「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

護衛艦「いせ」による戦艦伊勢の洋上慰霊式~⑥護衛艦いせで昼食を~

2014年01月27日 | 護衛艦いせ
しばらく、更新できず申し訳ございません…。


なんせ、23日夜に博多ゆる会→そのまま夜行バスで大阪(24日は大阪でみっちり用事)


→25日大阪ゆる会→そのまま飛行機で東京→2月1日2日秋田→2日東京→2月3日帰宅


というアホかってくらいに強硬な遠征スケジュールを立ててしまったため、


更新なかなかできず、申し訳ございませんでした








え~、では、大変長らくお待たせいたしました!


いせの洋上慰霊式シリーズも第6回目となりましたね(笑)


えらく引っ張るとお思いでしょうけど、


それほどの濃い時間を過ごさせていただいたということです。


…前回お届けした、洋上慰霊式が終わりますと、


「ただいまより、ミーティングルームにてささやかですが、

 ご昼食のご用意をしておりますので、ご希望の方はお越しくださいませ」


との艦内放送がありました。


もちろん、行きますよ!


ミーティングルームというと、どの部屋かはわかったのですが、

(↑この部屋)


どうやって行けばいいのかわからないので、


近くの若い士官にお声がけ。


すると、なんともキリっとした身のこなしで案内してくださいました



この人、誰かと似てるなぁと思いながら見ていると、


一緒にいたお友達が、


「あの人って、沈黙の艦隊の艦長に似てない?」


と。


わかった海江田


似てる~~(笑)


体格とか顔つきとか、雰囲気が確かに似ている(笑)


階級は三尉だから若いんだろうけど、


妙に落ち着いてて、できる男の風格を感じます


エスコートの仕方がこれまた、スマートなんですよ


こんなお方にエスコートされるのもまた、海自イベントの醍醐味ですねぇ


っていうか、いつも思うんですけど、


江田島って、女性のエスコートの仕方なんかもカリキュラムに入っているんですか?(笑)


そう思わざるを得ないくらいに、本当にスマートなんだもの。







さて、案内していただいたお部屋では、


もちろんここでもずうずうしく、最前列に座ってごはんを待ちました。


すると、


マイクを持った士官が、およそ海自に似つかわしくない濃い緑色の袋を持って現れました。


「え~、本来なら皆さまにはカレーを味わっていただきたいところでしたが(この日は金曜日)

 残念ながら、この後ドック入りのため、食事を作ることができないので、こちらをご用意しました」


手にした袋を掲げる士官。


「これはですね、先日、フィリピン災害派遣の際同行した陸上自衛隊から頂いた戦闘糧食です」


え???何?つまりミリ飯ですか???


・・・ということで、な~んと、いせ艦内で陸自のミリ飯を味わうという極めてレアな体験に、


我々のテンションはダダ上がりです(笑)


「これを実際に、陸自のみなさんがどのようにして使っているか、実演します」


え?マジで?(笑)


なに?海自の士官がいせの艦内でミリ飯の実演をするの?(笑)


レアすぎる…これはなんて見モノなんだ


そんなこんなで、海自さんが慣れない手つきで、実演開始



「この袋に、水を入れると20分で温まるというしくみになっていまして、さっそく水を入れてみます」


おぼつかない手つきで実演・・・もはや、すべてが面白くて仕方ない私。


「このように水を入れて、袋を閉じます・・・あれ?・・すみません、慣れていないものでちょっと・・・
 
 あ、ちょ、誰か手伝って!クリップ!クリップ持ってきて!」


必死に助けを求める上官の元に馳せ参じる水兵さん(笑)


これは水を入れると化学反応を起こして熱くなるっていう代物なので、当然・・・


「こうやって・・・アチッ!アチチっ・・」


士官さん、郷ひろみ的に容赦なく熱さを増す袋と格闘(笑)


「あ、陸自の方いましたよね?陸自の方ぁ~」


ついに陸自さんに援軍要請するも、後方にいた陸自(広報官)は


「あ、私、あまりやったことないのでよくわかりません


と、あっさり拒絶(笑)


しかたなく、自力でがんばる海自士官・・・(笑)


ちなみに、これは手袋をして使用するものだそうです。


そして、どうにかセッティング完了。


「・・・え~、これで20分待つと温かい食事になるのですが、

 もし、この間に敵が攻めてきたら泣く泣く放置、ということになるわけです」


さすが海自!どんなに苦境に陥っても、ユーモアは忘れない(笑)


そんなところが大好きです。


「皆さまには、さすがに20分もお待ち頂くわけにはいきませんので、温めたものをご用意しています」


3分クッキング的な展開で、温められたミリ飯たちが登場。


今回ご用意いただいたのは、


ウインナーカレー、さんまのかば焼き、サバの煮込み


の三種類です。


三種類なので、当然一人一つづつ頂いて、全てのお味をご賞味させていただきました



未開封だとこんな感じ。


三種類ともメーカーが違うので、袋の色合いも微妙に異なっていました。


三人でわくわくしながら袋から出すと・・・



ウィンナーカレー



さんまの蒲焼



私が頂いたのは、このさばの味噌煮です


ちなみに、それぞれおまけ(?)で


カレーライスには鶏肉の炭火焼と別途白ごはん、蒲焼には海苔とたきこみご飯(だったっけ?)ごはん、


味噌煮には山菜おこわがそれぞれついていました。


やっぱり、体力勝負なので炭水化物多めです。


お味は、普通においしかったですよ~。


もちろん、山菜おこわはこの場では食べ切る勇気はなかったので、


帰りのバス内で夕食として頂きました。


基本的に、ミリ飯は一度温めるものの、


それから持ち歩いて覚めてから頂くものなので、味付けは濃い目ですね。


なので、温めてから食べるとおいしいのですが、


当の陸自さんたちは、まずもって温かいミリ飯を食べる機会はないので、


あまりいい思いはないらしく、おいしいというと変な顔されます


そんなお話を聞くと、本当に心が痛むといいますか…お疲れ様ですとしか言葉がでません。


ところで、カレーと言えば海自ですが、


昨今、自衛隊=カレーというイメージを定着させようという防衛省の意図を


お土産売り場のラインナップからヒシヒシと感じますね(笑)


ちなみに、海自は金曜日=カレーというのは周知の通りですが、


空自は月曜日=カレーらしいです。(←この前聞いた)


陸自は曜日が決まっているとかいないとか・・・どっちなんだろう?


まぁ、こうやって書いておけば、誰かが教えてくれるからいいでしょう(笑)


もちろん、その答えはのちほどシェアします。







余談ですが、士官室には缶メシがご用意されており、


たまたま見かけたのですが、


缶メシがお皿によそってあるのを発見しました(笑)


これ、陸自さんがみたらどう思うかなぁとか思いながら、一人でニヤニヤ(笑)


ちなみに、この温めるヤツは、


家でやってしまうとガス警報器が鳴りだし近所迷惑になりますので、


くれぐれも、屋外でご利用くださいね(笑)


っていうか、そもそも、屋外で使用することしか想定されてないからね~。


にしても、


ごはん1つとっても、愉快なできことが起こる・・・それが海上自衛隊です(笑)←コラ



































護衛艦「いせ」による戦艦伊勢の洋上慰霊式~⑤戦艦伊勢の洋上慰霊式~

2014年01月20日 | 護衛艦いせ
「…5回に渡ってお届けします」と言ったのですが、


あの事故に言及したことで、2回増えてしまいました(笑)


結局、全7回でお送りいたしますので、もうしばらくお付き合いくださいませね。





…5回目にして、ようやく本題の洋上慰霊式をお届けいたします。


今回、護衛艦いせが、あの軍艦伊勢の洋上慰霊式を行う…


これがどれほど大きな意義のあることか、ということです。


ご存じの方も多い事と思いますが、


現・海上自衛隊が保有する最新鋭の大型護衛艦2DDHひゅうが型には、


ひゅうが、いせの2隻があります。


このひゅうが、いせ、の名は帝国海軍ファンには語るまでもないことですが、


あの軍艦日向、伊勢の名を受け継いでいるという点で、


海軍&海自ファンにとっては、なんとも思い入れ深まる護衛艦と言えると思います。


以前、いせがフィリピンのレイテ沖に派遣された時に、


航空戦艦伊勢についてふれましたが、


伊勢は、大東亜戦争において、その主砲を発射した最後の帝国海軍の軍艦でもあり、


三ツ子島海岸にて壮烈な最後を遂げる最後の最後まで、勇壮に戦った名誉ある軍艦です。


その伊勢の洋上慰霊式が、護衛艦いせにおいて行われるというのは、


非常に大きな意義のあることです。


「洋上慰霊式」について、


私が初めてその事を知ったのは、昨年7月の護衛艦はるゆきのレセプションパーティの席でした。


たまたまお隣になった、はるゆきの方から様々なお話しを伺った中で、


私が靖国神社参拝の件や、英霊方への感謝や敬意ということについてお話していた時、


その方が仰いました


「実は、あまり知られていないことですが、海上自衛隊では、戦争中に艦艇が撃沈された場所を航海で通る時、

 艦上で洋上慰霊式を行うんですよ。もちろん、みんな正装して弔銃も発砲します」


と。


この話を聞いた時、なんといいますか、


感謝と感動が入り混じった驚きでいっぱいでした。


海上自衛隊は、ご周知の通り伝統墨守と揶揄されるほど、海軍の伝統を守り続けていますが、


国家元首が靖国神社に参拝するだけで、非難されるようなこの国において(非難するのはマスコミとサヨクだけですが)


彼らは人知れず、英霊方に対して慰霊式を取り行ってくれていたのだという事に、


言葉にできない思いがこみ上げてきたのです。


戦前の全てを否定する事からスタートした戦後、


自らも否定や非難の対象になりながら、それでも、慰霊の儀を取り行うという事が続けれられてきた事に…。


もちろん、12月にフィリピンレイテ沖の時も、


いせでは、洋上慰霊式が行なわれています。


伊勢にとって、浅からぬ縁のある場所ですので、行われないはずはありません。


この時は、陸上自衛隊もいらっしゃいましたが、


おそらく、はじめて目にするであろう、海上自衛隊の洋上慰霊式を


どのような思いで参列していらしたのかな、などど思っておりました。


それにしても、できることなら、一度でいいので洋上慰霊式に参列してみたいと思っていましたが、


まさか、こんなに早くその機会が巡ってこようとは思いもしませんでした。






この日は思ったよりも天気がよく、甲板上でもさほど寒くありませんでした。


なぜか、タイミング良く(ずうずうしく?)最前列に立たせて頂くという栄誉を授かりました。





お隣にお立ちの、識別帽をかぶられたご老人は、


慰霊式の間、目に涙をいっぱいためていらしたのを、懸命にこらえておいででした…。


おそらくは、伊勢にゆかりのある元帝国海軍人でいらっしゃったのでしょう。


喇叭が鳴り、海に、お供物やお花を捧げられ、弔銃が鳴り響くまでの間、


この海の底に、艦長以下190名が伊勢と共に眠っておいでなのなのだと思うと、


言葉に表しようのない感情と涙が溢れました。


献花をされる参列者の中には、御歳90歳になられる、


伊勢の一番砲台の砲手だった方もいらしたようです。


一体どのような想いで献花をされたのでしょうか…


御心中、察するに余りあります。






このような貴重な場にいることが許された事に、


感謝でいっぱいです。


現在の日本において、


戦前の日本の文化を最も色濃く受け継ぐ組織が、海上自衛隊ではなかろうかと、


私は思っています。


それには、批判もあるでしょうし、全てが素晴らしいという気もありません。


ですが、


その多くは、現在の日本において残念ながら失われてしまった、


美しい伝統であるように、私は感じるのです。


私にとって、海上自衛隊は、


失われた戦前の日本と現在の日本とをつなぐ、細い一本の糸のような存在なのです…。


そのことを確信できた機会でもあったように思います。


護衛艦いせの皆様、


大変貴重な機会を賜り、本当にありがとうございました。



























護衛艦「いせ」による戦艦伊勢の洋上慰霊式~④艦橋編~

2014年01月18日 | 護衛艦いせ
今回、いせの体験航海というだけでも、望外の至りでしたが、


なんとなんとですよ


航海中、艦橋見学が許可されておりました


観艦式でさえ、艦橋には入れないというのに、


今回はOKという大盤振る舞い(?)に、もう感涙です


そんなわけで、


みなさんが、エレベーターや甲板に釘付けになっている隙に、


我々は、さっさと艦橋に向かいました。


もちろん、ここでも張り切って1番乗りです(笑)


そして、乗員の皆様のお邪魔になってはいけないので、


最も邪魔でなく、かつ、最も見晴らしのよい場所…


つまり、司令官席の前


3人で陣取って微動だにしませんでした(←非常に大人気ないですが、何か?(笑))


この場所は、もう、keep mustですよ(笑)


いい年した大人3人が、動物園なんかではしゃぐ子供と大差ない感じで、


ウキウキで艦橋からの眺めを楽しんでいると、


艦長がお見えになりました。


その艦長がもうかっこよすぎて素敵すぎて


ステキな男の人は、仕事だとこうまで顔つきが変わるのか


と思わずにはいられません


もう、目が離せませんでしたよ、ホントに(笑)


そんなステキすぎる艦長のお写真がコチラ…


…と、お出ししたいのはヤマヤマですが、


ごめんなさいね


トリミングした写真とはいえ、やはり艦橋内なので、


ここは差し控えさせていただきます…。


どうしてもご覧になりたい方は、


ゆるやかな会にお越しくださいませ(笑)


というわけで、こちらのお写真でご勘弁下さい。



艦橋から見た、エレベーターです(笑)


いかがですかなかなかレアでしょ


それにしても、出向の瞬間をいせの艦橋で迎えられるということはですよ?


そう、出航喇叭(ラッパ)を、生で聞けるということですよ


いや、もう、ね…言葉になりません…


5時方向を見ますと、


非常に緊張感漂う海士さんが、喇叭を手に待ち構えています。


まぁ、こんな大舞台(?)でのソロ演奏、緊張するな、という方が無理からぬこと。


また、護衛艦いせの名誉にかけて、その音を外すわけにも参りますまいな。


そう思いながら見守っていると、


Waveの出航を告げる挨拶のあと、


喇叭が艦橋に鳴り響きました


いやぁ…もう、感激以外の何ものでもないですよ…涙出そうでした


ゆっくりと岸壁から、いせが離れていきます。


が、


ぜんっぜん、動いているのを感じません(笑)




でも、動いてます(当たり前だけど)


ここで、涙出そうではなく、涙が溢れてきました。


すごい体験をさせていただいてると、心底思い、


万感の想いがこみ上げて来るのです。








しばらくすると、


11時方向にくにさき、1時方向にうみぎりが見えました。




くにさきは、同じくらいの大きさですが、


うみぎりからすると、


いせが迫ってくるように見えたことでしょう。


…っていうか、護衛艦であっても、


いせクラスの護衛艦が近づいてくると、


結構なインパクトがあるようです。









そして、今回も書かずにはいられない…


といいますか、


この艦橋編だからこそ、書かずにいられないので、


おおすみがぶつかられた件について、明言します。


この件において、


一度でも自衛艦の体験航海で


艦橋で彼らの仕事ぶりを直に見たことがない人に、


海上自衛隊を批判する権利はない!と明言いたします。


彼らが、どれほど神経を尖らせながら、


安全な航海に務めているか、知りもしないで勝手なことをほざくのは、


絶対に絶対に許しません。


自衛隊は立場上、


声高に釣り船の非をならすことも、


事故の正当性を主張することもできません。


それでも今回は、


マスコミのトンチンカンな報道に毒されずにいる人たちが多いのは、


せめてもの救いです。


漁船、プレジャーボートの類とは、


比較にならない、本当に比較するに及ばないほど、


海上自衛隊は安全航海に務めています。


そして、護衛艦はボートと違い、


一人の判断がその操縦に直結するわけではありません。


言うなれば艦橋は目で、その指令を誤たずに受け取って、


動かすそれぞれの職務があります。


ボートの船長は、自分の目視で危険を察知すれば、


そのまま避けることが直ちにできますが、


自衛艦などの大型船はそうではありません。


でありながら、


「おおすみに気づかず」「まさかぶつかるとは思わなかった」というのは、


同情の余地はないと考えます。


私は、今回のいせだけでなく、


昨年夏に、護衛艦はるゆきでも体験航海の際に、


艦橋にいることができました。


艦橋における、海上自衛官の仕事ぶり、


あの空気を、肌で感じることができたことは、


極めて幸運でしたし、


そんな素晴らしい機会を頂いたことに、感謝でいっぱいです。


だからせめて、


私自身が肌で感じたことを、少しでも多くの人に伝えたい


思った次第です。




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護衛艦「いせ」による戦艦伊勢の洋上慰霊式~③甲板編、そして…~

2014年01月16日 | 護衛艦いせ
日々の偏向報道にイライラする今日この頃ですが、


ここでは楽しく行きましょう


さて、音楽隊の演奏の中、


エレベーターが稼働するとの放送がありました。


きたぁ


私たち三人は、さっさとエレベーターに向かいました。


っていうか、がっつり1番乗りでした(笑)


このブログを読んでくださっている中に、


まさか普通のエレベーターの事と思っている人は、


よもやいらしゃらないとは思いますが、


一応、説明しておきます。


この護衛艦いせはヘリを最大11機搭載できる


大型護衛艦(誰ですか?空母なんて言っている人は。護衛艦ですよ?護衛艦)


ですので、


格納庫(私たちが、優雅に音楽を聴いていた所)から、


ヘリを運搬する、でっかいエレベーターが前後に2機あります。


一般公開などの時は、このエレベーターが目玉となりますね。


私自身、何度もこのエレベーターには載っていますが、


いせに来たら、やっぱり乗りますよ(笑)


ちなみに、このエレベーターですが、


前後につけると、そこにはヘリが格納できませんので、


デットスペースになってしまいます。


なので、米空母などはエレベーターはサイドについているらしいです。


で、昨年夏に進水式を終えたさらにデカイ護衛艦「いずも」は、


エレベーターの1機は、同様にサイドについています。


…こうやって、着々と空…コホン失礼しました


なんでもありません(笑)


…え~、でそのエレベーターがコチラです



上部が、ガゴンという音と共に下がってきます。


で、上がると、



広いですね~。


いせはもう4回目くらいですが、甲板の写真は初めて撮りました。


そして、甲板からの~



補給艦とわだ


そして…




てんりゅうと、


奥にいるのは…おおすみです…。


この時は、まさか、一週間後にこんな事故が起こるなんて、


想像もしませんでした…。


この後部から、LCACが出てきて、


幾度となく、被災地の支援を行ってきた重要な輸送艦です。


昨年夏は、伊豆の災害派遣から、直後に沖縄近海での離島奪還訓練、


そして、その直後には、いせ、とわだと共に、


フィリピンのレイテ沖へ向かいました。


輸送艦の数が不足しているが故の、過重任務ですが、


おおすみは、粛々と任務を遂行して来たのです。


働き詰めだったおおすみが、岡山に修理に向かう途中に、


今回の事故が起こりました。


なんといいますか、やりきれない気持ちでいっぱいです…。


真面目に、誠実に、任務を全うしてきた艦に対して、


マスコミの叩き方は異常です。


今回は、さすがに、まともな日本人なら、


誰しもがおかしいと分かっているようで、その点、せめてもの救いです。


海上自衛隊の艦艇が事故を起こすと、


手を叩いて喜び、口汚く罵る連中は、日本人ではありません。


彼らの特徴は、


口汚い、非論理的で感情的、話につじつまが合わない、平気で嘘をつく、などです。


物事をありのままに観察することができない人間なのですから、仕方ないのでしょうけど、


彼らは、平気で事実を捻じ曲げてきます。


こんな事件で、あたら優秀な自衛官が、更迭されたりする事のないよう、願うばかりです。


おおすみの艦長田中二等海佐は佐賀県のご出身だと、いせの梅崎艦長からお伺いして、


それならば今年、唐津にぜひお越し頂きたい、と考えておりました。


このような事態になると、とてもその実現は無理と諦めるしかありません。


おおすみの乗員は、調査が完了するまで上陸許可がおりません。


以前の、イージス艦あたごの時は、これで自殺未遂者も出ています。


あたごの場合は、訓練の帰りでの事故だったこともあり、


一層の精神的負担が大きかったからとは思いますが、


今回であっても、精神的に大きなダメージがなかろうはずはありません。


おおすみの乗員の皆様が心配です。


そして、彼らのご家族がどんな思いで待っていらっしゃるのだろうと思うと、


ご心中を察するに余りある次第です。


人が二人も亡くなっているのに、海上自衛隊を庇うのか、


という人もいるでしょう。


はっきりと申し上げますが、私個人は、


亡くなったから、というだけの理由で、


彼らを悼む気持ちにはとてもなれません。


必要な装備を怠ったまま海に出て、


おおすみを、なぜか執拗につけまわした挙句、


警笛を無視しておいて、


「まさかぶつかるとは思わなかった」


とは、


どこに、同情の余地があるというのでしょう?


大きい=悪・加害者、小さい=善・被害者


という稚拙な構図を、マスコミは印象づけてきます。


ですが、この印象操作がそういつまでもうまくいくと思っているなら、


マスコミは、確実に視聴者をバカにしています。


今回の事故は、本当に忌々しいですが、


マスコミの洗脳から脱却した日本人が増えてきているということは


むしろ確認できました。


唯一、安心できた点と言っても良いかと思います。





とにかく、1日も早く調査が完了し、


おおすみのみなさんが、上陸できますよう、祈るばかりです。







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護衛艦「いせ」による戦艦伊勢の洋上慰霊式~②乗艦編~

2014年01月15日 | 護衛艦いせ
さて、楽しい前夜祭が明け、迎えた朝は、


なんともすがすがしく、天気も申し分ない絶好の航海日和です


まぁ、自衛隊の女神様に愛された私がいますから、


よもや雨が降るなど、微塵も思ってはおりませんでしたがね(笑)


うっきうきで、


朝から合流したHさんと、ホテルからタクって


Fバースに向かいました。






門をくぐり、さくさくとFバースに向かいます…


と、そこで目にしたのは…


フィリピンから帰ってきたおおすみ





…っていうか、


おおすみ、大変なことになってますね…


おおすみ漁船と衝突


この件については、また後ほど触れます。








さらに進むと、





いや、もう、この光景だけでテンションダダ上がり(笑)


くはぁ~~~~~~


メインイベントを迎える前に、すでにお腹いっぱいになりそうでした(笑)


そんなテンションマックスで歩いていると、


中学生の団体がぞろぞろと…


歩いている方向は同じ。


まさか、まさかとは思うけど、この子らも、いせ???


と思っていたら、


そのまさかでした。


授業の一環とやらで、地元の中学生がご招待されたのだとか


なんてうらやましいんだ


授業でいせの体験航海


子どもたちの表情はとくに楽しそうでもなく、しれっとした感じ。


「君らさぁ…この時間がどれほど貴重か分かってるねぇ、わかってる


とお説教をしたくなりましたよ…


せめてこの中から、一人なりとも、将来海上自衛官が誕生してくれることを祈ります






さて、


入口で受付を済ませると、


ひとりひとりに手渡されたのは、


いせのパンフレットと、


ホッカイロ



さ、さすがは海上自衛隊


どうですかこのお心遣い


しかし、これで驚くのはまだ早かった。


しばし、このだだっ広い格納庫で待つことになっていたのですが…



((´∀`*)ウフフ制服がいっぱい~


しばらくすると、な~~~~~んと


音楽隊が現れたではないですか



なんという、うれしいサプライズ


そんな、いせの格納庫でですよ、


音楽隊の演奏が聞けるなんて、ちょっとステキすぎやしませんか


こんなこと、豪華客船でないとそうそうないですよ


なんでも、音楽隊を呼ぶことは3日前に急遽決まったのだとか。


だからなのか、演奏前に、


指揮者自ら演奏者になにやら耳打ちしてから、演奏が始まっていました(笑)


もしかして、演奏内容、今決めてる??


そんなことを感じさせるあたり、またなんだか楽しい


っていうか、いせの中でなら、なんだって楽しい(笑)


そんな感じで、


優雅で楽しい気分で、出航を待っておりました♫


続く




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