◆藤の出番
桜の季節が終わると春日部市の花“藤”の出番がやってきます。
当地かすかべで藤の花と言えば樹齢1200年余と言われる国の特別天然記念物「牛島の藤」がよく知られていますが、その他にも市内の公園や神社などではよく藤棚を見かけます。
また、春日部駅西口の「ふじ通り」にはその名の通りの通り道路の両側に立派な藤棚がありますが、開かずの踏み切りを渡って行かなければいけないのでなかなか行けません。
そして、例年であれば藤の花の時期には、このふじ通りで春日部を代表する一大イベント「春日部藤まつり」が行われ、多くの見物客が訪れ、華やかなパレードや模擬店などで賑わうのですが、昨年(2021年)は、一昨年(2020年)に引き続き新型コロナウイルス感染拡大の影響により2年連続中止、そして今年も残念ながら中止が発表されおり、引き続きオンライン形式での開催となるようです。やはり寂しいですね。
◆神明社の藤
日光道中粕壁宿の問屋場跡辺りは、江戸時代に名主を務めた見川家の屋敷があったとされ、その敷地内に祀られていたとされる粕壁神明社の境内にも小さいですが藤棚があります。
夏の暑い日にはこの藤棚の下で涼むことがありましたが、なかなか上を見上げる心の余裕がありませんでした。そう言えば藤の花でした。
藤棚の先は神明社本殿
小さな藤棚
古びた木のベンチでしばし藤の花見
房は短いですが、藤の花は散り始めていました。
ここのところ、気温の高低差が大きく、体調を整えるのが難しかったですね。マスクを付けていますので、いきなりの夏日、熱中症対策などと言われても。
水分をしっかり補給してバテないように気をつけましょう。