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同じ著者によるリンカーン・ライムシリーズ第7作目の「ウオッチメーカー」)(2011/01/14読)にゲスト捜査員として参加したキネシスクの専門家(人のボディイランゲージや言葉の選択、声の抑揚を分析する科学-本書あとがき-から)であるキャサリーン・ダンスが、捜査の中心となってネット上での中傷に端を発した相次ぐ殺人事件を解決する。
彼女自身も母親の安楽死疑惑、子供を抱えての生活と恋心に悩んだり、著者得意の何回ものどんでん返しがあったりと、大作(A5、2段組で499頁)にもかかわらず飽きさせない。楽しめた。