジナル絵葉書を3つもくれました。


一袋に6枚入り×3つ。



あとは、そうりゅう型のと、P-3Cのと、電灯艦飾のやつで、


それぞれ萌えキャラが描かれています。


そして、




もちろんこれは、誰にもあげません(笑)


うふ


いや~しかし、楽しかった


お土産まで頂いちゃって大満足でした


ちなみに、もちろん、


てつのくじら館に来ることが目的なのではなく、


翌日に控えた、


今年の自衛隊イベントを締めくくるにふさわしい行事に参加させて頂くために、


呉まで来たわけです。


それは…


今年1月にも行った、


護衛艦いせによる、戦艦伊勢の洋上慰霊式です。


今年最後のレポート記事は、


もちろんこの記事で締めくくらせて頂きます。


では、また明日



     









もちつき大会in阪神基地隊

2014年12月29日 | 海上自衛隊


ちょっと更新があいてしまいました。


え~っと、その後ですが、


北海道の後は、


そのまま関西へ飛びました


何のためかと申しますと、


海上自衛隊阪神基地隊にて行われた、


もちつき大会に参加するためです


で、もちつき大会なるネーミングから察したイメージと、


実際に行われたもちつき大会の乖離が大きくて、


軽く衝撃でした(笑)


この時期は、陸上自衛隊の駐屯地でも、


至る所でもちつき大会が行われるようですね。


まぁ、また違うのでしょうけど、


今回参加させて頂いた、海自のもちつき大会は、


もちつき大会というよりも


普通にパーティでしたね


艦艇の一般公開もありました


今回は、阪神基地隊の掃海艇つのしまと


佐世保の護衛艦すずつきの2隻の一般公開の予定でしたが、


佐世保の護衛艦カレーグランプリに続き、


すずつきは、やんごとなき事情で残念ながら不参加…


ということで、


受付を済ませて


掃海艇に向かいました…が、この日は結構風が強かったので、


揺れました



でも、おかげで自衛艦旗がキレイに撮れた




掃海艇は艦橋にも上がらせて頂いて、


ゆっくり見学させて頂きました、が、


いかんせん掃海艇なので、けっこういっぱいいっぱいでした(笑)


そこで、顔なじみの方にお会いしたりね(笑)


そんな感じで掃海艇見学を終えて、


会食会場の体育館に向かいました。


途中、気になったのが



なんかのタンクですが、


こんなところにも、海上自衛隊の「錨と桜」が描かれているのに


ちょっとうれしく思います











さて、体育館の2階に上がって、コートを預けるために並んでいると…



こんな物が目に入りました。


いいなぁ~


NAVY club六甲だよ(笑)


行きたいわ~~~


とか、ニヤニヤしながら会場に入ると…



この二旗が並べられているだけでどれほどテンションがあがることか。


そして、


会場に入る時は、必ずウェルカムドリンクがあります。


これは、陸上自衛隊の祝賀会食でも同じです。


そして、



おぉ~、ホテルのビュッフェもかくやと思われるお食事


これ、基地隊で全部作ってるんだよね…


さすがは、食事にこだわる海上自衛隊


そういえば、海自の祝賀会食のたぐいは、


かしまの艦上パーティしか行ったことがなかったので、


基地内でのパーティは、これが意外と初参戦です。


そして、この日は


阪神基地隊司令の高島海将補が、翌日で御栄転されるとのことで、


ここでの最後の御挨拶をされました。


高島海将補は、以前、はたかぜ堺入港の時にいろいろお話を伺わせて頂いた方です。


その後、呉地方総監の伊藤海将が御挨拶をされました。



ユーモアたっぷりに、


高島海将補がいじられていました(笑)


海将補をいじることができるのは、海将だからだと思いますが…


…民間人は心おきなく笑えたでしょうけど、


阪神基地隊の方は…笑いをかみ殺すしかなったんだろうなとお察しします(笑)


とはいえ、


いじりつつも、高島海将補が優秀な方であること、


異動が御栄転であることなどをさらっと仰ってフォローを入れられるあたり、


さすがだなぁと思いながら聞いていました


その後、議員さんの挨拶とか長々あるのかと思いきや、


議員さんは、御紹介と挙手のみ(笑)


さらっと終わり、


水交会会長さんの御挨拶も、何気におもしろくさらっと終わったので、


早々に乾杯。


よかった~~~


乾杯用の日本酒が配られます。


わ~~~い


乾杯して、


その後速攻で向かったのは…



こちら


なんとなんと、ここでは毎年密かに、


カレーグランプリが行われていたのです


その名も水交会会長杯カレーグランプリ(笑)


限定百数十食。


阪神基地隊と、仮屋磁気測定所、掃海艇つのしまの3つのカレーのバトルが、


ここで密かに繰り広げられていたわけです。


ところで、仮屋磁気測定所って初めて知ったのですが、



掃海隊群のための施設である。

海上自衛隊の掃海艇は、磁気信管を備えた機雷に対抗するため木造ないしFRPの船体であり、

船内の配管も青銅やアルミニウムを使用するなど、磁気が発生しないよう配慮されている。

しかし、時間が経つにつれ、地磁気の影響により、艇体が自然に磁気を帯びくる。

そのため、特に掃海作業を開始する前には、磁気信管機雷の感応を防ぐため、

船体の消磁を行う必要がある。

磁気測定所では、掃海艦艇船体のどの部位にどの程度の磁力を帯びているかを測定し、

その部分の消磁を行うための施設である。(Wikipediaより)



という所なのだそうです。


へぇぇぇ…知らなかった…。


ともかくもこの3つのバトルで、カレーは今回こんな感じ。



今までのカレーバトルとの大きな相違点は、


どれがどのカレーかわからないので、


純粋に味のみで決着がつけられる、というところですね。


まぁ、私もそうですが、


甲乙つけがたい場合、


どうしても、知っている人がいる艦とか、


好きな艦なんかで投票しがちになりますのでね~。


そして、


今回も本来なら「すずつきカレー」があったはずなのですが…以下略。


この3つを頂いた結果、


個人的にはAがおいしいな~と思いましたら、


どうも同様に思った方が多かったようで、


結果はA=仮屋磁気測定所の手に優勝の栄光が


ちなみにこれまでの結果は…



掃海部隊がほぼ総なめしていますね。


っていうか、地味に過去四回も開催されていたのか…。


あ~、ぶんごのカレーとか食べてみたい


しかし、今年はカレーもよく食べました


一番おいしかったカレーは…


うふふひ・み・つ


ちなみに、カレーに並んでいる間、


テーブル上のお御馳走をあきらめていたのですが、


隣にいた親切なお姉さんが、


「ここ、並んでてあげるから今のうちにお料理取っておいでよ」


と仰ってくれました


なんて親切な方々…


おかげ様で、カレーも狙っていたお御馳走も頂くことができました


というわけで、無事にGETしたお御馳走がこちら。



もっと食べたかったけど、


以外にカレーが重くて断念しました…。






たらふく頂いたあとは、


いろんな方とお話させて頂く社交タイム


この日、もちろん、呉地方総監伊藤海将にも御挨拶させて頂きました。


その後は、総監の副官さんとお話させて頂きました…が、


いつも思うけど、


海上自衛隊の副官ってなにかい


顔審査あるんですか


ってくらいのステキなイケメン士官ですよ


話してても楽しいし、もちろん、副官なので優秀な方…


いるんだね、こんな人


…と、思う人が副官には少なくないよね、本当に。


そして、その後は


掃海艇の艇長さんとお話させて頂いたのですが、


すっごく若くてびっくりしました


30代前半~半ばくらい?


「掃海艇の艇長さんって、こんなにお若いんですか


というと、


「若いか歳とってるかどっちかです(笑)」


とのこと。


へぇぇぇぇ~。


もう一人の艇長さんも同じくらい若い方。


いや~、びっくりでした。


お話させて頂いたのは、


一般公開で見学させて頂いた、つのしまの艇長さんでした。


ま~この方もステキな方でしたね


掃海艇はすっごく楽しいと仰っていたのが印象的でした。


それは、よく聞く話です。


掃海艇乗りさんから聞く話は、いつも本当に楽しそうなんです。


人数も少ないし、行動が護衛艦と比べて自由なので、


アットホームな感じで色々楽しいみたいですね


その間に、実はステージ上で、


ひたすらもちつきが行われていました。



後半は、希望者にはもれなくもちをつかせてくれていた模様。


もちろん、私はそこには参加していませんが(笑)


そういえば、つかれたおもちも頂いていないので、


個人的には「もちつき大会」感ゼロでした(笑)






そうこうしているうちに、


あっという間にお開きです。


私は、もちをつかなくても食べなくても、


いろんな方とお話できたし、


カレーも食べられたし、


すっごく楽しい時間でしたので、


何も言う事はないです


さらに、


帰りがけには、お土産も頂いちゃいました


もう大満足です


そして、大満足のまま、


呉に夜行バスで向かいました~


というわけで、


今年最後の遠征レポートはまだまだ続きます。














北海道まで行ってきました(笑)  ~北恵庭駐屯地 後編~

2014年12月22日 | 陸上自衛隊

さて、腹ごしらえもしたことだし、


お次は、戦車博物館へ


ここ、普段は施錠してあって、


この時は、広報の方が、わざわざ我々のためだけに鍵を開けて


待っててくださっていたようです…


ありがとうございました







中に入ると…



なんか、ちょっとカワイイ感じの


戦車オブジェっぽいものが


なんですが、この砲身は本物を切ったモノでして、


案内してくださっていた広報の方(元々機甲科)が、


ちょっと見たらすぐに、


「これ、本物を切ったヤツ?!」


と、この戦車博物館担当の広報官の方に質問されていました。


すっご~いさすがだ~


ここの台座には、


漢詩が掘ってあったんですよね。


メモしてくればよかったな…。


そして壁には、



第一戦車群の記念品コーナー




この手拭いがカッコイイ


と、2人でキャーキャー萌え萌えしていて、


自衛官2人から、一体そんな物のどこがいいのか、


という顔で、笑われましたよ(笑)


ちなみに、ここにはいろんな写真パネルが飾ってあったのですが、


私が反応したのは、


戦車の魂入れの様子の写真


「戦車って、必ずこうやって魂入れするんですか


興奮して質問(笑)


「ええ、必ずしますよ。

 そしてもちろん、最後は魂抜きをします」


「へ~っへ~~~っそうなんだぁ~


独りで妙な所に興奮(笑)


いや~、だってこういうの、大好きなんです


物に命が宿っているとか、擬人化するとかというのは、


日本独特の文化です。


海上自衛隊の護衛艦には、必ず神棚がありますが、


陸上自衛隊はそういうのないのかなぁ…と、


ちょっと淋しく思っていたので、


戦車に魂入れするという事が分かって、


とってもとってもうれしかったんです


もう、ニコニコしていました(笑)






他にも、いろんなパネルがありましたが、


ここを訪れた


岩田陸幕長が、


「やっぱりこれだよなぁ~


と満面の笑みでご覧になっていたというのが、


たくさんの戦車の行列の写真。


2列になってて、砲身がやや中央に向いてて、


それはそれは壮観な写真でした。


コレは、一度実際に見てみたいですね。


そして、ここ戦車博物館では、


私が知らなかったある事実を、


恥ずかしながら初めて知ったのですが、


そのことは、また後日改めて書きます。






この後、


資料館に移動しました


…が、尋常ではない寒さ(笑)


そりゃあもう、寒かった…


楽しいんだから、


「すこ~しも寒くないわ~」ちーん


といきたいところですが、


いや、どうしたって寒いんだよね、これが(笑)


だけど、見る。


ここでも、古い写真パネルがたくさんありました。


くすっ、と笑えるものも(笑)


あとは、


陸軍時代の品々。





かなり年季の入ったアルバムもあり、


手にとって拝見させて頂きました。


海軍の軍艦の写真もあったので、ついつい


カンスキー(艦好き)の血が騒いで、


「この艦一体なんだろうね???」


と萌え萌え


でも、寒い…


展示品に、軍服やコートがありました。


保存状態がよく、普通に今でも着られそうなくらいです。


それらが入っている、ガラスケースの上部に


「70年以上も昔の軍服が、これほど綺麗に保存されているのは、

 日本を護ってくれた英霊の魂が宿っているからであり、

 ここにこの状態で保存されている限り、日本は護られている」


というような趣旨の事が書いてありました。


メモをしておけばよかったのですが、


そういう趣旨のことが書いてあったということで、


一言一句その通りではありませんので、悪しからず。


…この言葉に、一人密かに感動していました。


なんてすばらしい…


ここにも


物に魂が宿るということについて触れてあります。


しかし、確かに、


すばらしく保存状態のよいものでしたので、


コートなんて、あまりの寒さに(正確には寒いんじゃなく冷たい)


「これを着たいです(笑)」


といいたくなるくらい、温かそうでした(袖口とか)


さすがに限界がきて、撤退することに。


まぁ、南の方から来た人間には、


なかなか味わったことのない寒さでした


ですが、寒い中来たかいは大いにありました


はなちゃん、いろいろコーディネートありがとう


広報官さん、お忙しい中エスコートありがとうございました






さて、次は神戸に行きま~~~す



北海道まで行ってきました(笑)  ~北恵庭駐屯地 前編~

2014年12月21日 | 陸上自衛隊

今年の2月に、秋田まで行ってきたのもアホだと思いましたが、


今年最後の月に、北の大地、北海道まで行って参りました(笑)


何しに行ったかというと、


北海道のお友達で


いつもラジオに出てくれるはなちゃんに会いに行きたかったのと、


彼女がおもしろい企画を出していたので、


それにぜひとも参加したいと思い、


思い切って行くと決めると、


いつもお世話になっているジェットスター様が、


このタイミングで、バーゲンをやってくれたので、


ありえない価格で北海道まで行くことができました


その代わり、成田でトランジットでしたが、


あんな価格帯で行けるなら、そんなことなんでもないです(笑)


いや~ジェットスター様ありがとうございます






さて、北海道に旅行に行く、と言いますと、


通常、富良野とか小樽とかに行くと思うのですが…


そこは、エスコートが彼女なので、


そんなとこには行きませんよ(笑)


彼女が私のために用意してくれていた訪問先は、そう、


北恵庭駐屯地です


はなちゃん、


「九州から防衛モニターの(←ココ重要)友達が来るので


と、事前に見学申請をしてくれて連れて行ってくれました


ありがとう~


さて、ここ北恵庭駐屯地には、一体何があるのかと言いますと、


第一戦車群ですよ


そして、戦車といえば九州には74式しかいませんが、


ここ北海道は違います


…かの総合火力演習でしかお目にかかれない、


90式戦車様がいらっしゃるのですよ


というわけで、


期待しながら駐屯地に向かい、入口で広報の方のお迎えを待つ、そこには…



とっても親しみ深い74式と61式がお出迎えしてくれました。


健軍でも、このペアのお出迎えだったなぁ。


そして、広報の方がお迎えに来てくれて、


挨拶を交わして、さっそく中を案内して頂くことになったのですが、


ここで、本当にさっそく、90式戦車の所に連れて行ってくれました



カメラを忘れ、スマホの調子も悪く、


自分で撮影できなかったので、取れなくて残念だったのですが、



ここには、もちろんこの1台ではなく、


ずら~~~~~~っと、戦車が列をなしていました


これは、テンション上がりますよ


インパクト大


はなちゃんが、


「九州は74式しかないから、90は珍しいでしょ~?

 …って思ったけど、みねちゃんは総火演行ったから、

 そうでもないよね」


と言ったけど、


いやいやいや(笑)


…まぁ、そうだけど、あれは1台しか見られないから


こんなにたくさんいないから


そりゃぁ、やっぱりすごいよ


その中の1台を、貸切でまじまじと見学させて頂いていると、


その奥で戦車を洗車(くすっ)している光景が見えました


これは、なんて貴重な光景と、


我々2人はもう大感激で、戦車の戦車風景に見入っておりました。


もちろん、お湯で洗っているので、湯気が出てましたけど、


それでも、あの寒さだとすぐに冷えそうなので、


やっぱり寒そう…。


もちろん、戦車は当然、


こういった車両はキレイにしておくことが義務付けられているのだそうです。


そんな自衛隊が本当に大好きです


普通の人なら、一体何が楽しいのかと思うような光景を、


ひたすら見ていた我々の3時方向から、


今度はぶおおおんという、エンジン音が。


見ると、90様が走っているではないですか


2人で、さらに大興奮したのは言うまでもない…。


この時、隣の戦車を、若いイケメンな感じの隊員さんと、


かわいらしいWACさんが、車両点検していました。


寒い中、本当にお疲れ様です…。










大興奮したあとは、


いい感じにお腹がすいたので、お昼御飯を食べに行くことにしました


ちゃんと予約をしててくれていたんです


…ここで、


北海道だし、やっぱり海鮮丼とかでしょ


とか思ったアナタ、甘い、甘いよ


そんなわけないじゃん(笑)


連れて行ってくれたのは、


そう、隊員食堂です(笑)


この日のメニューは、


ラッキーな事に、北恵庭駐屯地名物の味噌豚丼でした


ご飯に味噌漬の豚肉だけがのっかった丼ぶりをもらい、


おひたし、とろろと葱のお吸い物、デザートのコーヒーゼリーをもらって、


今度は自分でトッピングするコーナーに移動。


丼ぶりに、キムチ、海苔、チーズ、温泉卵を乗せて、完成



食堂内は、当たり前だけど、


我々2人以外は、全員迷彩服姿です。


そして、おしゃべりしているのも、我々だけ…。


みなさん、黙々と食べていました。


びっくりするくらい元気よく


「頂きます」を言っている人がたまにいるくらい。


なので、食べるのも早いので、


あっという間に、ほとんどの人が食べ終わってさっさと出て行かれて、


気がつけば、ほぼ我々だけ(笑)


ゆっくり頂いていたのですが、


大変おいしゅうございました


特にコーヒーゼリーがお代りしたかったよ~


これも、生クリームを自分で増量できるシステムだったことに、


食べ終わってから気づいて、ちょっとショックだった私


でもでも、それでもおいしかった~


食堂で思った事は、


とにかく、メニューに様々な気遣いをしてあるという事。


この日の豚肉も、2種類選べるようになっていて、


カロリーを気にする方への配慮がしてありました。


また、掲示板には、


「名物対決広島産牡蠣フライと、○○(メニュー忘れた)」


と二種類のメニューを


どっちがおいしいかバトルさせていたり(自衛隊はこういうの好きですね(笑))


細かく、隊員さんからアンケートをとって、


味を微調整していたりと、


とにかくいろんな工夫と配慮をされていたことに、興味を惹かれました。


海上自衛隊と違い、自衛官が食事を作るのではなく、


民間企業が運営して作っているのですが、


激務の隊員さんに、少しでもおいしい食事を食べてほしい、


という気持ちがとても伝わってきて、


なんだかうれしくなりました


さて、


腹ごしらえが終わり、


次は、戦車博物館と資料館に行きます