mitumine 夢幻庵日記

夢うつつで過ごしている日々、趣味の絵・旅行・写真・ハイキング・読書などを写真を交えて気ままに記しています。

「死のクレバス-アンデス氷壁の遭難」 J.シンプソン 中村輝子 訳 岩波現代文庫を読んだ

2017-12-25 14:59:39 | 2017 日記

上の画像は、本書から引用し一部色づけして分かりやすくした。

1985年、著者の英国人ジョーとシンプソンはアンデスのシウラ・グランデ西壁を初登頂(6,356m)後下山途中上図のA地点でジョーが右足を骨折し90mのザイルで確保しながら降りたが再度の事故に遭い(x地点)確保していたシンプソンが止むなくザイルを切断した。

当然のことながらジョーは絶体絶命だったが、幸運にもクレバスの途中の棚に落ちて一命を取り留めた。骨折で歩行不能にもかかわらず、彼の強靱な体力・冷静な判断と行動力が生へと繋がった、感動のノンフィクションだ。

 

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