mitumine 夢幻庵日記

夢うつつで過ごしている日々、趣味の絵・旅行・写真・ハイキング・読書などを写真を交えて気ままに記しています。

尾崎左永子 著 「鎌倉百人一首」を歩く 集英社新書 を 読んだ

2008-09-11 19:59:13 | 読書
   

これは楽しい本だ。「鎌倉ペンクラブ選 鎌倉百人一首」は、古今の著名人百人から鎌倉を詠んだ歌一首ずつを選び2006年に発表された(本書から)。鎌倉にゆかりのある人(源頼朝、実朝、北条泰時、一遍上人、夢想国士、西行法師、子規、鉄幹、昌子、岡本かの子等々錚錚たる人たち)が詠んだもの。

本書では、そのうち50首ほどをとりあげて、その歌の詠まれた当時の時代背景や詠み人の生涯、詠んだ場所と思われるところの案内が詳しい。そして写真家原田 寛氏の素晴らしい写真が一層興趣をそそる。

何時かは、「本書を手挟んで、鎌倉を散策してみたい」、と、思わせられる本だ。

コメント (1)
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