3月11日 東日本大震災から今日で一年。
私たち職員も今日は特別な想いで活動しております。
毎日仮設住宅を巡回している生活支援相談員もみなさんを気にかけ、昨日から巡回の回数を
増やしております。
そして本日は、宮古市総合体育館シーアリーナで一周年追悼式が行われました。
その会場の横ではボランティアさんに洗浄してもらった写真を、返却いたしました。
今日までの一年間毎日活動してきた災害ボランティアセンター。
本当にたくさんのボランティアさんに活動して頂きました。
最初はガレキ撤去、泥だし作業...
流されたものも多いと思いますが、みなさんの思い出だけは残したい!と作業中に見つけた物を
回収していきました。
その中には写真や位牌。持ち主に返したい!という思い。
しかし、いったん泥や海水をかぶった物は洗浄する必要がありました。
そこでかわいキャンプさんを筆頭にボランティア活動で、新たに「写真洗浄」が加わりました。
ボランティアさんの手で一枚一枚丁寧に気持ちを込めて洗浄して頂きました。
最初は市内の小学校で行ない、その後はかわいキャンプさんに託して今までずっと行なってきた写真洗浄。
3月11日に合わせて写真を返却しようと頑張ってきた本日、少しでも多くに方の元に帰ることを祈りながら、
今日もたくさんのボランティアさんに手伝って頂きました。
体育館いっぱいに並べられた写真は、すべて写真洗浄した物。
本当に数えきれないほどの数です。
探しやすく地区ごとに置かれたものに来て頂いたみなさんは、一枚一枚確かめるようにじっくり見ていました。
住民の皆さんからは、「ありがとう」 とたくさんの感謝の声。
ボランティアさんも涙ながらに対応している場面も見受けられました。
写真は形に残せる本当に大切な思い出になっていると思います。
今回少しでもみなさんの元に返せたことを嬉しく思います。
まだ返却できていない写真については、4月から生活復興支援センターのプレハブにて返していきます。
そして各地域での返却会も予定しております。
私たちは何かを直したり、建てたりできませんが、住民の方に寄り添った活動をこれまで行なって
きたつもりです。
今回の写真洗浄からの写真返却、本当にたくさんのボランティアさんに活動して頂きました。
特にかわいキャンプのみなさんはずっと携わって頂き、リーダーとしてみなさんに色々と教えて下さいました。
今日もかわいキャンプさんは特別な想いで活動していたと思います。
写真返却が終了した夕方には、生活復興支援センターに来て、何度も何度も私たちに「ありがとうございました」
「おかげ様でした」とお礼を述べて行きました。
これまでの活動や3日間の写真返却でのかわいキャンプさんやボランティアさんの熱い思いに、
本当に感動いたしました。
これからも返却するうえでお世話になります。
よろしくお願いします。今まで本当に長い間写真洗浄して頂きありがとうございました。
写真返却には3日間で来場者700名、ボランティアさん約200名!とたくさんの方が手伝ってくれました。
本当にありがとうございました。
そして、ボランティア活動内容も変わっていくと思いますが、これからも活動を続けます。
みなさん!またよろしくお願いします。
明日の活動予定
・写真返却の片づけ
・利用支援
明日もよろしくお願いします