「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

練習艦隊大阪港に現る!~せとゆき一般公開編~

2014年03月28日 | 海上自衛隊


天保山マーケットプレイスの2階から、


時間までぼ~~~~っと練習艦隊を眺めていましたら、


1130時くらいに、せとゆき一般公開の見学者が並び始めたので、


私もいそいそと岸壁に向かいました。


一応、セキュリティチェックなどを受け、


並びます。


その間も、並んで歩いてくる初任士官くんたち


あ、ちなみに、もちろんWAVEさんもいます♪



並んでても、退屈しないよね~うふ


そうこうしていると、列が動き出して、いよいよ乗艦。


まぁ、はっきり言って、


練習艦といえども、この艦はゆき型…


つまり、さんざん乗っているはるゆきと同艦なので、


別に真新しいものはないし、ふ~~~~んって感じなんだけども、

(あ、でもせとゆきの方がちょっぴり大きいんだよね)


そこはそれ。


私は、乗り鉄系(?)でちょっとづつ乗り物を制覇していくのが好き(笑)なので、


未乗艦の艦艇に「乗った」っていう事実が大事なんです(笑)


そんな中で、「ゆき型」「きり型」「ひゅうが型」「練習艦」「多用途支援艦」と、


いろんな種類の艦艇を着々と制覇しているので、


「次はむらさめ型に乗りたいなぁ」とか「あきづき型に乗りたいなぁ」とか


考えていたりします


で、ゆき型でもゆき型全部コンプリートしたい


みたいな願望もあるので、ぶっちゃけ、乗れればいいわけですよ(笑)


そいうわけで、


テント内に荷物を預け、心も身も足取りも軽く、ラッタルへと向かいました…


…が、ちょ…このラッタル、すっげー安定感ない


グラグラ


こんな安定感のないラッタル初めてだと思いながら、無事に舷門に到着。


出迎えてくれる乗員さんたちにお疲れ様ですと言い、船首部分に。


もうね、何があるかわかってる。


お馴染のね、アスロックと速射砲がいてますね(←関西風に言ってみた)


もう、速射砲はほんっとにいいんだけど、一応側に行ってみる…


と、そこで説明している方の階級はなんと三等海佐


佐官が一般公開で説明しているのって珍しい(のではないかと思います)


さらに近づくと、


「せとゆき副長」って書いてある


まぢで


副長自ら、説明してんの?


しかも、優しい感じですらっとした素敵な副長さん


びっくりして側に立っていると、


副長に何やら熱心に話しかけている、見るからに鉄モノヲタなに造詣の深そうな


カメラを持ったおじさん(?)が。


「これ(速射砲のどこか)って、何で磨くんですか?」(←おじさん)


「○○で磨きます(よく聞き取れなかった)」(←副長)


すると、おじさん


「えそうなんですか電車と一緒ですね


と、めっちゃうれしそうに言い放った(笑)


さては、コイツ、鉄ヲタだな


そのあとも、なにかというと、


「電車とおなじですね」


とうれしそうに連呼していた彼。


まあ、鉄モノのファンって、やっぱリンクしているよね(←ヒトの事言えない)


と思いながら、そいつ彼の隙をついて、副長に話しかけた。


「あのう~、聞いてもいいですか~?」


「はい、どうぞ」


「あの~、練習艦って、ああいう白い幕(?)みたいなのが貼ってありますよね?どうしてですかぁ?」


「…なかなかするどい…いや~、するどい質問してきますねぇ(笑)」


「そ、そうですか????(笑)」


「あれは、遠洋航海にでる練習艦のしるしなのですが、なぜ白か…」


「はい、どうして白い幕なのかなって…」


「なぜ白かといいますと、ま、見た目がキレイだからですね」


さすが海軍


ちょっと、本当ですかと言ってしまいそうになったけど、


当の練習艦の、あまつさえ副長さんの説明に


嫌疑を向けるわけにもいかんしな~と思いつつも、なんとなく消化不良な感じがしつつ、


でも、あくまで見た目の美しさは大事にする海軍の風潮に、うれしい気もするし


で、とりあえずお礼を言ってその場は撤退しました。


しらゆきと隣接している右舷側へてくてく


そこに、彼がいた



本日、二体目の溺者くん。


近づいちゃいけません、のロープがあるので、これ以上彼に近づけなかったけど、


同日に二体も見られて、大満足



お隣のしらゆき。


ここを勝手に渡ろうしていた素人が、存外多かったからか、


後ほど、「こちらは見学できません」という立て看板が用意されてました。


にしても「しらゆき」って名前がかわいい


彼女の入港時、2隻のタグボートが、なんだか、


社交界にデビューする姫君を、エスコートする紳士みたいでしたねぇ


ちなみに、せとゆきの「せと」は瀬戸内海の瀬戸です(←副長に教えて頂いたの


もちろん、呉所属。


そうそう、この艦も元は護衛艦でしたが、今は練習艦なので、当然、




ほら、ついています。


でもこれ、練習艦にするために、わざわざつけるんだよね


大変だなぁ…。


そこまでして、(少ない予算の中で)練習艦隊を用意して、


世界最高の海軍の教育が行われているということを、


だからこそ、海上自衛隊は世界的に見ても、極めてレベルが高い海軍なのだということを、


もう少し、国民の皆さんには知ってほしいなぁと思うのですよね…。








ほんっとに、予算が大変な中、金がかかることをしてるんだから~


防衛費、せめて2%にしよ2%に倍に


日露戦争の時みたいに、軍事費50%は頭おかしいけど、せめて2%(←これでも少ないけど)


余計な道路とか作らないで、こっちに回してあげて~


予算と言えば、つねづね思っていたことが、


どうも、艦によって大幅に予算枠が違うよね?ということです。


早い話が、「いせ」と他の(古め、小さめの)艦だと、絶対に予算額が違うってすぐわかるもん(笑)


だって、オリジナルグッズの量や、


そもそも、パンフレットのクオリティも違うしね。


せとゆきのアスロックの下にいた、砲術士の方に、


「パンフレットはないんですか?」と聞いたら、


「あ、すみません、予算の都合で用意できなかったんですよ…」


と。


早い話がお金がないから、パンフレットを用意できない、と。


せつない・・・


いせなんか、あのクオリティのパンフレットをいつも配布しているのに…。


そう思って、さっきの疑問をぶつけてみた(←ある意味、鬼)


「いつも思うんですけど、各艦によって、予算の振り分け方、違いますよね


「あ~、ちがいますね」


「ですよね、だって、どうみても、いせは予算が多く分けられてるもの」(あのグッズの充実っぷりたるや


というと、


「そりゃあいせ様いせ様はそりゃあ、もう、違いますよ


…なんだ、その「マリコ様」みたいなのは、とツッコミそうになったのをぐっと飲み込み、


「そうなんですねぇ、やっぱりいせは違うんですねぇ…」


とだけ返した(笑)


まぁ、ひゅうが型の一番艦ってひゅうがなのに、


いつもグラビア(?)飾ってるのは、彼女よね?


同じフォルムなのにね。


なんでだろ~????


ちなみに、この砲術士さん、B大卒のA幹ですが、


な~んと、以前は「しらせ」(「しらね」じゃないよ南極行く方だよ)に


乗っていらしたのだそうです。


こういう幹部の方が、しらせに乗るのはとても珍しいらしく(そうだと思う)


同期の方からとてもうらやましがられたんだそう。







え~、か~な~り、話がそれました(いつものこと)


艦尾の方に今度は移動。


ここも、おなじみのシースパロー(艦対空ミサイル)がいます。


ですが、ちょっとここはひと味違いました


なんと、ひと区画、開いています



もちろん、中身はダミーです。


本来、お隣や上、斜め上のように、プラスチックで蓋(?)がされてて、


発射時、プラスチックをぶち破って飛んで行きます。


一度、発射されるとこ見てみたいな~(←コラ


いや、っていうか、一度、演習中のCICに入って、


砲雷長が「て~~~~~っ」っていうことをライブで聞いてみたい…(絶対ないけどさ)


なんか、この「て~っ」の「う」がないところが、妙に萌え~なんですよ(笑)(←ヘンな女)


あ、そうそう、副長さんは砲雷長さんを兼任されていました。


だから、速射砲のところにいらしたわけですね。(なのに、全く関係ない質問をしたワタシ)


副長はだいたい、なんかしらの科長を兼ねています(ということにいろんな人と会って気付いた)


忙しそうだなぁ…。


さて、これで一周してあの不安定なタラップを降りて、上陸…


…したのだけど、


この日、3回乗艦しました(笑)


ヒマだったんで(笑)


荷物を預かってくれる方に、


「彼氏でもいるの?」


と言われた…


「いえ


と言うと、


「よっぽど好きなんだねぇ…(笑)」


うん、否定はしない(笑)


だけど、3回目の時、ご一緒した、


そもそも今回の大恩人のK先生と、


艦の部屋の中から出てくる家族を見た時(一般公開ではもちろん中は×)


互いに思わずもらした言葉が、


「あの人たちズルい、と思うけど、自分たちもさんざん特別に見せてもらってるから、
 
 文句言えないよね」


でした(笑)


ええ。


我々、いい思いをするのに慣れているから、


一般公開みたいに、上甲板しか見られないと、


「つまんね~


って思っちゃうんですよね


すみません…ほんっとに、すみません…。


だからこそ、せっかく来たから、とりあえずって感じで乗艦してきた三回目(笑)


でも、私、基本的に護衛艦に乗っていられればいいの


あのペンキとかオイルとかの独特のにおいも、艦ってかんじで好きだもん。


かといって、ここで数カ月暮せって言われたら、たぶんムリですが。


なぜなら、船酔いひどいから(笑)


泊まってなければ、3回も乗るのは確実に無理だった。





そうして、楽しい艦艇見学は終了し、


いよいよ、楽しみにしていた、「練習艦隊歓迎の夕べ」に行ってきます~


なんですが、


明日から2日間、舞鶴まで行きますので、


続きは早くて月曜になります…すみませんが、少々お待ち下さいね





































練習艦隊大阪港に現る!~天保山、そして・・・編~

2014年03月27日 | 海上自衛隊




思いがけず、かしまを見学できた後、


次の、せとゆき一般公開までだいぶ時間がありましたので、


かしまからふと見えて、気になった場所に行くことにしました。


それは、


天保山のふもとの、とある記念碑です。


ちなみに、天保山について知らない人のために簡単に説明しますと、


日本一低い山です(笑)


丘と山の境界線????っていうの?


ギリ山です、みたいな山。


一応登ると証明証をくれるんだそうです。






で、私が関心があったのは、山の方ではなく、


そのふもとにあったこの碑の方。



「明治天皇観艦之所」


そう、ここ天保山は、明治時代に初めて海軍の観艦式が行われたという、


海上自衛隊にとって非常に、歴史的意義のある場所なんです。


当時は、艦隊といっても今の掃海艇よりももう少し小さいくらいの艦がわずか6隻。


陛下は、佐賀藩の(おおっ!当時一番軍艦を保有していたのは佐賀藩だしね)


電流丸(ヘンな名前…)に乗艦あそばされ、


その電流丸とフランスの軍艦から、祝砲が発せられたのだそうです。



今の観艦式からすると、地味で小規模な感じですが、


それでも、今の観艦式ではおそらく絶対にありえないこと…


それは、天皇陛下のご乗艦。


これが、現代においては容易には実現されないであろうことは、


推察するに難くないです。


前回の記事で、かしまには、皇室の方をお迎えするための専用のお部屋があることを書きました。


国会議事堂の中にも、同様に天皇陛下専用のお部屋と陛下以外の皇族の方をお迎えするお部屋があります。


国会の方には、陛下がお越しになることはありますが、


現代において、天皇陛下が自衛隊の観艦式にお越しになることはありません。


「いちおう」自衛隊の最高指揮官ということになっている内閣総理大臣が出席するだけです。


これも、現在の安部首相みたいに自衛隊に理解がある方ならともかく、


民主党政権時代のように、訳のわからない輩に「最高司令官ですよ」と言われた所で、


士気が上がりようもないことと思ってしまいます。


東日本大震災の後、陛下は自衛隊を筆頭に置かれて、


国民の救助や支援活動の労苦のねぎらいと感謝を表明されました。

(↑当然、TVはカット。
  被災地御激励の為、航空自衛隊松島基地に降り立たれた天皇皇后両陛下に
  正対して敬礼している君塚栄治統合任務部隊指揮官の姿も一切流れない)


これだけでも、極めて大きな変化なのですが、


言い換えるなら、


たったこれほどの事が、大きな変化と呼ばねばならぬような、


皇室と自衛隊の関係だったということです。


戦前、皇室は宮家ごとに陸軍・海軍を決めて、それぞれに子弟たちを送られてきました。


それほどに、軍と皇族は関係が深かったのですが、


なので、戦後は当然のごとく、真逆の方向に行ってしまうわけです。


それはもう、面倒なのでいちいち書きませんが、いろんな事情や思惑があって、そうなったのですが、


とはいえ、


自衛隊の最高司令官である内閣総理大臣を任命される、


天皇陛下の行幸やご観閲などがあってもよいのではないかと思う次第です。


震災以降、自衛隊への理解や好意的な人は増えたとはいえ、


まだまだ、本質的な理解をされているとは言い難いでしょうし、


問題も多く抱えています。


報われることよりも、報われない事が多い任務の中、


彼らが命がけで護っている国家や、国民の象徴である天皇陛下が、


各観閲式や観艦式、できれば、防衛大や各幹部候補生学校の卒業式の時などに、


直接陛下からの激励の御言葉を賜る事ができるなら、


士気が上がるとまでは言いませんが、


もう少し、自らを卑下せずにすむのではないのかなと、思ったりします。


普段から、違憲だの税金泥棒だの言われていても、


マスコミや共産党や社民党・変な市民団体(とかそもそも相手にしていないと思いますけども)が


わーわー言っても、節目節目の時に陛下のご臨席とお言葉があれば、


自分たちは、国家に認められている集団なのだと、もう少し思う事ができるのではないのでしょうか?


これは私の勝手な推測でしかありませんが。


ですが、天皇陛下のご臨席があっても何とも思わないしどうでもいい、


というメンタリティの人が、そもそも自衛隊において長くその任を務める、


ということは、ちょっと想像しがたいので(そうでない人もいるとは思いますけどね)


まぁ、あくまで私が接した事がある、士官たちから私が勝手に受けた印象です。


別に、彼らがそういう趣旨の発言をしたわけではないことは、ここで名言しておきます。









ちなみに、2011年に、ブラジルで皇太子殿下が練習艦隊を観閲されたことがあるそうです。


日本国内では、絶対にありえないことです(っていうのが、そもそもおかしいんだけど)


この時に、皇太子殿下が、そのお部屋をご使用になったかどうかはさだかではありません。


ただ、私が当初考えていたほど、全く使われることがない、わけでないので


皇室関係者のご高覧が時折ある際には、使用されているようです。


中をご覧になった方(うらやましい…)の感想で


「その部屋は優雅で美しく、波間に千鳥が舞う模様の絨毯が敷かれていた。続く風呂場は、総檜作りであった」


と書かれていました。


しかし、ことさら「皇室関係者」と言うという事は、天皇陛下のご高覧ではないでしょう。


一度、この練習艦隊や観艦式をぜひ、陛下ご自身に観閲していただきたい…


そんなことを思いながら、天保山の記念碑から、練習艦隊の方を眺めておりました。









ちなみに、


海上自衛隊の観艦式は、30隻以上の艦艇が終結して、


実際に海上を航行し、展示演習を行いますが、


これほどの艦隊(性能や大きさの異なる)を集結させて航行するのは、


世界でも、海上自衛隊だけです。


また、昨日頂いたコメントで知ったのですが、


新任士官のために、練習艦隊を編成して遠洋航海に出かけ、


そのための練習艦までも保有しているのも、


海上自衛隊だけなのだそうです。


この点だけでも、海上自衛隊は世界随一の海軍(とあえていいます)


と言ってもいいのではないでしょうか。


ですので、ぜひとも我が国が誇る海軍を、陛下にご高覧頂ける日が来るといいな~と思います。


…と、想いを馳せたところで、


そろそろ、せとゆき一般公開の時間に。


みんな並び始めていますので、行ってきます♪

































練習艦隊大阪港に現る!~練習艦かしま乗艦編~

2014年03月26日 | 海上自衛隊
と、いうわけで、


「かしま」にまさかの乗艦することになりました~


わ~


わくわくしながら、ラッタルの下で案内されるのを待ちます。



そして、


先ほどのやけに感じの良い、ザ☆広報!みたいな海曹さんが、


もんのすごい笑顔で、元気よく


「はい!ではみなさん、こちらから気をつけて上がってくださ~い」


と我々を引率。


登る前に、海士くんから「かしま」のパンフレットを受け取り、


わくわく全開でタラップを一歩一歩踏みしめるように登り、


満を持してのかしま乗艦


…て、広い通路がやけに広い


↑↑↑ほら(ってあんま護衛艦に乗ったことない人はふ~んって感じだろうけども)


いせは全体は大きいけど、通路は普通の護衛艦と変わんないからね。


っていうか、いせは、そもそも外に通路はなくて、だだっ広い飛行甲板しかないんだけども。


笑顔満開の海曹さんが、


「え~このかしまは、練習艦でうんたら…」


と必死に説明されているけど、


なんでこんなに広いのかが気になって仕方ない私。


説明を終え、移動する瞬間をねらって、


「あのう~、普通の護衛艦に比べて、かなり通路広いですよね?どうしてですか?」


と質問。


海曹さん笑顔で


「あ、これは練習艦ですから、広く作ってあります」


…答えだかなんだなんだか、イマイチよく分からない…


だから、その「広い理由」を知りたいんだけどなぁ


と思いつつ、私も先が気になるので、スル―することにした。


「はい、上を見てくださ~い」



はい、見ました。


「これは、将官艇と言いまして、将官の方など『エライ人』を乗せるボートです。

 この将官艇は、かしまにしかありませ~ん」


なるほどね


実は、さっきからかしまの写真撮ってた時から、


あの青いボートなんだろう??って思ってたのよね。


そうだったんだ~。


「あのボートは中の作りも違いますし、スクリューも2つついています。(←2個だと速いらしい)

 もちろん、我々は絶対に乗れません(笑)我々が乗るのはあっちです」



↑↑↑こっち。


ちなみに、作業艇、乗った事あります。


ベタ凪ぎにも関わらず、酔いましたね(笑)


あの時の気持ち悪さを思い出しつつ、


海曹さんについて行きます。


甲板です。



写真は撮っていませんが、


速射砲(船の魂・大砲)もあります。


速射砲の説明はもういいです、って感じだけど、


足元にこんなものが。





弾ですね(もちろん、ダミー)


重さは実物と同じという事で、ちょっと持ってみると、


かなりの重さで持てませんでした


たしかこれ、人力で弾込めてるよね????


大変だなぁ…


ココでちょっとしたアクシデントが。


弾ばかり見ていたちびっこが、


速射砲の突起物に、頭ゴンしちゃったのよね(笑)


海曹さんが


「わ大丈夫おじちゃんがちゃんと見てなかったから、ごめんね


と平謝り。


ちびっこは、ちびっこなりのプライドがあるのか、


周囲に大人たちがたくさんいるから、


ママにしがみついて、必死に泣くのをガマンしていたのが、かわいらしい(笑)


ママは笑ってました(←さすが大阪)


ちょっと微笑ましい光景でした。


で、この辺、私はあんまり興味がないので、


一人群れを離れて、甲板をウロウロ…


そして、この甲板で気になって仕方ない場所が、ココ↓↓↓↓




ここって、普通の護衛艦だとさぁ「入っちゃいけません」扉だったり、


「ナントカ守則」とか貼ってある場所だよね?


どうみても、奥は部屋。


しかもただならぬ気配を醸し出している部屋。


以前、ある海自士官から


「かしまには、来賓を招くためのスゴイ豪華な部屋があるんですよ」


と聞いたことがあったので、もしや???と思い、


近くに立っていた別の海曹さんに質問。


「あのう~、あの部屋はなんですか~?」


海曹さん、答えて曰く、


「あの部屋は、司令官や海外での大事なお客様をお招きした時にお通しする部屋ですね」


と。


「中の部屋の作りなんかも違うんですか?」


「違いますね。やはり、違いますね」


「じゃあ、いわゆるVIPルームですね?」


「そうですね、VIPルームです」


ビンゴ~


「そういう部屋がかしまにある、と聞いたことはありましたが、ここなんですねぇ」


と言うと、


「そうですね。ちなみに、この上は艦橋ですが、さらに上にまた部屋があって、

 そちらは、皇室の方がお越しになる場合の時のための専用のお部屋があるんです」


と教えてくれました。


ここで、「お越しになったことはあるんですか?」


と聞こうとして飲み込んだ。


愚問だから。


この件については、後述します。


お礼を言い、


奥に移動し始めた、さっきの群れに戻りました。


あさぎりが隣接しています。





これは、あさぎりのCIWS(シウスと読みます)


速射砲の時、


「この艦にはSIWSはあるんですか?」


と質問をしていた人がいましたが、


かしまは練習艦なので、CIWSはありませ~ん。


あさぎりは護衛艦のまま練習艦隊に組み込まれている(から艦番号も151)


ので、CIWSがあるんですね。


え?CIWSが分からない?…そんな時はGoogle先生に聞いてください(笑)


極めて簡単に言うと、もんのすごい速さで標的を撃ち落とす代物です。


ところで、あさぎり側の通路を歩いてて、


さっきから、


あさぎりの作業艇とか甲板を見下ろしているってことに気付いた。



こんな感じ。


ふつう、作業艇を見下ろすことはない。


そういえば、ラッタル登るときに、ちょっと感じた違和感があった。


「護衛艦だとこんなに登らないよね?」


いせを見慣れている私が、なんか、かしまでかい?と思うくらいだし。


そこで、さっきのにこやか海曹さん(ふいに出た方言から九州人と推測)に


「あのう~、さっきから気になっているんですけど、かしまの甲板の位置って、護衛艦よりかなり高くないですか?」


と質問すると、にこやかに


「はい、高いですよ!」


と元気に答えてくれた。


「・・・・・・なんでですか?」(←こう聞かないと教えてくれないらしい)


「かしまは練習艦で、海外を周ることを前提につくってあるので、客船の高さにあわせてあるんです」


なるほどそういうことか


「へぇぇぇそうなんですね」


「ですので、護衛艦にはこれ(名前忘れた。ストッパーみたいなヤツ)がないんですけど」



↑↑↑これ。


「あたしかに、ないです」


「はい。これは、海外では水を海に捨ててはいけないからです。微生物の関係で…」


つまり、甲板掃除の時なんかで、


日本から積んできた水を使って掃除して、それをそのまま海に捨てることは、


海外の場合、生態系に及ぼす影響があるからまかりならん、というルールがあるので、


海に水を捨てないためのストッパーみたいなのがあるってことです。


なるほどね~。


護衛艦と練習艦の違いがいろいろ面白くて仕方ないんだけど~(笑)


続けて、


「え~、海に落ちた人を助ける時は、かごに乗せて引き上げるんですが、それがこれです」


と、かごの所に案内してくれたのだけど、


私の目を奪ったのは、かごではなく…


「あ~~~溺者だぁぁぁぁ




「いかにも、俺が溺者だ」


という渋い声が聞こえてきそうな、ゴルゴな溺者(笑)


さらによく見ると、なんか書いてある…



「スイス銀行への入金を確認後、投入する」


私、ここで笑い死に(笑)


かしまの溺者くんは、スイス銀行に依頼金を振り込まないと海に入ってくれないのね…







まあ、こんなかんじで、かしま見学は終了しました。


練習艦は初めてなので、すっごい面白かった~


いろいろ護衛艦と違うのね~。


大満足で、ラッタルを降り、


次の、せとゆき一般公開まで、天保山に登って時間をつぶします。


ってことで、


天保山とせとゆきの一般公開に続きま~す。







































練習艦隊、大阪港に現る!~入港編~

2014年03月25日 | 海上自衛隊
ここ数日、ブログアップが滞りまして、大変申し訳ございませんでした。


じ・つ・は


大阪港に、練習艦隊を観に行っておりましたの~


1月の護衛艦いせの洋上慰霊式に次ぐ、


私の中で楽しみで仕方ないイベントです


な・ぜ・な・ら、


ただ入港を観るだけではありません。


この度、江田島を卒業したばかりの新任士官たちの歓迎レセプションパーティにも参加


あまつさえ、練習艦かしまでの艦上パーティにも参加できるんです


いや~、今年に入ってから「生きてて良かった」がもうすでに何回あったかと(笑)


この日を楽しみに、


今月仕事やゆる会をやり遂げて参りましたからね


というわけで、今回も5回くらい(?)に渡ってお送りいたします






そう、金曜日に博多ゆる会→夜行バスで大阪へ


土曜日大阪ゆる会→諸事情により宿泊場所の奈良へ


というなかなかの強行スケジュールの果てに迎えた日曜日、


練習艦隊の入港を観るべく、


奈良からがんばって大阪港に向かった…


んだけど、


中央線大阪港駅をおりて観覧車を目標に早足で岸壁を目指していると…


ん???


ターミナルの上から、観えるあれは護衛艦のマスト


「すでに入港してる…


が~~~~~~~~~ん


あと30分早く出てくるべきだった…


だけど、そんな落ち込んでる場合じゃないので、


気を取り直して岸壁に向かう。


水交会や防衛協会、その他さまざまな方々が集まっていらっしゃいます。


もちろん、手には旭日旗と日章旗。


海上自衛隊の歓迎は唐津も熱いと思ったけど、さすがは大阪、ここも熱いです(笑)


受け付けとかあるのかな~と思ったら、何もない。


しれっと入れました。


いやぁ、ソーラス条約がない岸壁っていいですねぇ…(笑)


よしっ、と思って岸壁を観ますと、そこには、


練習艦かしま





先週、呉のFバースでもお見かけしました。


あの後、彼女は江田島に卒業生をお迎えに向かった模様。


それにしても「かしま」、大きいですね。


結構な存在感があります。


そして、かしまの前には…


そう、初任士官たちが整列しています


さぁ、皆様(特に女性の海自ファンの)ご覧くださいませ~




くは~かっこいい…以外に言葉がでません(笑)


みなさん、しばらくこのまま式典が始まるまでじっと待っていらっしゃいます。


私もしばらくひまだなぁ~と思っていると、


10時方向、せとゆきが接舷なう。


わ~い


いそいで走っていきました~(しかし、思ったより距離があるのでキツイ…)





今回、一般公開となる艦艇ですね。


続いて、もう1隻、その奥にもう1隻…あさぎりとしらゆきです





(↑これ、艦の奥~~~にうっすらいるの、分かります???)


一番好きな写真は、この、遠くにいるしらゆきです。


動いている艦艇を観る機会ってそんなにないし、


なんか、せとゆき、あさぎり、しらゆきが続いている様子が、


これぞ艦隊って感じがして、も~興奮と感動で言葉になりません~


4隻の艦艇が集結する様子なんて、そうそう観られないもの~


この時、私、今週の木曜日もどうにかして佐世保に行こうとか思った(笑)


もう一度、あの感動のシーンを、的な感じで、行きたい


どうにかして行きたい


今度は、かしまの入港シーン観たい~~~~


とか思いつつ、せとゆきを観ていると、


かしまの方から、音楽が聞こえてきた。


曲は、パイレーツオブカリビアン


え???海賊???


正規軍自衛隊に対して、海賊とは何事ぞと思ったけど、


それを演奏していたのは、


こんなかわいらしい音楽隊たち





もう、可愛いのなんのって


セーラー姿に、海士の帽子、ペンネントには「少年海上自衛隊」の文字が。


かわいい~~~~


こんな子たちが一生懸命演奏しているなら、許す。


しかも、背中にはみんな旭日旗を指しているの


も~ね~、この子らに歓迎を受けた初任士官たちは、メロメロだったろうね


と思ったら案の定、


パーティで話した三尉殿曰く、


「最初、地元の高校生が出迎えてくれているのかなって思ってたんです。

 でも、近づくと『あれ???なんかちっちゃいぞ???』と(笑)うわ~かわいい~ってなりましたね


と。


だよね~。


あれはメロメロになるわ~


まぁ、選曲としてはだ、


帝国海軍→英国海軍に倣う→英国海軍→もともと海賊


って事で、ギリありっちゃあり?


そんなことを考えていると、式典も終わりに。


そしたら、このちびっこらが、


初任士官の前に横一列に並び、握手。




かわいい~見ているだけできゅんきゅんしちゃうわ


凛々しい初任士官たちとかわいらしい園児たちとのふれあい光景を見つつ、


今、私がお世話になっているあんな方やこんな方も、


こういう時代があったんだよねぇ…などとしみじみ思っていました。


すると、私の隣にいたおばちゃんたちが、


「あの船には乗られへんの?」


「無理ちゃう?ほら、あれやで、やっぱ機密といろいろあるしな」


「そうや、みたらあかんのが、いろいろあるから、入られへんな」


とか話しているのが聞こえてきた。


いやいや、イージス艦じゃあるまいし(笑)と1人心の中で笑い、


それにしても、一般公開がせとゆきだけだなんて、ちょっとさみしいわ~と


思いながら、せめてもう少し艦を近くで観ようとそのおばちゃんたちからそっと離れた。


すると、


「かしまの見学を希望される方~。見学ご希望の方はこちらにどうぞ~」


と体格の良い広報官?のおじさん。


なんですって?


「見学をしたいか?」と問われれば、そりゃしたいわ(笑)


ここに集結されているいずこかの会に所属していないとダメなのかぁとか、一瞬よぎったけど、


ダメと言われて初めて引き下がればいいわけで、


それまでは「かしま見学の希望者です」って当たり前の顔してればいいんだよね


そんな都合のいい解釈して、


ずうずうしく最前列に並んだ(笑)


どうにも、名簿なんかをチェックする感じではない。


いける?これはいけるか???


かしまを見学するチャンスの瀬戸際(?)の緊張感と、


さっきのおばはん奥様方のように、自己完結してチャンスを逃す人って、いるよね~(笑)


と図々しい自分をほめてあげながら待っていると、


もんのすごい感じのいい笑顔の海曹さんが


「はい!では~こちらからご案内しま~す


よ~しよし


これでかしまに乗艦できるわ~。


やったぁ~~~~~


って事で、続く(笑)

















銀河英雄伝説と海上自衛隊(笑)

2014年03月20日 | 海上自衛隊
いつか書きたいと思っていました、このテーマ(笑)


どっちも大好きなので、


この2つをからめた記事を書きたいと常々思っていましたが、


予想以上に、私の予定が盛りだくさんで、


なかなか書くチャンスがなかったんですよね~(笑)


しかし、やはりというべきか、


自衛隊ファンって銀英ファン多いよね?


一度、銀英ファンから防衛大⇒陸自幹部


という方にお会いしたこともありますしね。


まぢで。


そんなわけで、ありだろ~ってことで、書いちゃいます







そもそも銀河英雄伝説を知らない人は、


ご自身でググってくださいまし(←ヒドイ


これ説明し出すと長くなりますんで、さらっというと、


銀河帝国軍と自由惑星同盟軍が宇宙空間で150年も戦争しているっつー話です。
(↑さらっとすぎ(笑))



このシャアをさらにふてぶてしくさせた金髪(ラインハルト)と、


やけに地味な東洋人(ヤン・ウェンリー)の二人が主人公です。


どっちが帝国でどっちが同盟かっていうのはなんとなく見たらわかるでしょう(笑)


まぁ、私がこんなにも海上自衛隊にのめりこむ、


本当にその一歩目を踏み出させるきっかけを作ってくれた作品です。


そう、ここから入ったもんだから、


海自さんたちとお会いする時は、


どうしても、銀河英雄伝説と無意識に結びつける癖がついちゃっているんですよね(笑)


この作品のファンは、


帝国ファンか、同盟ファンかに分かれます。


むろん、私は帝国ファンですとも


だって、昔の帝国海軍みたいなんだもん(ってたぶん、それがモデル)


そして、それは実際に海上自衛官とお会いするとホントにそうだって思った。


だってね、


海自の士官って、リアルに帝国軍の士官みたいなんだもん


雰囲気とか、立ち振る舞いとか


いやまぢで。


こんな人たち、実在するんだぁぁぁぁぁぁ


っていう感じですよ、ホントに






ってことでですね、


よく、私は海自の知識がかなり豊富であるように、


初期段階から見られていたのですが、


それは全て、この銀河英雄伝説での知識がベースとなっているだけだったっていう。


それでココまで理解できるもんなんだと、むしろ私がびっくりだったよね(笑)


当初、自衛隊独特の階級も、


三佐 ⇒ 少佐


一尉 ⇒ 大尉


などと、いちいち脳内変換していたからね。


じゃないとわかんなかったから


ちなみに、銀河英雄伝説をみなれてしまうと、


シャアとかカダフィ大佐とか、


なんで佐官でそんなに偉そうなんだ???とか思ってしまいます(笑)


そう、階級の感覚がおかしくなるんですよね。


アホみたいに将官がいるから、


准将とかでも、「は?」みたいな(笑)


リアルに自衛官と関わりが増えると、さすがにその辺は修正されてきましたが。


呼び方と言えば、銀河英雄伝説では、


参謀の事を、


同盟軍は参謀っていうけど、帝国軍は(なぜか混ざっているけど主に)幕僚と呼びます。


日本においては、旧軍の時は陸・海共に「参謀」と呼称していましたね。


現代では「参謀」と呼称すると軍っぽいよね、ってことで、これを忌避して


「幕僚」と呼称しています。


っていうと、市ヶ谷は同盟ファンに分かりやすく言うと、


統合作戦本部(ミッターマイヤーに壊されたところ)、


帝国側で言うなら、もちろん軍務省です。


つまり、防衛大臣は軍務尚書…オーベルシュタインってことです(笑)



なんだろうね、一気に近寄り難い感じになりましたね


しかし、我が国は民主国家ゆえ、文民統制が原則。


そこは同盟となんら変わらないので、


ご存じのとおり、防衛大臣は民間人で軍人(現役自衛官)がその任に就くことはあり得ません。


なので、防衛大臣=国防委員長=ヨブ・トリューニヒト…(笑)


え~っと、一気に不愉快になるのはナゼ(笑)


でも、ものすごくくだらないけど、書いてて楽しいわ







楽しいので、どんどん行きましょう


さて、


護衛艦には、皆様ご承知のように


艦長を筆頭に会社でいう役員みたいな人たちがいますよね。


これらも違わず、銀河英雄伝説で予習しておりました。


艦長、副長、航海長、砲雷長…とか。


しかし、この予習においてノーマークだった役職がありました。


それは、船務長


初めてその役職を目にした私の脳内は「?????????」でした


え?これは何???銀英に出てきてないし、見たことない…


しかも、他の役職は一目見れば分かる、すっごい分かりやすい名前なのに、


船務長って…えらくざっくりしてないか?他の役職名に比べると


結構長い間ナゾでしたね、船務長。


艦橋にいるかと思えば、CICに籠ったり。


しかも(私が知っている船務長の方々は)イベント企画までやらされて担当していた模様…。


銀河英雄伝説ににはいなかったし、本当に謎でした(笑)


ただ、ちょっとづつ船務長の職務が分かってきたところで、


じっくりと銀河英雄伝説を見て気付いた。


銀河英雄伝説の軍艦って、艦橋とCICが同じ場所にある


ってことに。


で、なんとな~くの感覚ですけど、


銀河英雄伝説の艦長がやってること見てると、どうやら船務長に該当する感じです。


艦長と船務長足して2で割った感じかもしれないけど。


って、すっごいどうでもいいけどね(笑)


どうでもいいんだけど、すっごい気になってて、


でも、どうでもよすぎて誰にも話せないので、


ここで書かせてもらいました


くだらなくてすみません…






ちなみに、銀河英雄伝説の作者は、超がつく左巻きの人です。


伝統とか国家とか、本当に嫌いみたいですね。


今改めてみると、うひゃ~って思います(笑)


この人の作品(特に「創竜伝」)にどっぷりはまると、確実に左傾化します。


実は、私がそうでした(←意外でしょ?)


ですが、


作者は歴史が好きな人でもあるので(っていってもこれも中国のに偏るみたいだけど)


歴史を元に、細かく設定してつくられた登場人物は、とても色彩豊かで魅力的です。


特に、主人公の一人、ヤン・ウェンリーの存在感と人気はすごいです。


なんか、実際にいそうだもんね、この人(笑)


ちなみに、リアルに(鉄壁)ミュラーっぽい人は知り合いの海自士官にいますうふ



見た目の雰囲気とか物腰がね、なんとなくね。


謙虚なとことかも。









銀河英雄伝説の大きな魅力は、これらの登場人物ですね。


英雄伝説と言う通り、様々な軍人たちが登場しては、


戦死していきます。


このあたりは、作者が左巻きなわりに、


歴史好きな方が勝っているからか、非常に感動的な数多くの名場面や、


優秀な敵将を称えるというシーンもあり、


名将と呼ばれる人物とはこういう者だ!という主張を強く感させる、


軍人の生き様や死に様を、通常左巻きの人はおよそ書きそうにないような


名シーンに書きあげています。


ビュコック提督の最期は秀逸でしたね。



まさに、このシーン…。


銀河英雄伝説屈指の名シーンと言ってもよいでしょう。


余談ですが、


「あ、こいつ次死ぬな」と感じさせるセリフやシーンの事を、


死亡フラグと言います(笑)


何かと言いますと、


戦場に行く前、家族と別れのシーンで


「俺が今まで戦場に行って帰ってこなかったことがあるか?」(←ケンプ)


とかね。


あ~、ってことは、コイツ今回は帰ってこれないんだな…と感じさせてくれますね。


これが死亡フラグです。


閑話休題。





ところで、一度だけ、ある海自士官より頂いたメールで、


一人称に


「小官」


と書いてこられた方がいらっしゃいました。


これはですね、銀英ファンにはたまりませんよ(笑)


すげ~、ホントにこんな一人称使うんだぁ~


って感じです(笑)


さすがにまだ、二人称で


「貴官」(←同盟で主に使用)


と言った人は見た事ありませんが。


「卿(けい)」(←帝国でのみ使用)


はもちろんいません(笑)


そうそう、佐世保セイルタワーでミュラー似のイケメン海自士官さんに案内して頂いた時、


階級章のコーナーで、


「ところで、今も将官を呼ぶ時、閣下っていうんですか


って、極めてアホな質問をして、


失笑を買った事があります


「今、そんな呼び方する人は誰もいません(笑)」


そりゃそうだ。





まぁ、そんなこんなで


銀河英雄伝説における帝国軍と海上自衛隊との共通点を見つけては


密かにうきうきしています


そうそう、艦艇もグレーっていう共通点があるわね。


そういや、前にも書いたけど、以前ある海自士官さん(また別人)に


「なんで海自が好きなんですか?」


って聞かれて、


「艦隊が好きだからです」って答えて、


絶句された経験があります。


なんで艦隊が好きかって言うと、銀河英雄伝説が好きだからっつーね。


で、そのうきうきがもうマックスになって、あふれてきたので、


ここらで一旦、吐き出させて頂きました(笑)


すみません…。


でも、これを機会に、


銀河英雄伝説ファンから新たな海上自衛隊ファンが、


海上自衛隊ファンから新たな銀河英雄伝説ファンが誕生してくれると


とってもうれしいです(笑)


それでは、また。






銀河の歴史が、また1ページ…