みち子の長崎絵日記

シニアライフを元気で楽しく輝いて過ごしましょう!

終末医療の部屋・家族と共に、

2007-10-05 04:16:50 | Weblog
生まれ変わる国立長崎病院を見学してきました。

この病院はご多分に漏れず累積赤字が嵩み、廃院寸前でありました。
4年前、新院長によるいろいろ画期的アイデアで再建に成功しています。
今年は若干の黒字も見込めるそうです。

そのアイデアの一つが「終末期を家族と共に過ごす」こと。
ホテルの和洋室のような立派なつくりです。写真参照。

森院長の方針に「患者さんをたらいまわしにしない」
行き場の無い障害者や老人は最後まで自分が見る。
と言うのが有ります。
「たらいまわし」にしなくても病院経営が成り立つ、
事を実証する事は大変重要な事です。

いま、やっと見つけた病院に入ったとたんに
3ヶ月先に行く次の病院を探さなければならない、
と言って無駄な労力を費やしている家族が大勢います。
私の友達の中にも居ます、
自宅での老々看護は出来ませんからね。

ーー病院再生、次回は「地域住民と共に支える」ーー