レオナルド・ディカプリオの新作映画「インセプション」を先行上映で観てきました。8割くらいのお客さんの入りで、スクリーン前の席以外は満席状態で混んでいました。ノーラン監督+ディカプリが主演というのと、渡辺謙さんが出演していると言うので大入りだったのかな!?渡辺謙さんは、ほぼ出ずっぱりでしたが、違和感なくて好演でした。この作品はクリストファー・ノーラン監督が自ら書かれたオリジナル脚本と言う事で期待して観ました。まぁ、ちょっと難解なテーマだったけど面白かったです。予告編を見た時は「マトリックス」的な映画なのかなと思っていたけど、実はシンプルな内容のスパイ・トリック映画(勝手に命名w)だったと思います。
まず冒頭のシーンからしばらくは、内容が分かり辛いのをただただやり過ごして行って、流れを掴むだけで精一杯でした。そして、この映画の主人公が何者で、何をやりたいのかを理解し出した物語の中盤辺りからは(遅い!?(^^ゞ)、物語のスピード感が増して行って時空間が複雑に交差して行っても、所々で観客に自然に理解させるようなセリフと映像を挿入しながら物語が進行して行くので、それほど理解不能に陥ると言う事も有りませんでした。他人の潜在意識に入り込むプロセスや現実と夢想下との時間の進み方のズレや、夢の中で死んだらどうなるか?など、丁寧に脚本が作り込まれていて物語の中で説明されています。実際、この細かい部分がこの映画の重要な要素になっているので見逃せない所です。夢の中に入った本人が、夢か現実かを判断するアイテムと言うのも最後までキーポイントでした。
主人公のコブ(ディカプリオ)の職業は、最先端の特殊な装置を使って、ターゲットが睡眠状態にある時に、その人物の脳内の潜在意識に入り込んでアイディアを盗み取るスゴ腕の企業スパイです。実はコブ自身の潜在意識の中に”ある秘密 ”を抱えていて、それが現実世界のコブの罪悪感となって現れてコブを苦しめます。そのコブの潜在意識がどう作用するかによって今回のミッションの命運が掛っています。コブの潜在意識下に現れる女性こそコブの奥さんであり、二人の子供たち。物語が進むにつれてコブが母国アメリカで指名手配をされていて帰国が叶わず子供たちと離れ離れになっている事がわかります。そして、その犯罪歴を消してくれる大物権力者のサイトー(渡辺謙)という男性から、危険が伴う潜在意識の最下層への「インセプション(植えつける)」と言うミッションの依頼を受けます。成功すれば過去の犯罪歴が消されて、晴れてアメリカに帰国して子供たちと再会できる・・・。と言うように、物語の所々に奥さんと子供への愛と葛藤が見え隠れして、単なるバーチャルなSFアクションではなく、究極の愛の行く末も描いていました。
この映画では、ディカプリが新幹線車内でのシーンが有りましたが、「えっ!?新幹線は本物?いつの間に!?」って思っていたら・・・、実際に2009年6月19日に東京での撮影があり、新幹線車内のシーンやヘリの空撮、都内の高層ビルのヘリポートでの撮影が行われたそうです。他にロサンゼルス、ロンドン、パリ、タンジェ、カルガリーなど世界各地で撮影が行われたようです。
「インセプション」(英題:INCEPTION )
■ 日本 公開日: 2010年 7 月 23日(金) (上映時間 2時間 28分)
■ 監 督 : クリストファー・ノーラン
■ キャスト: レオナルド・ディカプリオ / エレン・ペイジ / マリオン・コティヤール / ジョセフ・ゴードン=レヴィット / 渡辺謙 / キリアン・マーフィ / マイケル・ケイン 他
■ 米 公 開 日 : 2010年 7月 16日
■ 全米週末興行成績 : 初登場1位から3週連続1位獲得
■ 解説 ストーリー byYahoo!映画 : 『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン監督がオリジナル脚本で挑む、想像を超えた次世代アクション・エンターテインメント大作。人の夢の世界にまで入り込み、他人のアイデアを盗むという高度な技術を持つ企業スパイが、最後の危険なミッションに臨む姿を描く。主役を務めるのは『シャッター アイランド』のレオナルド・ディカプリオ。物語のキーマンとなる重要な役どころを『ラスト サムライ』の渡辺謙が好演する。斬新なストーリー展開と、ノーラン監督特有のスタイリッシュな映像世界に引き込まれる。
コブ(レオナルド・ディカプリオ)は、人が一番無防備になる状態、つまり眠っている時に夢を通して潜在意識に侵入して他人のアイデアを盗みだすと言う犯罪分野におけるトップ・スペシャリスト。類まれな才能と最高の技術を誇る彼と彼のチームに、ある人物から特別なミッションが依頼される。それは、不可能に近いほど難易度の高いもので、命を懸けた究極のミッションだった。
まず冒頭のシーンからしばらくは、内容が分かり辛いのをただただやり過ごして行って、流れを掴むだけで精一杯でした。そして、この映画の主人公が何者で、何をやりたいのかを理解し出した物語の中盤辺りからは(遅い!?(^^ゞ)、物語のスピード感が増して行って時空間が複雑に交差して行っても、所々で観客に自然に理解させるようなセリフと映像を挿入しながら物語が進行して行くので、それほど理解不能に陥ると言う事も有りませんでした。他人の潜在意識に入り込むプロセスや現実と夢想下との時間の進み方のズレや、夢の中で死んだらどうなるか?など、丁寧に脚本が作り込まれていて物語の中で説明されています。実際、この細かい部分がこの映画の重要な要素になっているので見逃せない所です。夢の中に入った本人が、夢か現実かを判断するアイテムと言うのも最後までキーポイントでした。
主人公のコブ(ディカプリオ)の職業は、最先端の特殊な装置を使って、ターゲットが睡眠状態にある時に、その人物の脳内の潜在意識に入り込んでアイディアを盗み取るスゴ腕の企業スパイです。実はコブ自身の潜在意識の中に”ある秘密 ”を抱えていて、それが現実世界のコブの罪悪感となって現れてコブを苦しめます。そのコブの潜在意識がどう作用するかによって今回のミッションの命運が掛っています。コブの潜在意識下に現れる女性こそコブの奥さんであり、二人の子供たち。物語が進むにつれてコブが母国アメリカで指名手配をされていて帰国が叶わず子供たちと離れ離れになっている事がわかります。そして、その犯罪歴を消してくれる大物権力者のサイトー(渡辺謙)という男性から、危険が伴う潜在意識の最下層への「インセプション(植えつける)」と言うミッションの依頼を受けます。成功すれば過去の犯罪歴が消されて、晴れてアメリカに帰国して子供たちと再会できる・・・。と言うように、物語の所々に奥さんと子供への愛と葛藤が見え隠れして、単なるバーチャルなSFアクションではなく、究極の愛の行く末も描いていました。
この映画では、ディカプリが新幹線車内でのシーンが有りましたが、「えっ!?新幹線は本物?いつの間に!?」って思っていたら・・・、実際に2009年6月19日に東京での撮影があり、新幹線車内のシーンやヘリの空撮、都内の高層ビルのヘリポートでの撮影が行われたそうです。他にロサンゼルス、ロンドン、パリ、タンジェ、カルガリーなど世界各地で撮影が行われたようです。
「インセプション」(英題:INCEPTION )
■ 日本 公開日: 2010年 7 月 23日(金) (上映時間 2時間 28分)
■ 監 督 : クリストファー・ノーラン
■ キャスト: レオナルド・ディカプリオ / エレン・ペイジ / マリオン・コティヤール / ジョセフ・ゴードン=レヴィット / 渡辺謙 / キリアン・マーフィ / マイケル・ケイン 他
■ 米 公 開 日 : 2010年 7月 16日
■ 全米週末興行成績 : 初登場1位から3週連続1位獲得
■ 解説 ストーリー byYahoo!映画 : 『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン監督がオリジナル脚本で挑む、想像を超えた次世代アクション・エンターテインメント大作。人の夢の世界にまで入り込み、他人のアイデアを盗むという高度な技術を持つ企業スパイが、最後の危険なミッションに臨む姿を描く。主役を務めるのは『シャッター アイランド』のレオナルド・ディカプリオ。物語のキーマンとなる重要な役どころを『ラスト サムライ』の渡辺謙が好演する。斬新なストーリー展開と、ノーラン監督特有のスタイリッシュな映像世界に引き込まれる。
コブ(レオナルド・ディカプリオ)は、人が一番無防備になる状態、つまり眠っている時に夢を通して潜在意識に侵入して他人のアイデアを盗みだすと言う犯罪分野におけるトップ・スペシャリスト。類まれな才能と最高の技術を誇る彼と彼のチームに、ある人物から特別なミッションが依頼される。それは、不可能に近いほど難易度の高いもので、命を懸けた究極のミッションだった。
私もそうでしたが、ここまで複雑だと拒絶反応が出てしまうお客さんも多いような気がします。
私も、もう一回見るとスッキリするかも?
なんかこれってリピーターで集客を目論んでいる映画会社の罠にはまっているような・・・。
そう言われれば、私・・・罠にハマってるかも!?
もう1回観たくなってますもん!(^_^;)
まぁ私の場合、骨太ディカプリになってから評価が甘くなっています!(笑)
複雑だけど、じっくり観て深く楽しめる映画ですね!
もう一度、観て?だったところをしっかり把握したいです~
>複雑だけど、じっくり観て深く楽しめる映画ですね!
>もう一度、観て?だったところをしっかり把握したいです~
★そうですね、見た目は複雑でしたね。
今、思い出したけど、うちのダンナさんの近くの席の男性が、
映画が始まって暫らくしたら寝息をたてて寝ていたらしい!(^_^;)
2回位見ないと把握しきれないかも!?(苦笑)
この映画は、いま思うに「夢を操る」という、
かなり大胆な発想の映画ですよね。
でも、夢って、特に夢のまた夢の場合、
そのオモシロさ、怖さは、
自分が「夢を見ている」ことに気づいていないのが前提。
ここが自分がイマイチ、この映画に乗れなかった理由という気がします。
ちょっと複雑なつくりでしたが、見終ってから私ももう一度観たいと思いましたよ。
今度はじっくり観ようと思います。
これ重要だと思います。そこで引っかかって先に進まないとつまらなくなっちゃう。後できっと説明があるさと信じて先に進むのが肝要ですね。
もっともその上でも解らない点は結構残ったりするんですが。
masalaさんじゃないですが、仕方ないから罠にはまってみますかね~。(笑)
>この映画は、いま思うに「夢を操る」という、かなり大胆な発想の映画ですよね。
>でも、夢って、特に夢のまた夢の場合、そのオモシロさ、怖さは、
>自分が「夢を見ている」ことに気づいていないのが前提。
>ここが自分がイマイチ、この映画に乗れなかった理由という気がします。
★脳に作用して、他人に自分の脳内をうろつかれるってことですね。(^_^;)
インセプションって究極のハイテク洗脳とも言えると思いますけど、
なんか、実際やっている事は案外アナログ的な所も有りましたよね?
例えば、コブが夢と現実を見極めるアイテムがベーゴマだったり、
夢から覚めるのために、キックをして突き落すとか・・・
私はそう言うプロセスが、逆にリアルに感じて面白かったです。
>おお~高評価ですね。ちょっと複雑なつくりでしたが、
>見終ってから私ももう一度観たいと思いましたよ。
>今度はじっくり観ようと思います。
★はい、思いっきり高評価付けてみました!(苦笑)
殆んど、面倒くさいって思う所がなかったのでポイントが下がりませんでした。
コブと妻の倒錯の愛のシーンが、多少邪魔っぽいかもしれませんが、
あれでインセプションの怖さを表現していたのかな?と理解しました。
>そこで引っかかって先に進まないとつまらなくなっちゃう。
>後できっと説明があるさと信じて先に進むのが肝要ですね。
>もっともその上でも解らない点は結構残ったりするんですが。
>masalaさんじゃないですが、仕方ないから罠にはまってみますかね~。(笑)
★みなさん、masalaさんの仰るように映画会社の罠にハマってますね!?(笑)
まぁ、でも駄作ならそのままスルーしてポイッですからね!(^_^;)
この映画は、もう一度観て検証してみたくなる映画でしたわ。