みつばちマーサのベラルーシ音楽ブログ

ベラルーシ音楽について紹介します!

「愛の汽車」(2004年)

2008年02月17日 | トーダル
 2004年にトーダルが詩人のルィゴール・バラドゥーリンの詩に作曲して発表したアルバム。
 収録曲のうち「春の日」がロングランヒットした。
 音楽がいいけど、いつも思うのはジャケットデザインが悪すぎること。
 トーダルのCDのジャケットデザイン、も一つなのが多いような気がするけど、その中でも、このCDジャケットは最悪ではないか?

 でもまあ、なかみの音楽がいいから、それでいいのだが。
  
 バラドゥーリンさんのベラルーシ語は、すごく難しくて翻訳作業が大変。なぞなぞのような歌が多い。
 たとえば「10.SOS」もなぞなぞ、というか謎の歌。
 ベラルーシ人がベラルーシ語で聴いても分かりにくいのに、日本語に訳すともっと分かりにくくなってしまいます。
 でも、分かる人には分かります、この歌の言わんとしている意味が。マーサはさっぱり分からなくて、トーダルになぞなぞの答えを教えてもらって、やっと分かりました。
 トーダルも「バラドゥーリンさんのベラルーシ語は、ベラルーシ人にも難しい。めったに使わなくなった言葉を使っているから。」と話していました。
 でも・・・聴くと分かりますが、日本人だから笑える歌でもありますね。これはベラルーシ人には分からないな・・・
 ちなみに歌詞の「君にはテンがいるからね」のテンは毛皮に使われるイタチ科の動物です。

http://contents.kids.yahoo.co.jp/zukan/mammals/card/0149.html


(さらなる詳しい解説についてはしばらくお待ちください。)

・・・・・・
 収録曲

1.愛の貴族
2.女優
3.奥方様
4.ちょっと年配の地主たち
5.夢
6.春の日
7.待っている
8.僕たちの星
9.一生かけて
10.SOS
11.問いかけ
12.影はたそがれる
13.新年