母は料理がびっくりするほど嫌いで、苦手意識も強くおやつはこれ以外
作ってはくれませんでした。その唯一いつでも言えば作ってくれたのが
蒸しパンとホットケーキ。
子どもの頃虚弱で食が細く、好き嫌いも多かったので、主食代わりに作って
くれたのだと思います。
だからシンプルだけれど美味しいおやつというと私はやっぱりこれ。
今では娘の友達が、「ママのホットケーキ&蒸しパンが食べたい」
と言ってくれるほどふんわりしっとり、そして食べごたえがあるものに
仕上がってきました。
まだまだレシピは進化し続けているので、現段階の最高と思える調合に
なっています。
是非お試しいただいて、感想を下さればうれしいです。
成功するための※コツをたっぷり書くので、嫌にならずに全部きっちりい
真似してください。それぞれその理由も書きますから!
ホットケーキレシピ(直径21センチフライパン1枚分)
材料
A
小麦粉 200g
きび砂糖 65g
ペーキングパウダー 6g
B
牛乳 200ml(※1卵と合わせてほぼAと同量~大さじ1程度多くなるよう調節します)
卵 M1個(平均60g)
バニラエッセンスまたはバニラオイル
C
バター
マーガリン、有塩バターでも可
器具
ステンレスボウル2個、 軽量カップ、キッチン秤、小さじ、菜箸2~4本、
21㎝テフロンフライパン
(※ない場合は、鉄のフライパンにクッキングペーパーを円に切ったものを敷く)
フライ返し
作り方
1.ボウルを計量器の上に乗せ、Aの材料を測りながら加えていく。
※泡立て器を使って、粉を全体的に空気を含ませるように1分間かき混ぜる。
ふるわなくても済むのでかんたん。
2.2つ目のボウルBに卵を入れ、さらに牛乳、バニラを加える。
3.調理台にタオルを畳んで置き、そのタオルにヤカンで沸かしたお湯を注いで
しみ込ませる。押せば染みでる位。
4.ボウルBをタオルの上にのせ、泡立て器を使って底からすくうように2分位は
強めにかき混ぜる。全体が混ざってさらさらの液体から泡っぽい感じに変わればOK
※卵は湯煎する事で形状が安定するので泡がつぶれにくくなる。
5.ボウルAにボウルBの卵液をざっと流し入れ、天ぷらの衣を作る要領で菜箸を
開いて2本ないし4本使って底からざっくりと混ぜ合わせる。大きな白い粉が
見えなくなればよい。
※混ぜすぎは小麦粉を糊にしてしまいネットりする原因になるのであくまでも手早く
ざっくりを心がける。
6.フライパンを中火にかけ、掌をかざして温かさが伝わってきたら極弱火にし、先ほど
使ったタオルに冷たい水をかけ、フライパンの底を軽くあて「ジュッ!」と言ったら
ガス台に戻す。
※必要以上の熱を取ることで適温にし、焦げを防ぐことができる。
7.バターをフライパンに溶かしてまんべんなく広げ、
ゴムベラや牛乳パックを四角に切ったものを使ってボウルに入っているタネを
一気にフライパン中央に流し入れる。
8.蓋をして約10分間加熱。生地の縁1cmくらいが加熱され表面にポツポツと穴が
開いてきたらひっくり返します。
※苦手な人は、大きなお皿を底に差し込んで生地を移し、フライパンで蓋をするように
被せてから皿ごとフライパンをひっくり返すと絶対に失敗しません。
9.蓋をしてさらに2~3分加熱しますが、表面も加熱されると固く乾いてしまうので
ここで表面にちょっと多めにバターを全体に塗っておきます。
中心の部分がふんわりと盛り上がってきます。その中心を手でちょっと押すと、弾力が
あって戻ってくる感触があれば焼き上がり。
指の形にちょっとへこんでしまえばまだ加熱が必要。あと1~2分待ちます。
10.これで出来上がりです。メープルシロップやクリームチーズ、ジャムなどをのせれば
しっかりおやつになります。