Tシャツとサンダルの候

明星山新ルートを行く。

今日も今日とて、明星山である。

 

「そろそろ、金蘭咲いとるんじゃなか?雨も降らんようだし、ちょいと登って来る。」(私)

「んじゃ、私も行く。」(家内)

 

いつもの炭焼きコースを登っていると、

青峰コース接続ルート?

この山を支えている山の会の方々の熱心さには、まったく頭が下がる。

古い道を探し出してきては整備し、新しい登山道として生まれ変わらせているのだ。

 

「ふーん、こっちから登ろっと。」

「えー!!知らんとやろもん。」

 

知らんから面白かとたい。

長い間、人が通る事がなかったのだろう。

暫くは、荒れた道が続く。

サルトリイバラの実

 

松の花。

 

このコース。中々面白い!

ロープ場あり、

 

細尾根あり、

 

急登あり。

 

これから、明星山を目指す場合、このコースを選択することが多くなるだろう。

但し、

途中途中の分岐に掲げられたルートを示すプレートが、針金で縛ってあるだけで、どれも90度向きが変わっていた。

お陰で道迷いしてしまったぜ。

ま、ボランティアでやってくれているのだ。

文句は言えぬ。

この日の明星山の山道は、あちらこちらで、一面白い絨毯になっていた。

 

見上げると・・・

ははーん、あれか。

どうやらクロバイ(とプレートに書いてあった)の花らしい。

 

ムベ

これもあちらこちらで、山道を白い絨毯に変えていた。

30分程で、青峰ルートに合流する。

ここからは通いなれた道だ。

明星山到着。

 

ハクサンボク

 

頂上の春蘭。

当たり前だが、この前見た時より成長している。

そして、

「あ、エビネが咲いてる!」

 

春蘭もエビネも、ロープで囲われて大事に保護されているのだ。

ホウチャクソウ

 

明星山頂上から、白金縦走路へ向かう。

若干、霧が出てきた。

去年、あれの群生を見たのは、確かこの辺り・・・

 

あった!!

金蘭だ。

でも、まだ蕾だな。

本数も去年より少ない。

時期をずらして、もう一度見にこようかな。

オニタビラコ

 

フデリンドウ

 

木々は各々のやり方で、新芽を芽吹かせている。

白い新芽を下に垂れさせるもの。

上に伸びるもの。

 

赤い新芽も。

 

 

新緑の季節。

山は、どんどん賑やかになってきた。

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