文科省<キレる子対策>有識者会議設置
yahoo!ニューストピックスより転載。
<キレる子対策>乳幼児から…保育現場で活用目指し会議設置
毎日新聞 4月23日(月)2時31分配信
「キレる子ども」やいじめ、学級崩壊など「子どもの心の問題」が社会的に注目されるなか、文部科学省は近く、乳幼児期の教育などから対処法を考える有識者会議を発足させる。子どもの情動の原型が乳幼児期までに形成されるとした報告などを踏まえ、会議には保育園関係者らも参加する。文科省は来年3月までに報告書をまとめ、保育現場に対する指針作りなどに活用したい考えだ。
子どもの心の問題を巡っては、従来の経験則に基づいた指導では「効果が上がらない」という声が教育現場から上がっている。文科省の「情動の科学的解明と教育等への応用に関する検討会」が05年にまとめた報告書は、子どもの情動について「生まれてから5歳くらいまでにその原型が形成される」と指摘。「乳幼児期の適切な環境とコミュニケーション、愛情、教育が大切」としている。
今回はこうした報告書の内容を踏まえ、保育や教育の現場での子どもの指導にどうフィードバックさせるかを議論する。また、05年の検討会では、子どもの情動と脳の働きに関する科学的研究の進み具合についても議論されており、文科省は「子どもの脳に関する研究成果を現場で応用できるようにしたい」(児童生徒課)と話している。【鈴木敦子】
転載終了
ちょうど記事にしようかと思っていた内容なのでタイムリーでした。
今回の会議以前に調査された05年について、またそれ以降の調査についての記事がありました。
キレる子の原因を探れ
医学処 -医学の総合案内所-より転載
2006年09月10日
キレる子の原因を探れ!徹底的に追跡調査。
「キレる子」の原因探れ、食事・睡眠など追跡調査へ
児童・生徒が授業中などに突然、「キレる」原因を解明しようと、文部科学省は2007年度から、「定点観測」調査に乗り出す。
食事、テレビ視聴などの生活習慣や家庭環境が「キレる」現象にどう影響しているかを探ることで、生活・学習指導に役立てるのが狙いだ。同省は来年度予算の概算要求に約1億5000万円の関連経費を盛り込んでおり、今後、モデル校や調査テーマ設定などに着手したいとしている。
小中学校などの学校現場では、近年、普段はおとなしい児童・生徒が教師から注意を受けると、突然、「うるさい」と食ってかかったり、教師に暴力を振るったりする「キレる」行動の増加が問題になっている。
文科省によると、04年度に全国の公立小学校2万3160校で児童が起こした校内暴力は前年度比18・1%増の1890件に上り、過去最悪になった。喫煙など生活の乱れが表れる問題行動の場合、指導しやすいが、通常は問題がない児童・生徒が「キレる」時は、原因がわかりにくく、指導も難しい。
このため、文科省は05年に「情動の科学的解明と教育等への応用に関する検討会」を設置し、科学的な視点で問題行動の背景を探る手法を検討。「高度情報化社会が子供の脳に及ぼす影響についての研究」「児童・生徒の情動に関する客観的なデータ」が必要との結論を得た。
文科省は06年度、調査手法などの検討を重ね、07年度から研究テーマの絞り込みや対象地域選定を行うための準備研究に着手する。
幼稚園や小学校時代から特定の児童を対象として選び、保護者の同意を得た上で、数年間にわたり調査する方針だ。〈1〉朝食摂取状況や睡眠時間などの生活リズム〈2〉テレビ視聴やテレビゲームをする時間〈3〉家族構成――などを研究テーマとし、これらの要素と行動がどうかかわっているかを分析する予定だ。調査は、例えば五つの研究テーマで2000人ずつなどとする規模を想定している。
幼児を対象にした「生活・成育環境と発達との関係」を研究している小泉英明・日立製作所フェローは「問題行動がなぜ起こるか、推測で語られているが、実際はよく分かっていない。実態把握をするため、科学的な証拠を集めることが重要だ」と話している。ら
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まあ恐らく、脳に異常がなければ、親のせいだと思いますが。普段普通にしているといっても、小学生が教師に殴りかかるなど尋常なことではありません。保護者と教師と役人で「協力して」原因を究明することが大事です。逆に、保護者が非協力的だと、「ああコイツが原因か」ってすぐ分かりますからね。楽なもんです。
小児の脳神経内科分野が発達すれば、人格障害も「もしかしたら」ケアできるかもしれませんね。というわけで期待印。
転載終了。
医学処 -医学の総合案内所-のオーナーさんはドクターのようですが詳細は明かされていません。
でも最後のコメントにある様に「保護者と教師と役人で「協力して」原因を究明すること」が出来なかったために
今回また同じような会議に至ったのだと私も確信しています。私はさらに
「保護者と教師と役人と小児科医と保育の専門サポーター」との連携を義務化しなければまた再度意味のない会議が
続いて行くはずです。
シュタイナー幼児教育の学びの中で習ったのは、
「愛情をかけられていると感じ、満足している子どもは心が安定している。」
という大原則。
これは、わかっているものではあっても目から鱗が落ちた一文で、
親としては一生懸命に愛情を注いだつもりになっていても、子どもが満足出来て
いなければ心の安定は得られない。
つまり何かしか問題行動のある子は満たされないものを抱えているというなのです。
もしかしてそれは親ががんばっても無理な医学的アプローチかもしれないし、
大人だって肉体的な問題があれば意味もわからずイライラすることがあるのだから
検査や聞き取りは大事な事です。
第3者に指摘されなければわからない親の子育てにおけるアプローチの間違いかもしれない。
無知な親には食や健康に対する教育が必要だし、暴力からは守らなければいけないし、
とにかくも、家庭の中にまで入り込んで、大人のプライバシーなどそっちのけで本気で
子どもが手遅れにならないうちに親子共々関わっていくことを法律的に許可してくれないと
どうにもならない所まで来ている。
今度こそちゃんとやって欲しい!!行政!
yahoo!ニューストピックスより転載。
<キレる子対策>乳幼児から…保育現場で活用目指し会議設置
毎日新聞 4月23日(月)2時31分配信
「キレる子ども」やいじめ、学級崩壊など「子どもの心の問題」が社会的に注目されるなか、文部科学省は近く、乳幼児期の教育などから対処法を考える有識者会議を発足させる。子どもの情動の原型が乳幼児期までに形成されるとした報告などを踏まえ、会議には保育園関係者らも参加する。文科省は来年3月までに報告書をまとめ、保育現場に対する指針作りなどに活用したい考えだ。
子どもの心の問題を巡っては、従来の経験則に基づいた指導では「効果が上がらない」という声が教育現場から上がっている。文科省の「情動の科学的解明と教育等への応用に関する検討会」が05年にまとめた報告書は、子どもの情動について「生まれてから5歳くらいまでにその原型が形成される」と指摘。「乳幼児期の適切な環境とコミュニケーション、愛情、教育が大切」としている。
今回はこうした報告書の内容を踏まえ、保育や教育の現場での子どもの指導にどうフィードバックさせるかを議論する。また、05年の検討会では、子どもの情動と脳の働きに関する科学的研究の進み具合についても議論されており、文科省は「子どもの脳に関する研究成果を現場で応用できるようにしたい」(児童生徒課)と話している。【鈴木敦子】
転載終了
ちょうど記事にしようかと思っていた内容なのでタイムリーでした。
今回の会議以前に調査された05年について、またそれ以降の調査についての記事がありました。
キレる子の原因を探れ
医学処 -医学の総合案内所-より転載
2006年09月10日
キレる子の原因を探れ!徹底的に追跡調査。
「キレる子」の原因探れ、食事・睡眠など追跡調査へ
児童・生徒が授業中などに突然、「キレる」原因を解明しようと、文部科学省は2007年度から、「定点観測」調査に乗り出す。
食事、テレビ視聴などの生活習慣や家庭環境が「キレる」現象にどう影響しているかを探ることで、生活・学習指導に役立てるのが狙いだ。同省は来年度予算の概算要求に約1億5000万円の関連経費を盛り込んでおり、今後、モデル校や調査テーマ設定などに着手したいとしている。
小中学校などの学校現場では、近年、普段はおとなしい児童・生徒が教師から注意を受けると、突然、「うるさい」と食ってかかったり、教師に暴力を振るったりする「キレる」行動の増加が問題になっている。
文科省によると、04年度に全国の公立小学校2万3160校で児童が起こした校内暴力は前年度比18・1%増の1890件に上り、過去最悪になった。喫煙など生活の乱れが表れる問題行動の場合、指導しやすいが、通常は問題がない児童・生徒が「キレる」時は、原因がわかりにくく、指導も難しい。
このため、文科省は05年に「情動の科学的解明と教育等への応用に関する検討会」を設置し、科学的な視点で問題行動の背景を探る手法を検討。「高度情報化社会が子供の脳に及ぼす影響についての研究」「児童・生徒の情動に関する客観的なデータ」が必要との結論を得た。
文科省は06年度、調査手法などの検討を重ね、07年度から研究テーマの絞り込みや対象地域選定を行うための準備研究に着手する。
幼稚園や小学校時代から特定の児童を対象として選び、保護者の同意を得た上で、数年間にわたり調査する方針だ。〈1〉朝食摂取状況や睡眠時間などの生活リズム〈2〉テレビ視聴やテレビゲームをする時間〈3〉家族構成――などを研究テーマとし、これらの要素と行動がどうかかわっているかを分析する予定だ。調査は、例えば五つの研究テーマで2000人ずつなどとする規模を想定している。
幼児を対象にした「生活・成育環境と発達との関係」を研究している小泉英明・日立製作所フェローは「問題行動がなぜ起こるか、推測で語られているが、実際はよく分かっていない。実態把握をするため、科学的な証拠を集めることが重要だ」と話している。ら
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まあ恐らく、脳に異常がなければ、親のせいだと思いますが。普段普通にしているといっても、小学生が教師に殴りかかるなど尋常なことではありません。保護者と教師と役人で「協力して」原因を究明することが大事です。逆に、保護者が非協力的だと、「ああコイツが原因か」ってすぐ分かりますからね。楽なもんです。
小児の脳神経内科分野が発達すれば、人格障害も「もしかしたら」ケアできるかもしれませんね。というわけで期待印。
転載終了。
医学処 -医学の総合案内所-のオーナーさんはドクターのようですが詳細は明かされていません。
でも最後のコメントにある様に「保護者と教師と役人で「協力して」原因を究明すること」が出来なかったために
今回また同じような会議に至ったのだと私も確信しています。私はさらに
「保護者と教師と役人と小児科医と保育の専門サポーター」との連携を義務化しなければまた再度意味のない会議が
続いて行くはずです。
シュタイナー幼児教育の学びの中で習ったのは、
「愛情をかけられていると感じ、満足している子どもは心が安定している。」
という大原則。
これは、わかっているものではあっても目から鱗が落ちた一文で、
親としては一生懸命に愛情を注いだつもりになっていても、子どもが満足出来て
いなければ心の安定は得られない。
つまり何かしか問題行動のある子は満たされないものを抱えているというなのです。
もしかしてそれは親ががんばっても無理な医学的アプローチかもしれないし、
大人だって肉体的な問題があれば意味もわからずイライラすることがあるのだから
検査や聞き取りは大事な事です。
第3者に指摘されなければわからない親の子育てにおけるアプローチの間違いかもしれない。
無知な親には食や健康に対する教育が必要だし、暴力からは守らなければいけないし、
とにかくも、家庭の中にまで入り込んで、大人のプライバシーなどそっちのけで本気で
子どもが手遅れにならないうちに親子共々関わっていくことを法律的に許可してくれないと
どうにもならない所まで来ている。
今度こそちゃんとやって欲しい!!行政!