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私の話も、あなたの話も

ペンダントボトル

2008-06-09 21:50:04 | 心の世界
鞍馬山へ行く前に、今私に必要なボトルと同じ色のペンダントを注文してあったのでいただいていきました。



大阪で友だちと待ち合わせ、姫路城に登って天守閣で最高にエネルギーに満ち溢れた播磨の山風を受け、大いに力をもらいました。東京よりもはるかに広々としてそして少し低く感じる所に大きな雲が、駆け足のように行く筋も流れていきます。

その先、その雲の行き先が京都の山です。



鞍馬寺の本堂に入るまでは、その山を全て歩けるかどうか決める自身はありませんでした。膝に靭帯がないことや、膝関節症で階段の上がり降りも不自由しているからです。

正午、一人で山へ入りました。ケーブルで本堂まで進むと、本殿の正面の地面には以前に本柱があったという石タイルのマーキングがあり、その上に立つと大きなエネルギーもらえるという場所がすぐ見つかりました。

なぜならそこで、天と交信している明らかにあるヒーリンググループの人らしい中年女性が立っていたからです。そこに私も立ってみたくなりました。そこに立てば山を歩ききれるかどうかわかるような気がしたからです。



具体的な言葉や、不思議な体験はなにもありませんでしたが、ただそこに立ってみて

「今日は山を歩こう」

と決めることができました。

それでも鞍馬は不思議な場所でした。歩き始めから下山まで、山全体から見守られているような、肯定的な共感の気に包まれているようでした。そのため、つらい登りも長い階段も、誰かが両脇を抱えてくれているような体の軽さがありました。

もしそうでなければ3時間かかったとしても決して私の体では歩き切れなかったでしょう。歩き終えた時にはただ

「感謝」

に満たされていました。帰りの電車で京都市内に向かう時には山から離れたくないと思う名残惜しさがありました。