mitumine 夢幻庵日記

夢うつつで過ごしている日々、趣味の絵・旅行・写真・ハイキング・読書などを写真を交えて気ままに記しています。

長谷部 浩 著 「権力と孤独-演出家蜷川幸雄の時代」 岩波書店 を読んだ

2017-07-31 18:38:10 | 2017 日記

昨年80歳で亡くなった氏の評伝。

著者は永年氏の謦咳に接していただけに、演劇に対する氏の情熱が伝わってくる好著となっている。

東京芸大美術学部の油画を落ちて、1955年劇団青俳の研究生を経て新劇デビュー、ところが、状況劇場の唐十郎の戯曲を観て俳優をあっさり諦めてしまう。「唐の戯曲を演じる身体が僕にはない」(20ページ)という理由からだった。

1968年には、蟹江敬三・石橋蓮司らと現代人劇場を結成してアートシアター新宿座で初演出をする(29ページ)。その後幾星霜、ついに世界の蜷川と称されるまでになるのだが、1人の男の生き方として素晴らしいと思う。

私も、さい劇などでシェクスピア劇シリーズ他、多くを楽しませてもらった。合掌

本書は、先月21日に「NINAGAWA マクベス」を鑑賞したときに会場で買い求めてきたもの。

 

 

 

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7月のまとめ

2017-07-31 13:51:25 | 2017 日記

  このブログをご覧いただいた人

 07/01-07/29 の間  1、105人 で 10、320ベージビュー でした  ありがとうございました

スポーツクラブ 21回  絵画教室1回  読書 2冊(「ナショナリズムの昭和」「長いお別れ」)  

観劇 1回(NINAGAWA マクベス)  その他 3(美容院、見舞い、盆踊り櫓建て)


★ 特記事項

先月に続き、スニーカー代わりの靴(キャラバンC1 AC LOW)を買った

安くて(1万円余)・軽い上、防水・透湿ファブリック使用なので浸水しないらしいのがいい。未だ履いてないので確証はない。

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