「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

いつもブログへのご訪問ありがとうございます♪

2014年09月26日 | 日記


最近、こちらのブログ更新が滞っていて申しわけございません。


正直、今、ブログに書くほどのネタがないので、


ちょっと手が止まっております(笑)





10月には、


また、ネタがたくさん待ちかまえており、


ブログの更新に励んでまいりますので、


しばし、お待ちいただけましたらありがたいです♪





ちなみに、


10月5日はコチラに行って参ります。



これを始めとして、


10月は珍しく、


陸上自衛隊ネタが増える感じです


ってなわけで、


しばし、お待ちくださいませ~




旅から戻ってからの、佐世保・倉島岸壁の風景

2014年09月23日 | 日記


っていうか、


あっちこっち行っておりました。


その中で、


東京とか佐世保も行きましたけどね。


その中で、具体的にネタにできるほどのこともないのですが、


しばらく、ブログの更新もしないまま、流浪の旅に出ていましたので、


中には、ご心配してくださっていた方もいらっしゃったのでは?


と思い、ちょこっと、そのことだけここで報告させて頂きます。





最終日は佐世保で、


ひさしぶり(?)にグレーのおふねを見に行きました。


やっぱり、一か月に一回は見ないと気が済まないな~。


今回の一般公開は、いつもお世話になっている


「きりさめ」


でした。


ここで、エスコートしてくれた海曹さんが、


一緒に見学に行った女の子たちに、


とっても親切に丁寧に、すっごく分かりやすく説明してくれました。


その時に、


飛行甲板で、女子全員が気になって仕方なかったのが、


その後ろに停泊していた、「さわぎり」でした。


なんで気になっていたかというと、


梯子をおろして、碇の塗装をしていたから(笑)


つか、そもそも、あんなヒモと板でできた梯子なんか、


アニメとか映画でしか見たことないよね(笑)


その横に、ペンキがつりさげられているし、


器用に碇の上に立って塗装している若い海士くんに、


女子勢で手を振ると、


笑顔で手を振り返してくれるのがカワイイ


・・・つくづく思うけど、


あんなところをマメに塗るなんて、


本当に海上自衛隊くらいだよ、うん。


いつも艦艇がキレイなわけですよ


これも、いつも言っていますけどね。


みんな、必死に塗っている姿もさることながら、


気になって仕方ないのは、


どうやって彼が上がって行くのか、ということ(笑)


エスコートの海曹さんが、


「あれ、普通に登ると体重で艦に寄ってしまうので、

 横から登るんですよ」


と教えてくれました。


な~るほど。


ちゃんと命綱もつけてたし、


よもやと言う事はなさそう。


器用に登って行く姿に、一同感心して、拍手


これに付随して、


足元のザラザラ(砂が捲いてある滑り止めの部分)も、


船員さん達自らでやっていることを説明してくれました。


私は、そのことは知ってたけど、


この時初めて知ったのは、


分隊ごとに分かれて作業しているという事。


つまり、飛行甲板なんかは、むろん5分隊がやっているということですね。


そんなふうに、


艦の丁寧なお手入れが、


船員さん達の手で行われていることを、


艦艇見学の時に、もっと知ってほしいなぁと思います。






艦艇見学、見どころは、本当にたくさんあると思いますよ~







輸送艦くにさき一般公開in下関 ~出航編~

2014年09月08日 | 海上自衛隊

最終回を残したまま、大変お待たせいたしました。


前日、予想をはるかに超えた楽しいおもてなしをしてくれた


くにさきの出航を、これはなんとしても見送りたいと思い、


行って参りました。


もちろん、朝の0800時に


だって、自衛艦旗の掲揚みたいも~~~ん


ってことで、


行きました。


あるかぽーとに到着したのは、0730時。



見てください


この神々しい姿を


この姿を見ることができただけでも、早起きしたかいがありましたよ


しかし、早くつきすぎて、


待つこと30分…。


ラッパを手にした海士さんの姿が見えました。


ラッパが鳴り響き、なんとかギリギリ、自衛艦旗が揚がって行くのが見えました。



…いかんせん、甲板の位置が高いので、


並んでいる皆さんは全く見えませんけども、


それでも、朝から厳粛な気持ちになり、涙が出そうでした。


日本人として、日本に生まれてよかった…そんな気持ちにすらさせてくれます。





それからしばらくすると、


人の動きがせわしくなり、岸壁も騒がしくなってきました。



水はけの悪い岸壁を、基地隊の方々がせっせと水を掃き出したり、



バケツリレーよろしく、大量のごみが次々に出されます。


昨日のガリガリくんの残骸が見えました…。


…こういう作業をず~~~っと眺めてるのが、結構楽しいです(笑)


しばらくすると、それらも終わり、


1130時の出航まで、まだかなりあるので、


基地隊のテントに入れさせて頂いて、ぼ~~っと待っていました。


恐らく、基地隊の方からは、


彼氏かなんかの見送りに来た女だと思われていた模様(笑)


そりゃそうだわ(笑)


それにしても、ヒマすぎてどうしたものかと思っていた時、


近くの観覧車が動き出したのが見えた。


これだ!!!!!


そう、観覧車からくにさきを見下ろしたら、


ちょっと、ヘリコプターから見た気分が味わえるに違いない


そんなことを期待しつつ、観覧車にウキウキで乗った私。


見る物は、余計な景色などではなく、くにさきだけに視点を固定。


徐々に上がっていく観覧車とともに、私の気分もアゲアゲ


そして、見えたのがこんな感じ



ちょうど、ヘリで近づいてる感じかな?


そして



ま~さ~に、着艦目指してる感じ???(笑)


的な気分を無理くり疑似体験して時間を潰してきました。








それからしばらくすると、


いろんなお見送りの方々が集まってきはじめました。


旭日旗を持った若い女性の…恐らく姉妹と思われる二人もいらしてて、


すごいな~と、心中で感心。


下関市長さんと思しき方や、防衛協会の婦人部の方と思しきご婦人と、


様々な方がテントに集まってきます。


そうしているうちに…





ラッタルに取り付けられていた、


くにさきの横断幕(っていうの?)が取り外されます。


いよいよ、出航の準備がはじまります。



ラッタルがいよいよ収納。







こんな感じでしまわれます。


これ見ると、あ~いよいよだな~と思いますね。


しばらくして、ゆっくりと艦が岸壁から離れ始め、


舫いが解かれ、


最後の舫いが外れるや否や…


出航ラッパが鳴り、


「出航よ~~~い


の声が響きました。


艦が岸壁からさらに離れていきます。





その時に、


「帽振れ


の声が聞こえました。


艦上で、一斉に白い帽子がゆっくりと振られます。


この瞬間が、ほんっとに大好きです。


いろんなお別れの形がありますが、


何度見ても、やはり艦のお見送りはひときわもの哀しさを感じます。



タグボートにエスコートされながら、


下関を去るくにさきの艦尾には、自衛艦旗が美しくはためいています。


そしてやがて…



関門橋をいよいよくぐります。


こうして、輸送艦くにさきは去って行きました。


輸送艦は、現在3隻あり、一隻は…ドック入りしています。


稼働中は2隻。


感覚的なことだけでいうと、足りないのかなぁと思わないでもありません。


輸送艦ばかり増やしても仕方ないのですが、


なんとなく、足りないのかなぁって。


そんな気がしました。


そんなこというと、いろんなものが足りないって話なので、


言ってもせんないことなんですけどね。


いろんな切なさを感じながら、消えゆくくにさきを見送らせて頂きました。


このまま、母港の呉に向かわれるとのことでした。


そしてそのまま、またすぐに、どこかに向かわれると。


本当に、お忙しい中広報、お疲れさまでした。


そして、とっても楽しい時間を下さってありがとうございました。


また、呉でいつかお目にかかれることを心待ちにしています









輸送艦くにさき一般公開in下関 ~甲板編~

2014年09月04日 | 海上自衛隊

…というわけで、


LCACを堪能させて頂いた後、


甲板に向かうべく、


エレベーターに向かいました。



格納庫から、上を見上げたアングルですね。


これに乗って、甲板に上がります。


輸送艦やひゅうが型DDH見学の時の、


ヲタではない一般人の皆さまに分かりやすい目玉と言えば、


このエレベーターでしょうね。

(あ、いや、別にバカにしてるわけではないので悪しからず)


いせのエレベーターは、それこそ、何回乗っただろうね、ってくらい乗ったので、


もはや、エレベーターには感激できない私になってしまっていますが、


それでも、輸送艦のエレベーターは、ちょっと雰囲気も違うので、


ちょっとワクワクしました



上から見ると、こんな感じです。


思うに、いせのエレベーターは正方形に近い形だけど、


くにさきのエレベーターは長方形っぽい?かんじ。


で、エレベーターで上がると、その正面には、


なんとも不思議なものが目に入りました。



テント???


しかも、明らかに何か売っている様子。


近づくと、そこで売られていたモノは、


飲み物と…


ガリガリくん(笑)


えぇ~


びっくりしたけど、テンション上がった~


お味は、4種類くらいあったかな?


いろんな艦艇見学行ったけど、


甲板でテント立てて飲み物とアイス売ってる艦は初めてみたよ(笑)


しかも、


「当たったらもう一本


となにやら必死で呼び込みをされている感じ。


この日は暑かったし、来たお客さんに楽しんでほしいっていうお心遣いであろう、と、


私は勝手に解釈しましたけども(笑)


で、一緒にいたMちゃんが、がりがりくんを買ってくれたの~


ありがとう~



甲板上には、これまたテントが設置されていて、


そこには、オーシャンビュー(?)的な感じで、椅子が配置されておりました。


なんとも心憎いご配慮です


いや~、輸送艦の甲板で海を見ながらアイスを食べるって、かなりオツな感じですよ






一休みして、


甲板をウロウロしていると、


「くにさきの甲板には、隠れミッキーがいる


らしいこと(笑)が耳に入りました。


そんなことを聞いちゃうと、探さずにはいられないよね


探していると…



いた~


かっ、かわいい~



と、きゃいきゃい言っていると、


近くにいた自衛官が、


「見つけましたか?…他にも、星と桜があるので、探してみてください


と教えてくれたので、さっそく探しに行きました。


すると…





あったぁぁぁ


上が星で、下が桜ですね。


いや~、こういう遊び心が大好きです


ちなみに、なんでこんなことができるかと言いますと、


この周りのザラザラしている滑り止めは、


砂を捲いてつくられているのですが、


これは、ここの乗組員さん自らで作業して作られたものだからですね。


どの護衛艦もそうです。


みなさん、自分たちでザラザラを作られているのです。


なんでって、もちろん、コスパの問題ですよ、コスパの。

(…と、以前お邪魔した「はるゆき」の副長さんから教えて頂きました)


こういうお話を聞くにつけ、防衛費の少なさに心が痛むのですが、


それを、こうして少しでも愉快な感じにしてくださっているところに、


私は感動すら覚えます…


自衛官の接遇って、ディズニーランドのキャストもかくや


って、以前書いたことがありますが、


これなんて、ほうきでミッキー描くキャストさんばりの演出ですよ


そんなわけで、ますます、海自が大好きになっちゃう私なのです


ガリガリくんや、オーシャンビュー形式で並べられた椅子もそうだけど、


「来た人にできるだけ楽しんでもらいたい


っていう、お・も・て・な・しの気持ちが、すごく感じられるんだもの。


私も、長年営業とか接客業をしてきたからかな、


どうしても、こういうところに目がいっちゃうんですよ。


そういうのが、国防に関係あるかと言われれば、


確かに、直接は関係ないんだけど、


でも、必要ないかといわれれば、そんなことはないと思います。


おもてなし、って、日本の美徳の最たるもので、


ここに、あらゆる要素があるのだから。





さて、それから、


どこで見つけたか忘れたけど


こんな張り紙発見。



こういう、くすっ、と笑えるのが好きです


「痛い思いをするのはあなた」


そうそう、そうなのよ。


スカートはいて引っかかっても、


ヒール履いてすっころんでも、


痛い思いをするのはあなたですが、


迷惑がかかるのは自衛官です。


ただでさえ忙しいのに、余計な仕事が仕事が増えるので、


しつこいようですが、女性のみなさん、


「スカート、サンダル、ヒール履きで来ないことを厳となせ


「スカート、サンダル、ヒール履きで来ないことを厳となせ


「スカート、サンダル、ヒール履きで来ないことを厳となせ


↑↑↑

大事なことなので、3度言いました(海軍風で)






で、再び格納庫に戻って、


スタンプコーナーで、


子供たちに交じってスタンプ押してみた。



この、赤いスタンプの水兵さんがかわいい


2003年の観艦式の記念スタンプなのかな?


デザインは一般公募なんですよね。


これデザインした方ってすっごくセンスいい~


もうひとつは、乗艦記念スタンプです。


その後で、


延々と流れている広報ビデオを、ず~~~っと眺めていました。


すると、隠れミッキーの所で、隠れ星や隠れ桜を教えてくれて、


その後も、やたらと何度もすれ違っていた海曹さんと、


ここでも遭遇。


お互い


「あっ、また会いましたね~」的な感じになっていたら、


海曹さん、


「これ、どうぞ」


と、ぽんっとくれたのが、コレ↓↓↓



バッチ。


かわいいぃ~


この赤いのと青いのは、みみずくで、


くにさきのマスコットシンボルです


みみずくってカワイイ~


なぜみみずくかと言いますと、


「ローマ神話の知恵と武勇の女神ミネルバ(ギリシャ神話のアテナ)の使いで、


知恵の象徴であり、夜行性、俊敏な捕食等、その生態からも、


海上作戦輸送を任務とする輸送艦の行動態様と相似している」



からとのことです。(パンフレットより)


なるほど。


ちなみに、青と赤なのは、やっぱり、


みみずくアルファー(青)、みみずくブラボー(赤)ってことなのかな?


そして、このバッチって、


たぶん、子供たちにあげる用だよね…(笑)


それを、嬉々として受けとる、イイ歳の私たち(笑)


だって、うれしいもん





正直、一般公開だと格納庫と上甲板だけだし、


LCAC見られたとしても、そんなに楽しいことはないだろうと思って、


見られるだけでも充分、という気持ちで行ったのですが、


何のことはない。


やっぱり物事って、期待しない方がいいことあるんですね、ホントに。


もう、予想をはるかに上回る楽しいこと、幸せな事がたくさんで、


ここで、私、決めました。


翌日、出航のお見送りに行こうって。


こんなにも素敵な一般公開をしてくれた皆さまを、


せめて、感謝の気持ちを込めてお見送りしたい


と思い、翌日再びあるかぽーとに行くことを決めました。


とうことで、出航に続きます。








輸送艦くにさき一般公開in下関 ~LCAC編~

2014年09月03日 | 海上自衛隊

またまた、しばらく間が空いて申しわけございません…。


お待たせいたしました。




…そう、


輸送艦くにさきに乗り込んで、


早々に、LCACをめざした我々、


後部ハッチに手前が6号艇、海側に5号艇と縦に並んでいる所へ、


ついに足を踏み入れました。


…って、まぁ、別の乗りモノに乗った感触はそんなにないのですが、


なんでしょうか、


国境とか超える時の、


「せ~の」で、ここからカナダ的な、あんな感じです(笑)


よしここからLCACだみたいな。


でも、気分はうっきうっき


わぁいって感じで写真撮っていたのですが、


浮かれすぎてて、妙なものばっかり取ってましたね、私…



せっかくだから、LCACって書いてあるモノを…と思って…。


でも、これは、基本的に誰でも撮る被写体です。


っていうかコレ↓↓↓



…何か分かる人、いらっしゃいます???(笑)


ピンと来た方は、相当なマニアかLCACの乗組員さんかどちらかだと思う。


そう、膨らむ前の、LCACの…なんていうのかな…下の部分の…膨らむとこです



             ↑↑↑
           ここです、ここ(あ、写真はネットから頂いた6号艇です


膨らむ前って、そうそう見る機会がないと思ったので、写真撮りました


この写真も、6号艇のものです。


ここで、我々が気になったこと…それは、


「これって、どのくらいで膨らむの???」


ってことでした。


近くにいらした乗組員さんに聞くと、


「5秒くらいですよ」


との回答。


意外に早くてびっくり


こうなると、次に沸き起こるのは、


「一度、膨らむ時に乗ってみたい


って気持ちです…が、


さすがにムリですから、あきらめますけど


でも、LCAC体験搭乗とかないかなぁ…


まぁ、私は確実に酔いますけどね(笑)


そして、ずんずんと奥に行き、5号艇の方に。



ハッチが空いているので、


海が見えます


そして、ハタとみると、


なにやら、撮影会が行われていました。


ヘルメットをかぶって、LCACの乗組員さんとツーショットで写真が撮れる模様。


その様子をじっと見てて、思った。


海自さんの知り合いから、


「LCACを操縦する人はパイロットって言うんですよね」


とかねがね聞いていたのだけど、


たしかに、格好や雰囲気がパイロットっぽいなぁと、


しげしげ見ていました。


私も、写真を撮らせて頂こうと並びましたが、


そんな、ヘルメットかぶってツーショットなんて、


素人くさいことはしませんよ(笑)


私が撮ろうと待ちかまえていたモノ、


それはコレ↓↓↓↓



ワッペンです


かっこいい~~~~


LCACといえば、やっぱりあの大きなファンが特徴で、


風で動きますのでね


風神のワッペンです


わざわざ並んで撮ったのが、この写真(笑)


きっと、変な女が来たと思われたにちがいない…。


そして、さくさくと、公開されていた場所を覗きに。



っていうか、本当にヘリとかの中みたいです。


輸送機とかみたい。


残念ながら、操縦席は公開されていませんでしたが、


聞いた話によると、


飛行機のコックピットみたいな感じらしいです。


船感、全くないですね(笑)







そして、そのまま、後ろの6号艇に。


さっきと同じ、輸送機の中みたいなところの中を、


しげしげと眺めました。


ここには、私の心をそそるモノがいろいろありましたね(笑)



これとか、



これとか。


外側の、



これとか。


なにかというと、いつもえらそうな安全守則が好きです…(笑)


「断とせよ」


とか、なんでわざわざこんな言い回しなんだろう(笑)


「切れ」


って言えばいいじゃん?


とか、いちいちツッコミを入れながら、見ていると、


中から、すらっとした、すっごく優しい笑顔の素敵な方が出てこられました。


…6号艇の艇長さんでした


ちなみに、ここの安全守則に書いてある、


「クラストマスター」とは艇長さんのことです


艇長さん、安全守則にツッコミ入れつつ笑ってる変な女に、


すごく親切に、いろんな説明をしてくださいました


LCACって、アメリカから買ってるんですね(←田母神閣下が突っ込まれるであろうポイント)



  (↑↑↑言われてみれば、この辺がアメリカっぽい…)


で、アメリカが保有しているのは80隻。


日本にあるのは、6隻…。


ということで、LCACの研修(?)は、アメリカまで行かれたのだそう。


で、


方向変える時はどうするんですか?とか、


陸にあがったらどうやって動くんですか?とか、


かなりいろんな質問をさせて頂きまして、


途中で、取材ノート持ってくればよかったって思ったよ、私。


今度から、艦艇見学の時は、ノート持っていこう


ぴったりなノートが手に入ったのだ~へへへ


…それはさておき、


それくらい、すっごく丁寧に、わかりやすく説明してくださったんです


見学していて思ったけど、


格納庫とLCACの隙間って、ほとんどないの。


なんとそこに、動いている輸送艦に向かって、走りながら入れるには、


輸送艦の速さプラス5キロくらいで走るのだそうです。


この、キチキチの所に・・・・


すごい~~~


出て行くとこや、入ってくるとこを見たかった…


こうなると、ホントに、展示訓練が中止になったのが悔やまれます


あと、もう1つ個人的にツボったのは、


LCAC内にも神棚があるというところ


これは、現役の海自さんでも知らない人が多い、かなりレアな情報です


さっき、飛行機感満載で船感ない、と書いたけど、


そこはやっぱり、海上自衛隊のエアクッション「艇」ですよ


や~、艦内神社好きとしましては、非常に感動しました


これ、


「LCACにも神棚ってあるんですか?」


って聞いたら、


「ありますよ。…言おうかどうしようか迷ってたんですけど、

 あんまりマニアックな話なので、やめておいたんです(笑)」


と艇長さんから言われた話です


あ~、ま、そうですよねぇ…。


ま、もちろん、ある、と言われたら見たいのですが、


一般公開でない場所だったため、撮影していただきました。


これは、掲載OKとのことでしたので、


本邦初公開(だと思う)LCACの神棚です





ちっちゃくって、神棚の御札を入れる部分だけみたいな、そんな感じの、


かわいらしい神棚です


中身は、金毘羅さんか靖国神社の御札とのことです。


どっちなんだろう?


でも、こういうのやっぱり好きだな~


あと、伺った話で印象的だったのが、


これは、後から加わられた別の乗組員さんから伺ったのですが、


かの硫黄島に物資輸送に行く時、


必ず、お神酒と塩を持っていって、


上陸前に捲いて、


「島をお騒がせして申し訳ございません」


と言ってから上陸するのだそうです。


LCACって、音がすっごくうるさいそうなので。


こういうふうに、きちんと慰霊するということが、


やっぱり海上自衛隊だなぁと思いますし、海上自衛隊を好きな所以です。


船乗りって、すっごくゲンを担ぐそうなんですね。


だからそういう、お清めみたいなことをきちんとする。


洋上慰霊式が、今日まで続けられてきていたのも、


船乗りという方たちだからなのではないかぁと思いますね、たぶん。


そういえば、LCACって、艦の中の所属、2分隊なんですね。


LCACがそうなのか、その中の乗組員さんごとに違うのかわからないけど、


お話を伺ったお二人は2分隊って仰ってましたのでね。


なんだかちょっと不思議。


だからって、5分隊ってのも変な感じだけど(笑)





…っとまぁ、こんな感じで、


思った以上に、初のLCACを思いっきり満喫させて頂きました


ちょっと私、最愛の「いせ」からLCACに浮気しそうになったよね、


楽しすぎて(笑)


でも、実際に見て触れて、お話たくさん聞いて、もっと大好きになりました


艇長さん、LCACの皆さま、ありがとうございました


さて、次は、甲板だ~。